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岩盤浴の本当の効果!デトックス効果はない?

デトックス効果があると言われている岩盤浴ですが、実は効果がないという説が有力です。

デトックス効果がないなら、岩盤浴にはどんな効果があるのでしょうか。

岩盤浴で期待できる本当の効果と、効果的な入浴方法について解説します。

岩盤浴にはデトックス効果はないって本当?

岩盤浴にはデトックス効果はないって本当?
岩盤浴、と聞くとデトックス効果を高く期待する方が多いでしょう。
たっぷり汗をかくので、汗と一緒に体内の老廃物や有毒物質が流れ出る、というイメージですよね。

岩盤浴やサウナにデトックス効果があることを、入浴中にかく汗がサラサラの汗からベタベタの汗に変化することを理由に挙げて、解説している情報もあります。

しかし、汗の変化がデトックスの根拠にはなりません。
汗はかき続けるうちに塩分濃度が濃くなるので、べたつくようになるのです。
体内の毒が汗に含まれるから、ベタベタするようになるというわけではありません。

もし、デトックスをしたいなら湯船にじっくり浸かった方が手軽です。
湯船に浸かると浮力が全身にかかるので、リンパの流れがスムーズになり、老廃物が排出されやすくなります。

では、岩盤浴は入っても意味がないのでしょうか?

岩盤浴の本当の効果とは

岩盤浴の本当の効果とは

疲労回復効果

  • 疲れが溜まって全身がどんより重い
  • 集中力が出ない
  • 寝ても疲れが取れない

そんな人が多い現代の日本ですが、岩盤浴こそ疲れに効果的なリラクゼーションなんです。

岩盤浴では体の内側までじっくりと温め、全身の血流がスムーズになります。疲れが溜まっている時の体は、血流が悪くなっている状態です。

特にストレスも溜まっていると、交感神経が優位になって血管が収縮し、ますます血流が悪くなります。

自律神経とは

生命維持のために、無意識に働いている神経。交感神経と副交感神経の2種類があります。

  • 交感神経:体がアクティブモードになっている時、主に日中に優位になる。緊張、ストレスを受けている時にも働き、交感神経が優位な間は血管が収縮する。
  • 副交感神経:体がリラックスモードになっている時、主に夜間に優位になる。血管が開いて血流がスムーズになる。

ストレスが溜まる、疲労が溜まると自律神経が切り替えにくくなり、交感神経が優位になり続けます。

交感神経が優位になっていると、血流がどんどん悪くなり、全身のだるさやコリ、冷えなどが起こるようになるのです。

長時間の仕事やデスクワークなどで交感神経が優位になり続けると、血管が収縮し、血流が悪くなります。すると、温かい血液が全身に行き届かなくなり、冷えにつながります。同時に、血液中の老廃物や疲労物質が代謝されなくなるため、筋肉の痛みやこりを招きます。また、胃腸の働きは、自律神経によってコントロールされています。胃や腸が活発に働くのは、副交感神経が優位なときです。ところが、ストレスを受けると交感神経が優位になるので、消化吸収に影響を及ぼし、胃のもたれやムカつき、下痢や便秘などを引き起こしやすくなるのです。

引用:healthcare.kao.com

岩盤浴に入って血流がスムーズになると、血液に乗って全身に酸素や栄養が届き、疲労回復効果が期待できます。

疲れやストレスで緊張状態になっていた全身がほぐれ、入浴後は心身ともにスッキリするでしょう。

美肌効果

岩盤浴でじっくり全身を温めると、汗と一緒に毛穴が開いて皮脂が分泌されます。汗と皮脂が肌表面で混ざると、皮脂膜という潤いのヴェールを作り、肌を乾燥から守ってくれるのです。

毎日カバー力の高いベースメイクをして、洗浄力の強いクレンジング(オイルやリキッド、ジェルタイプのクレンジング剤)をしていると、肌に必要な皮脂まで洗い流されてしまいま
す。

肌の表面に元々ある皮脂膜ですが、運動不足や冷えで汗をかきづらい、または洗浄力の強いクレンジングを続けていると、皮脂膜が作られず、肌が乾燥するようになるのです。

岩盤浴で汗をかき、皮脂膜を作って肌を潤し、乾燥で固くなった古い角質や毛穴詰まりが解消できます。

冷え性の解消

  • 手足が冷たい
  • 便秘または下痢気味
  • 寝ても疲れが取れにくい
  • 肩こり、腰痛がひどい
  • 生理痛がひどい

そんな人は冷え性かもしれません。冷え性は、女性にとって損ばかり。

消費カロリーが減って太りやすく痩せにくい、肌がくすむ、生理痛がひどくなるなど、冷えによる悪い影響がたくさん起こるのです。

岩盤浴は冷え性解消効果もあるため、冷えによる不調でお悩みの方はぜひ岩盤浴を利用しましょう。

冷えで滞っていた血液やリンパの流れがスムーズになり、全身に温かい血液が流れて冷えにくくなります。

むくみ解消、予防効果

体重は増えていないのに、いつも履いているパンツがきつくなったり、夕方になると靴が脱ぎにくくなる、という人は足がむくみやすいかもしれません。むくみは自然と解消するもの、と油断するなかれ。

