アルガンオイルから期待できる効果は?使い方と選び方を徹底解説

美容ケアに役立てられる植物性オイルには様々な種類がありますよね。

今回こちらでは、数多くのオイルの中から「アルガンオイル」をピックアップし、特徴や期待できる効果をわかりやすくご紹介します。

  • アルガンオイルに含まれている成分と特徴
  • アルガンオイルから期待できる効果
  • アルガンオイルを効果的に活用できるケア方法
  • 良質なアルガンオイルの選び方とポイント

上記4つの観点から、期待できる効果が多く様々なケアで使用できるとして注目を集めているアルガンオイルについて徹底解説!

アルガンオイルが気になる方や美容ケアに役立つオイルをお探しの方は是非ご覧くださいね。

アルガンオイルに含まれている成分は?他のオイルとは何が違うの?

アルガンオイルから期待できる効果について触れる前に……まずはアルガンオイルについての基礎知識や含まれている成分、そして他のオイルとの違いについて解説いたします。

アルガンオイルとは

大変貴重なアルガンオイルは現地住民の間で美容剤のほか、薬用・食用として用いられてきました。

アルガンオイルは、モロッコ南西部に生育するアルガンツリーの実が原料となっています。

実の中の、種の核から作られるアルガンオイルですが、大量の実から少ししか取れないため、アルガンオイルは希少なオイルと言われています。

約30キロの果肉から1リットル程度しオイルの採取ができないものです。

引用元:jp.melvita.com

テクスチャーはとても軽くベタつかずサラサラしていますが、スキンケアとして使用すると肌にしばらく残ります。

それでも時間経過とともに肌に入っていくかのような実感が得られるほどの肌なじみの良さを誇ります。

希少なオイルであることから価格は高めではありますが、美容や健康への有効性に注目が集まるほど期待できる効果では大変優れています。

アルガンオイルに含まれている成分・特徴は?

アルガンオイルから美容や健康への嬉しい効果が期待できるのは、ビタミンEやオレイン酸そしてリノール酸など美容成分が豊富に含まれているからです。

アルガンオイルに含まれている成分やその特徴、それぞれから望める働きについて見ていきましょう。

ビタミンE

まずアルガンオイルにはビタミンEが豊富!ビタミンEは「若返りのビタミン」と呼ばれるほどの優れた抗酸化作用が期待されています。

抗酸化作用とは、その言葉のとおり「酸化」に「抗(あらが)う」こと、つまり、活性酸素を抑制する働きのことを言います。

引用元:www.japanclinic.co.jp

活性酸素は、もともと体内に侵入した細菌やウイルスの攻撃から体を守るために働くという大切な役割を持っていますが、過剰に発生しすぎると、自分自身の細胞をも攻撃してしまうのです。

そして、活性酸素による細胞のダメージは、老化や動脈硬化、生活習慣病などの原因になるとも考えられています。

引用元:www.japanclinic.co.jp

老化の原因の1つとされている活性酸素の除去に役立てられることから、ビタミンEはアンチエイジングケアに有効な栄養素です。

加えてスムーズな血流のサポートから、健やかな肌の維持に必要な「肌のターンオーバー」を促進。肌のカサつきやハリ・ツヤのアップにも繋げられやすいのも魅力です。

オレイン酸

アルガンオイルの主成分は主に脂肪酸ですが、そのほとんどを「オレイン酸」と「リノール酸」が占めています。

まず、オレイン酸は「一価不飽和脂肪酸」に分類される油で、他の脂質よりも酸化しにくいほか、保湿ケアで重宝するという特徴があります。

皮脂は肌内部に水分を保持する役割を持ち、肌を健やかな状態に保つうえでは欠かせない存在です。

実は、私たちの肌に存在する皮脂の約40%がオレイン酸で構成されています。

アルガンオイルは皮脂成分に近いオレイン酸に富み、スキンケアとしての使用では肌なじみの良さ&優れた肌への浸透性から肌のうるおいキープに役立ちます。

リノール酸

リノール酸は「多価不飽和脂肪酸」に分類される油。セラミドを構成する成分の1つであることから、肌のハリ・うるおいに役立ちます。

オレイン酸と比べると酸化しやすい性質があります。その点、アルガンオイルにはビタミンEも豊富に含まれていますから、抗酸化作用からリノール酸の酸化を防げますから安心です。

