毛穴の開きと黒ずみにすぐれたクレンジングの選び方

毛穴の開きや黒ずみ、詰まりなど、毛穴の悩みを抱えている女子は本当に多いですよね。

ファンデーションや下地で毛穴を隠すことはできても、やっぱり根本的に改善して毛穴レスな肌を目指したいもの。

そこで、こちらでは毛穴ケアに最適なクレンジングの選び方やおすすめアイテムをご紹介します。

などなど、毛穴の悩みを改善できるクレンジングはないかなとお探しの方、必見!今使っているクレンジングを見直して、自信の持てるすっぴん肌を手に入れましょう!

あなたの毛穴タイプは?最適なクレンジングを見つけよう

毛穴のタイプ別おすすめのクレンジング

本来、毛穴は皮脂を分泌することで、肌をほこりや細菌、乾燥から守るために必要なもの。

とはいえ、顔は他の部位よりも皮脂腺が大きいので、どうしても目立ってしまいます。そもそも、なぜ毛穴が目立ってしまうのかというと、その主な原因は4つ。

人によって毛穴の状態や原因が違い、それによって最適なクレンジング料も変わってくるので、まずは自分の毛穴がどのタイプなのか、きちんと把握しておきましょう。

開き毛穴タイプ

  • 皮脂分泌量が多めで、朝起きると肌がべたつきがち
  • 肌のテカリが気になる
  • 化粧が崩れやすい

こんな方は、もともと皮脂分泌量が多く、毛穴が大きく開いてしまうことが原因。

頬や鼻を中心に全体的に毛穴の開きが目立ちます。

クレンジング選び方

開き毛穴は、もともとオイリーな肌質で皮脂分泌量が多いことが原因なので、皮脂をさっぱり取り除けるクレンジングを選びたいもの。

とはいえ、必要な皮脂まで取り去ってしまう洗浄力の強いクレンジングは、過剰な皮脂分泌を招き、かえって毛穴が開いてしまうこともあります。

ミネラルオイルなど脱脂作用の強いオイルを配合したクレンジングは避けるほうが賢明。

開き毛穴には、油分少なめで洗い上がりがさっぱり、適度に保湿できるジェルクレンジングがおすすめです。

黒ずみ毛穴タイプ

  • 肌を触るとざらざらしている
  • ニキビや吹き出物ができやすい
  • いちご鼻になりやすい

このタイプの方は、余分な皮脂と古い角質が混ざり合い、毛穴に詰まってできた角栓が空気に触れて酸化し、黒ずんで見えることが毛穴の目立つ原因。

いちご鼻と言われるように、小鼻の周辺に多く現れます。

クレンジング選び方

黒ずみ毛穴は、余分な皮脂と古い角質が混ざった角栓が毛穴に詰まることで起きるので、まずは角栓ができないよう予防することが先決。

それには、毛穴の汚れやがしっかり落とせ、なおかつ古い角質まで吸着できるジェルタイプのクレンジングが最適です。

特におすすめはこんにゃくスクラブ入りのジェルクレンジング

肌を傷めない丸いスクラブが毛穴の汚れや古い角質を吸着するので、黒ずみ毛穴改善に効果が期待できます。

たるみ毛穴タイプ

  • 肌の弾力やハリが低下している
  • 頬の毛穴がしずく状になって目立つ
  • 年齢が30代以上

加齢で肌がたるみはじめると頬を中心として目立ってくる毛穴のタイプ。

肌内のコラーゲンが減少、劣化して肌のハリや弾力が失われると、毛穴の周辺がゆるんで垂れ下がり、しずく状のたるみ毛穴がつくられます。

クレンジング選び方

クレンジングによる肌への摩擦は、コラーゲンを劣化させ、肌をたるませる原因に。

そのため、肌の弾力低下が原因で起こるたるみ毛穴には、摩擦が少なく、手早くするんとメイクが落とせるW洗顔不要のオイルクレンジングがおすすめ。

ただし、ミネラルオイルを主原料としたクレンジングオイルは、肌を乾燥させてしまうため、アルガンオイルやコメヌカオイルなど、植物性の油脂を主原料にした油脂系オイルクレンジングを選びましょう。