むくみは皮膚の下に余分な水分が溜まることで起こります。余分な水分や老廃物は、脂肪細胞にくっついて新たなセルライトを生む原因になるのです。
むくみにくい体を作るためには、冷え解消、そして血流をスムーズにすることが大切。

特に足は血液が流れ出る心臓と離れていることと、重力が働いて血液がたまりやすいことが原因で、対策をしないとすぐにむくんでしまいます。

定期的に岩盤浴に通って全身の巡りを良くすることで、むくみにくいスッキリとした体づくりができます。

岩盤浴の効果的な入り方がある!

岩盤浴の効果的な入り方がある!

岩盤浴の効果的な入浴時間

岩盤浴はただずっと寝そべっているだけでは、効果が半減してしまいます。

岩盤浴の効果を全身に与えるために、仰向けとうつ伏せの姿勢で体の前後を温め、全身に満遍なく熱を巡らせましょう。

まずは仰向けで10分、うつ伏せで10分入浴したら、5分間休憩します。休憩中は水分を補給して、脱水症と熱中症を予防してください。

基本はワンクール25分、体調に合わせて2クール、3クールと増やしてみましょう。最初のうちはワンクールで体を熱に慣れさせてください。

頭痛持ちの人は、横になった姿勢で15分入浴して、5分間休憩します。

岩盤浴の入浴頻度

岩盤浴は週に2〜3回、無理であれば週に1回は入浴しましょう。

定期的に通うことで、全身の巡りが滞りにくくなり、疲れにくい、冷えにくい、そして太りにくい代謝の良い体に仕上がっていきます。

入浴後の汗は洗い流さない方が良い?

岩盤浴で出した汗と皮脂による皮脂膜で肌が潤っているので、汗は流さずタオルで拭く程度でOKです。

ただし、汗のニオイが気になる、岩盤浴の後に人に会うという時はシャワーでサッと流しましょう。

石鹸やボディソープは使わずに、軽く洗い流してください。顔も同じように、洗顔せずにタオルで拭きましょう。

古い角質で肌がごわついていたら、拭き取り化粧水でサッと拭き取ると、入浴効果で柔らかくなった古い角質が取れやすくなり、肌触りがなめらかになります。

呼吸を意識する

岩盤浴で入浴中は、できるだけ呼吸を意識して行いましょう。深呼吸を続けると、副交感神経が働いてリラックス効果がアップします。

血管が広がって血流もよりスムーズになるので、疲労も取れやすくなりますよ。

岩盤浴に入る時の注意点

岩盤浴に入る時の注意点

熱中症や脱水症に注意

岩盤浴は室内が常に40度以上を保っているので、長時間入り続けると熱中症や脱水症など、体調不良を起こしてしまいます。

特に冷え性の人は熱に体が慣れていないため、熱の影響を受けやすいです。

施設で決められた時間は必ず守り、まずは決められた時間より短く入浴し、体調を意識しながら利用しましょう。

タオルと水は持参する

施設によってはタオル、水が常備されているところがありますが、基本的には自分で用意したタオルと水があった方が便利です。

タオルは岩の上に敷く大きなタオルと、休憩中に汗を拭くフェイスタオルの2枚を用意しましょう。

水は1リットル以上用意し、こまめに水分補給を意識してください。ミネラルウォーターを持参する場合は、日本人に馴染み深い軟水のミネラルウォーターが良いでしょう。

硬水は便秘解消に良いですが、日本人の中には硬水が胃腸に合わず、下痢を起こす人もいるので軟水の方がベストです。

岩盤浴の2時間前に食事を済ませておく

岩盤浴に入る時は、満腹状態は避け、2時間前までに食事を済ませておきましょう。胃が空っぽの状態で入浴すると、血の流れがよりスムーズになります。

体調に合わせて岩盤浴習慣を作ろう

岩盤浴による疲労回復、リラックスなどの効果は、定期的に通うことで出やすくなります。

自分の体調に合わせて入浴時間や入浴回数を調整し、続けやすいペースで岩盤浴習慣を続けてみてください!

疲れが取れなくてだるい、肌の調子が悪い、ダイエットをしているのに効果が出にくいという人は、ぜひ岩盤浴に通ってみましょう。