パルミチン酸とステアリン酸

アルガンオイルの代表的な成分としては、あとは飽和脂肪酸に分類されるパルミチン酸とステアリン酸が挙げられます。

パルミチン酸(飽和脂肪酸) ビタミンAを安定させる作用から、シワのケアに役立つ
ステアリン酸(飽和脂肪酸) 保湿ケアに役立つほか、殺菌作用も期待される

他のオイルよりもこれらの成分が豊富!

アルガンオイルに含まれている成分について特筆すべきなのは、やはり必須脂肪酸とトコフェロール(ビタミンE)の含有量の高さです。

まず、ビタミンEが豊富だとされる3つの植物性オイルとアルガンオイルとを比較しましょう。

トコフェロール(mg/kg) α-トコフェロール(%)
アルガンオイル 600~700 85~92
オリーブオイル 50~150 7~23
アーモンドオイル 250~560 1~7
アボカドオイル 80~150 7~23

※トコフェロール:ビタミンEの別名、持続性のある作用が期待できる
※α-トコフェロール:トコフェロールの中でも期待できる作用が強く、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、このα-トコフェロール量(mg)をビタミンEとしています。

参照元:nectaromejapan.com

トコフェロール量が多いだけでなく、そのうち「最も高いビタミンE活動を示すα-トコフェロール」の占める割合が高いのがポイントです。

「ビタミンE含有量」として考える場合には、オリーブオイルの約2~3倍と言えます。

オレイン酸 リノール酸 ステアリン酸
アルガンオイル 45% 30% 10%
シアバター 40% 4~8% 40%
オリーブオイル 75% 10% 15%
ツバキ油 90% 3~9%

参照元:argan-oil.jp

オレイン酸だけに着目するとオリーブオイルやツバキ油が優秀だと言えます。

ただし、リノール酸やステアリン酸もバランス良く含まれているのはアルガンオイルです。

上述でご紹介した肌に嬉しいアプローチを総合的に目指せられることを踏まえると、アルガンオイルが美容ケアに最適だと言っても過言ではありません。

アルガンオイルから期待できる効果・働きは?

アルガンオイルから期待できる効果・働きは?

アルガンオイルを用いたスキンケアから望める4つの効果

アルガンオイルは有用性の高い成分が多く含まれていることがわかりましたね。

そんなアルガンオイルをスキンケアに用いると下記4つのような効果が期待できますよ。

エモリエント効果が肌の柔軟性UPに役立つ

「エモリエント」とは、皮膚からの水分蒸散を抑えてうるおいを保ち、皮膚を柔らかくすることをいいます。

引用元:www.jcia.org

先述の通り、アルガンオイルには皮脂成分に近いオレイン酸が多く含まれていますから、肌なじみや浸透性に優れています。

この性質からは「肌に存在する水分の蒸発を防ぐ&うるおいを保つ」といったアプローチが期待できるため、柔らかくなめらかな肌を目指しやすくなりますよ。

水分と油分のバランスを整えてうるおい保持に

カサつきや小じわなどの原因になる乾燥肌の改善・予防を目指す際には、水分と油分とのバランスを健やかに保つことが大切。

その点、アルガンオイルは水分と油分とのバランスをキープ&肌のうるおい保持をサポートで重宝します。

というのも、アルガンオイルの優れた浸透性から、角質層に存在する細胞間脂質となじみ水分と油分の理想的なバランスへと近づけやすくなっているからです。

肌の角質層内にある細胞間脂質は、油分の層が、水分の層を挟み込むような構造で肌のうるおいを守っています。保湿には水分だけでなくオイルが必要になるのです。

引用元:jp.melvita.com

エモリエント効果との相乗効果が期待できますから、ハリやうるおいのある健やかな肌を目指すには大変重宝します。

皮脂分泌量の少なさから肌がカサついたりゴワゴワしたりする人には嬉しい作用と言えますね。

アンチエイジングケアでも大活躍!