プラセンタエキスやフラーレンなど、エイジングケア成分配合のクレンジングなら、さらにGOODです。

乾燥毛穴タイプ

  • クレンジングや洗顔をした後、肌がつっぱる
  • 肌のキメが乱れて透明感がない
  • 乾燥する季節になるとより目立つ

このタイプは、肌が乾燥しやすく、保湿不足で肌がしぼんでしまい、毛穴の影が黒く映るために目立ってしまいます。

頬全体に現れ、秋冬の乾燥する時期になるとさらに目立ちはじめます。

クレンジング選び方

乾燥毛穴には、脱脂作用が高く洗浄力の強いクレンジングはNG。

洗浄力もほどほどで保湿効果に優れたクリームクレンジング。もしくはミルククレンジングを選びましょう。

ただ、ふだん濃いめのメイクをしている方はメイク落ちのいい油脂系オイルクレンジングがおすすめ。

油脂は人の肌の皮脂の代わりとなってくれるので、クレンジング後も肌内の水分蒸発を防ぎ、乾燥から肌を守ることができます。

どんなタイプのクレンジングでも、使うときにはアイメイクや口紅は専用のリムーバーで先に落としておきましょう。

目元や口元は皮脂腺が少ない上、皮膚も薄く、肌の刺激を受けやすい部位。

クレンジング時にゴシゴシ摩擦してしまうと、乾燥させてしまうだけでなく、後々、炎症を起こして色素沈着などの肌トラブルを招いてしまうことがあります。

目元・口元はこすらないよう、クレンジング時には注意してくださいね。

クレンジング種類によって変わる特徴と毛穴ケアについて

自分の毛穴悩みの原因と適したクレンジング料、何となくつかめましたか?次にクレンジングの種類別に特徴や効果的な使い方をご紹介します。

オイルクレンジング

オイルクレンジングは、濃いメイクもするんと落とせますが、その分、洗浄力が高め。

使っているオイルによっては肌を乾燥させ、かえって過剰な皮脂分泌を招き、毛穴を目立たせてしまうことがあります。

そのため、脱脂作用の強いミネラルオイルをメインにした安価なオイルクレンジングは毛穴ケアにはNG。植物性のオイルをメインにした油脂系オイルクレンジングがおすすめです。

ただし、油脂系オイルクレンジングは油分が多めなので、脂性肌の方が使って肌に残ってしまうと毛穴を詰まらせてしまうこともあるので注意。

オイルタイプのクレンジングは、メイクとなじませた後、ぬるま湯を少し手に取り、顔の上でオイルと乳化させて使います。

顔全体が白濁したら洗い流してメイク落とし完了。乾燥毛穴タイプやたるみ毛穴タイプの方に向いています。

クリームクレンジング

洗浄力もほどよく、油分が多めのクレンジングで摩擦ダメージも少ないのがメリットですが、お風呂場等、湿気のある場所で使うとメイクとのなじみが悪く、基本的に塗れた手で使えないのがデメリット。

ただ、うるおいを残しながらメイクを落とせるので、乾燥毛穴タイプやたるみ毛穴タイプの方に適しています。

使い方は、乾いた手に適量を取り、肌になじませたら一度ティッシュオフか、ぬるま湯ですすぎます。

その後、洗顔料によるW洗顔をしないと、肌に油分が残り、毛穴を詰まらせる原因となることがあるので注意しましょう。

ジェルクレンジング

油分が少なめで清涼感があり、毛穴ケアに最も使いやすいタイプのクレンジング。

W洗顔不要で塗れた手でも使えるタイプが多いので、使い方も簡単。毎日のクレンジングも超楽チンです。

さらに美容液成分がたっぷり配合されているアイテムが多いので、保湿感もあり、どんな毛穴のタイプの方にも使えます。

中でも、肌になじみやすく毛穴の汚れを落としやすいのは、オイルを配合したオイルインタイプのクレンジングジェル。

こんにゃくスクラブが入ったジェルクレンジングは、角栓や毛穴の黒ずみにお悩みの方におすすめです。

ミルククレンジング

ミルククレンジングは、クリームタイプよりも水分が多めで、乳液のようなテクスチャのクレンジング。

洗浄力が低く、ナチュラルメイクしか落とせないので、ポイントメイクリムーバーが必須です。

ミルクタイプのクレンジングは、肌の皮脂を奪うことなく洗い上げることができるので、乾燥毛穴タイプにおすすめ。

また、もともと皮脂分泌量が多く、脂性肌で朝起きたときの肌のべたつきを何とかしたいという方の朝のクレンジングアイテムとしても使えます。

クレンジングの後にやると良い効果的な毛穴対策

せっかく自分の毛穴悩みに最適なクレンジング料を見つけても、その後のスキンケアを怠ると効果を実感できません。

クレンジングが終わったら、やわらかく清潔なタオルでやさしく押さえるように水分を拭き取り、乾燥を防ぐためにすぐに化粧水や美容液で保湿成分を補いましょう。

うるおいのあるキメの整った肌は毛穴を目立たなくする効果大。保湿を十分に行うと、ターンオーバーのサイクルが整い、古い角質による毛穴トラブルを防ぐことができます。

また、肌がざらついて毛穴の黒ずみがなかなか改善しないというときは、毛穴クレンジングによるケアに加えてピーリングを取り入れてもOK。

ただし、ピーリングはやりすぎると角質をとりすぎて逆効果になるので、週に一、二度にとどめましょう。

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毛穴悩みに適したクレンジングで自信の持てる素肌に

目立つ毛穴を改善するためには、まず自分の毛穴がなぜ目立っているかを知り、原因に合ったクレンジングを選んで正しくケアすることが大切。

毛穴ケアに適したクレンジング料で丁寧に洗い上げることを心掛けると、肌のキメやコンディションが整い、徐々に毛穴の目立たない肌に育てることができます。

毎日根気よく続けて、毛穴が気にならない、自信の持てる素肌を手に入れてくださいね。

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ブティーマガジン編集部
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