アルガンオイルのビタミンE含有量は、植物性オイルの中でもトップクラス。

ビタミンEの特徴とも言える抗酸化作用のほか、小じわケアや乾燥ケアなどのアンチエイジングに嬉しい作用を総合的に取り入れることができます。

アンチエイジングケアとして役立てられるアプローチ

ビタミンE 抗酸化作用、肌のターンオーバーのサポート
オレイン酸 浸透性の高さから健やかな肌への改善・維持に
リノール酸 肌のハリ、うるおい、柔軟性に
パルミチン酸 小じわケア

上記と合わせて、アルガンオイルは肌のターンオーバーのサポートにも役立てられますから、効率的なアンチエイジングケアを目指せますね。

紫外線ダメージケア&肌トラブル予防にも効果的

肌の「バリア機能」とは、肌表面にあるわずか0.02mmの角質層がうるおいを蓄え、乾燥と外部刺激から肌を守る役割のことです。

引用元:www.daiichisankyo-hc.co.jp

紫外線ダメージや乾燥などの身近な外的刺激から肌の健やかな状態を守るバリア機能。

このバリア機能が低下していると、乾燥肌や肌荒れそしてニキビといった肌トラブルのリスクが高まります。

アルガンオイルの肌のうるおい保持やターンオーバーへサポートは、バリア機能の正常化・維持にも有効。

バリア機能の正常化によって紫外線からのダメージ軽減に役立つほか、日焼けから水分量が減少した肌のケアでも重宝します。

もちろんバリア機能へのサポートは、ニキビなどの肌トラブルの予防にもなります。

肌質や症状など、肌に関する悩みは人の数だけ異なるはずです。

肌との相性の良さ、うるおいのサポートから「バリア機能」にもアプローチできるアルガンオイルならではの特徴は、肌タイプを問わず幅広い人におすすめできる性質だと言えますよ。

アルガンオイルのヘアケアでは2つの働きから美髪を目指せる

つややかな髪をサポート!毛先までまとまりやすい髪に

アルガンオイルから期待できる優れた保湿効果は、スキンケアだけでなくヘアケアにもうってつけ。

乾燥やダメージを受けてパサついた髪でも、しっとりつややかな髪へと導いてくれますよ。

頭皮トラブルの改善や丈夫な髪質を目指せられる

うるおいを与えたり血行をサポートしたりといった肌への作用はもちろん頭皮にも期待でき、頭皮トラブルの改善・予防ケアとしての力も発揮します。

地肌が乾燥すると、自然の保護膜として行き渡るはずのうるおいや皮脂が不足し、バリア機能が低下。空気の乾燥や紫外線などからダメージを受けやすくなり、髪がパサつきがちになります。

地肌の皮脂分泌量は、顔の肌の約2倍。うるおいと皮脂のバランスがくずれると、過剰に分泌された皮脂が髪に付着します。そこに汗やほこりなどが混ざることで髪がべたつき、ハリやボリューム不足につながることもあります。

引用元:hscare.jp

また、頭皮の状態は髪質と大きな関係がありますから、頭皮への使用はひいては髪質の向上にもなります。

頭皮環境が整ったり頭皮の血行が良くなったりすれば、髪の維持・成長に欠かせない栄養素が行き渡りやすくなり、結果ボリュームがありつややかで丈夫な髪にいっそう近づけられます。

アルガンオイルを効果的に活用できる10個のケア

肌のハリ・うるおい・柔軟性ケア、アンチエイジングケアなど、健やかな肌や髪に役立てられることがわかりました。

多くの嬉しい特徴を持つアルガンオイルから、毎日のスキンケアで効果的に活用できる10個のケア方法をご紹介します。

アルガンオイルの使い方:スキンケアに

フェイスマッサージに使う

肌との相性に優れたアルガンオイルは、フェイスマッサージオイルとしても活用できます。

むしろ、血行促進のサポートや抗酸化作用などが期待できるため、肌のハリケア・老廃物や水分のデトックスから小顔ケアを目指したフェイスマッサージに最適。

アルガンオイルを用いたフェイスマッサージでの注意点
  • 指を回転させながら、顔の筋肉の方向に沿って顔の中心→外側に向かってマッサージする。このとき下から上への方向を意識する
  • 目安時間は5~10分程度。長時間しすぎない
  • 摩擦による肌への負担を軽減するために、アルガンオイルは指が十分に滑る程度を目安に使う
  • 力強くせず、指の腹で優しく、軽く撫でるようにマッサージする
  • クレンジングをしながらのマッサージはNG
  • 浸透せずに肌に残った余分なオイルはホットタオルなどでふき取る

ただ、フェイスマッサージ時には上記注意点に気をつけるとともに、肌の調子と相談しながら無理のない範囲内で続けるようにしましょう。

フェイスパックとしても

  1. 洗顔後の清潔な状態の顔に、数滴程度のアルガンオイルを全体になじませる。
  2. 蒸しタオルを顔に乗せ、タオルが冷めるまでの1~2分そのまま放置する。
  3. タオルを外し、最後に顔全体を両手で軽く押さえて完了です。

週末のスペシャルケアとして週1~2回行えば、毛穴汚れのケアから透明肌へ近づけやすくなります。

デスクワークによる目の疲れにも良いので、リラックスしたいときにおすすめです。

スキンケアの前のブースターとして

優れた浸透性や保水力といったアルガンオイルの特徴は、ブースターオイルとしての使用で大活躍!

「クレンジング・洗顔後すぐ、普段のスキンケアでの最初のタイミング」でアルガンオイルを使えば、その後に使用する化粧水や美容液などの成分が肌に浸透しやすくなります。

スキンケア前のブースターとしての使い方

アルガンオイルを数滴手に取り、洗顔後すぐの顔全体に優しくなじませるだけでOK。肌が柔らかくほぐれてきたらその後のスキンケア開始の合図です。

普段のスキンケアに簡単ワンステップ加えるだけではありますが、毎日コツコツと続ければ次第にモチモチ肌を実感できますよ。

普段使っているスキンケアアイテムに混ぜる

ブースターとしての使用だけでなく、普段使用している美容液やクリームに混ぜて使うのもおすすめです。

特に肌の乾燥が気になるときや乾燥しがちな季節の入念な保湿ケアにピッタリ!

アルガンオイルの使い方:ヘアケアに

頭皮マッサージに使う

  1. 髪を洗う前に、アルガンオイル5~6滴程度を頭皮全体になじませます。
  2. きちんと頭皮になじませるイメージで、指の腹を使って優しく揉み込むようにマッサージしましょう。指で円を描くように動かすとさらにGOOD。
  3. 5分ほど放置した後、いつものようにシャンプーしましょう。

頭皮マッサージは週に1度を目安に行いましょう。頭皮の柔軟性UPや保湿ケアに役立てられますし、普段のシャンプーでも皮脂汚れのオフから頭皮のスッキリ感が味わえます。

ドライヤー前のトリートメントとして

シャンプー後のタオルドライした状態の濡れた髪に、ドライヤー前のトリートメントとしてもアルガンオイルは重宝します。

パサつきが気になる毛先から使い、その後に毛先から全体に行き渡らせるようになじませていきましょう。

ドライヤーによる熱や乾燥ダメージから髪を守ってくれるので、しっとりサラサラとした仕上がりに。

お出かけ前のスタイリング剤として

アルガンオイルは浸透しやすくベタつきが気になりにくいので、乾いた髪に使用しても問題ありません。

セット前の乾いた髪にスタイリング剤として使用すれば、毛先までしっとりなめらかに仕上がりますよ。

アルガンオイルの使い方:ボディケアやネイルやリップにも

ボディオイルやお風呂への使用も

お風呂上がりのボディオイルとして使えば、期待できる優れた保湿効果から全身の保湿ケアに役立てられますよ。

ボディークリームやボディーローションなどのアイテムの前に使えば、浸透効果のアップにも。

また、お湯をはった湯船にアルガンオイルを数滴垂らし、ゆっくり浸かるだけとバスタイムでの使用もおすすめです。

簡単で続けられやすいですし、普段とは違う全身のしっとり感を実感できます。

健康的な爪の維持に

健やかな爪への改善・維持に役立つ栄養補給としてもアルガンオイルは適しています。爪の根元から先に向かって円を描くようにしてマッサージすれば、ピカピカで割れにくい爪へと近づけられます。

爪へのマッサージで残ったオイルを手の全体になじませればハンドケアとしても有効です。ボディケアやスキンケアそれにヘアケアで残ったオイルを爪のマッサージに使うだけでも効果が期待できるので、無駄なく賢くケアへと役立ててくださいね。

リップパックでプルプル唇に

アルガンオイルはカサついたり皮がめくれたりする唇の乾燥にも!

2~3滴のアルガンオイルを唇になじませ、唇全体をラップで覆って数分放置しましょう。たったこれだけで唇がプルプルうるおいます。

アルガンオイル使用時の注意点

全身のケアに役立てられるアルガンオイルですが、使用時にはいくつかの注意点があります。

アルガンオイルから期待できる効果を損なわない、あるいは間違った使用方法から何らかのトラブルの原因にならないようにするためにも、下記の注意点に気をつけましょう。

肌の状態によってはニキビや肌荒れが悪化することも

オレイン酸を多く含むアルガンオイルは、既にできてしまっている吹き出物やニキビが悪化する原因になることも。

先述の通り、アルガンオイルに豊富に含まれているオレイン酸は皮脂と近い成分です。だからこそ肌との相性が良かったり浸透性で優れていたりするのですが、一方で毛穴詰まりやニキビの原因菌の繁殖の原因になり得るリスクが伴うのも事実。

したがって、オイリー肌や思春期ニキビなど、皮脂分泌量が多い・増加から発生する吹き出物やニキビにはアルガンオイルはおすすめできませんのでご注意ください。

肌のバリア機能の正常化・うるおい保持などから肌を健やかに保ち、肌トラブルの予防に役立つアルガンオイルではありますが、肌の調子と相談しながら使用頻度・使用量に気をつけて賢く使いましょう。

クレンジングオイルとしての使用はNG

肌との相性が良いアルガンオイルですが、クレンジングオイルとしては使用しないでくださいね。

クレンジングオイルとして使用すると、浸透性に優れているがゆえにメイクや汚れが肌に密着・吸収されてしまいかねないからです。

肌に嬉しいアルガンオイルが原因で、肌への刺激・負担が増加……これは非常にもったいない話ですから、アルガンオイルは必ず清潔な状態の肌に使用してくださいね。

使用期限と保存方法に気をつけて

植物性オイルの中でも比較的酸化しにくいアルガンオイルですが、それでもやはり時間経過とともに酸化していきます。使用期限は2~3ヶ月を目安として使い切るようにしましょう。

また、保存時には「高温多湿や直射日光を避けた冷暗所」に、容器の蓋をしっかりと閉めて置いておきましょう。保存方法によっては酸化が進みやすくなったり痛みやすくなったりしますから、使用期限とともに保存方法にも注意を払いましょうね。

良質なアルガンオイルの選び方・ポイント

これまでにご紹介してきましたアルガンオイルの有用性は、あくまでも「良質なアルガンオイルから期待できる効果・効能」です。

そこで最後に、効果的なケアへと役立てるために知っておきたい「良質なアルガンオイルの選び方・ポイント」について解説いたします。

選ぶ際には「抽出方法」にこだわってみて

オイルの抽出方法にはいくつかの種類がありますが、中でもおすすめなのが「低温圧搾法(コールドプレス法)」です。

低温圧搾法(コールドプレス法) 抽出できるオイルの量は少なくなるものの、配合成分を壊すことなく抽出できる方法。

アルガンオイルの嬉しいアプローチを最大限に得たい人、含まれる成分の質にこだわる人は低温圧搾法かどうかを確認してくださいね。

粗悪品に注意!認定を受けたアイテムを選ぼう

良質なアルガンオイルを選ぶ際には、「各国で設けられている高い基準をクリアし、品質や安全性が認定されたかどうか」をチェックすると間違いありませんよ。

ECOCERT(エコサート)

世界85カ国、30,000件以上の企業、200,000製品以上の認証実証のある国際有機認証機関。オーガニックコスメの世界シェア75%を誇るほか、「製品に含まれる成分の95%以上が天然もしくは天然由来でなければならない」という世界最高水準の認定システムが設けられています。

COSMEBIO(コスメビオ)

上記エコサートにて認定を受けた製品の中でも一定基準をクリアしたものだけが認定され、パッケージへのラベル記載が許可されます。

NATURE&PROGRES(ナチュール・エ・プログレ)

フランスで最も歴史と権威のある、会員数1,400名を超える最大のオーガニック組織。原料についての検査だけでなく、育てる土壌や使用する農薬など……実に厳しい100以上の基準をクリアしなければ認証が付与されない認定システムとなっています。

ナチュラル・コスメティック・ガイドライン(BDIH) BDIHとは「ドイツ化粧品医薬品商工業企業連盟」の略称です。

世界19メーカーが集まって作られた新しい自然化粧品のガイドラインで、天然原料の使用や使用成分への制限など8つの厳しい基準をクリアしなければ認定されません。

上記機関から認定を受けた製品は、パッケージに認定マーク・ラベル・ロゴが記載されています。良質な製品を見分けるわかりやすいチェックポイントとなっていますから、是非参考にしてくださいね。

スキンケア・ヘアケア目的なら「化粧品用(外用)」を

アルガンオイルは言っても、「食用」と「化粧品用(外用)」の2タイプが存在します。それぞれで採用されている抽出方法・精製方法は異なりますし、製品としての特徴にも違いがあります。

食用オイルの特徴 化粧品用(外用)オイルの特徴
・風味豊かに仕上げられている
・香りが長持ちするような加工が施されている
・肌への負担や刺激を最大限に抑えるために不純物が取り除かれている

スキンケアをはじめとした毎日の美容ケアとしてアルガンオイルを使用する際には、必ず「化粧品用(外用)」を選ぶようにしてくださいね。

安すぎるアイテムは避ける

アルガンオイルは抽出に手間がかかり希少なオイルですから価格も高め。そのぶん今回ご紹介したような様々なアプローチが期待できますし、品質が良ければ良いほど期待できる効果も比例して高くなります。

したがって、アルガンオイルを謳いながらも極端に安い製品は要注意!既に酸化していたり他のオイルを大量に混ぜられていたりと、粗悪品・低品質である可能性が高いですから避けてくださいね。

アルガンオイルの色・テクスチャー・匂いでも品質を見分けられる

美容ケアとして役立つアルガンオイルに注目が集まった影響から、残念ながら「アルガンオイルアイテム」として粗悪品が数多く出回っているのも事実です。

粗悪品や低品質なアルガンオイルでは嬉しい変化を目指しにくいどころか、むしろ肌に悪影響を及ぼしかねません。

これまでにご紹介したチェックポイントに加えて、良質なアルガンオイルの色・テクスチャー・匂いを知っておけば粗悪品を避ける際に大変役立ちます。

テクスチャー 匂い
良質なアルガンオイルの特徴 透明感のある美しい黄金色 さらりと軽く、ベタつかない。肌に使用すると浸透していく ナッツのような独特の香りがわずかに感じられる
低品質なアルガンオイルの特徴 ・濁っている
・色が薄い
・変色している
肌に使うといつまでもベタつく ・酸っぱい匂い
・匂いがない

良質なアルガンオイルと低品質・粗悪品のアルガンオイルとを見分けるためにも、それぞれの特徴を胸に留めておきたいですね。

まとめ

保湿ケアやアンチエイジングケアに優れた成分を豊富に含むアルガンオイルは、肌だけでなく髪をはじめとした全身の美容ケアに役立てられます。

確かにアルガンオイル自体の価格は高めなのは事実です。

しかし、全身のケアで活用できることを考えればコストパフォーマンスが良いとも言えますから、是非一度毎日の美容ケアにアルガンオイルを活用してみてはいかがでしょうか?

普段と変わらないスキンケアにアルガンオイルをプラスするだけで、全身の嬉しい変化をより効率良く目指せられますよ。

今回こちらでご紹介しましたアルガンオイルから期待できる効果や使い方・選び方を参考にして、アルガンオイルから期待できる効果を最大限にデイリーケアに役立ててもらえれば嬉しいです。

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