アルガンオイルの効果がすごすぎ!使わなきゃ損する神オイルって本当?

別名「モロッコの黄金」と呼ばれており、豊富な美容成分と肌馴染みの良さがアルガンオイルの最大の魅力です。

今回は、アルガンオイルの効果や活用方法をご紹介します。

アルガンオイルとは

アルガンオイルとは

アルガンオイルは、世界三大美女のクレオパトラも美容のために愛用していたと言われています。

別名「モロッコの黄金」と呼ばれており、モロッコに生えているアルガンツリーという木ノ実から抽出されたオイルです。

モロッコの砂漠に生えるアルガンツリーは、生命力がとても強く、栄養が豊富に含まれています。

その起源はなんと、8000万年も前にさかのぼり、モロッコに住んでいるベルベル人は大昔からアルガンオイルを健康や美容のために使っていました。

アルガンオイルの成分

アルガンオイルが美容に効果的と言われるのは、主に3つの成分が大きな役割を果たしているからです。

  • オレイン酸
  • リノール酸
  • ビタミンE

アルガンオイルの主成分であるオレイン酸とリノール酸は、高い保湿力を発揮する成分です。

オレイン酸

うるおいを与えて皮膚を柔らかくする、乾燥を防ぐ、ターンオーバーを促す。

リノール酸

皮膚の水分と油分のバランスを整え、うるおいをキープさせる。

ビタミンEは、強い抗酸化力で肌の老化を防ぐエイジングケア成分。

アルガンオイルには、オリーブオイルの2倍以上のビタミンEが含まれているのです。オレイン酸とリノール酸が乾燥予防、ビタミンEが肌老化を防ぎ、ハリツヤのある美肌に導いてくれます。

アルガンオイルは食べれるの?

アルガンオイルは食べれるの?

アルガンオイルは食べることも可能です。食べることで、アルガンオイルに含まれる豊富な栄養を全身に届けられます。

食用アルガンオイルは、ナッツやごま油に近い香ばしい風味。

酸化に強いため、加熱調理をしても栄養が壊れにくく風味が損なわれないという特徴を持ちます。

アルガンオイルの本場・モロッコではサラダや肉のグリル料理、揚げ物やデザートにまで使われているのです。

食用と美容用の違いとは

「食用アルガンオイルを肌や髪に使っても良い?」と気になる人もいるでしょう。

食用と美容用アルガンオイルは、使い分ける方法をおすすめします。

どちらも成分は同じですが、オイルにするまでの過程が用途に合わせて違うからです。

食用は苦味を抑えるために、アルガンツリーの実から取り出した仁をローストしたのち、圧搾してオイルを作ります。

肌用は、生の仁からオイルを作られるのですが、食用よりもサラサラとしていて、肌馴染みが良く、美容ケアに使いやすいようになっているのです。

スキンケアやボディケア、ヘアケアなどは美容用アルガンオイル、食べるのは食用、と使い分けた方が望んでいる効果が得やすいでしょう。

アルガンオイル5つの効果

アルガンオイル5つの効果

モロッコでは、伝統的に抗ニキビや、保湿、やけどや水ぼうそう跡の手当などにアルガンオイルは使われています。

アルガンオイルの効果に関しては、今でも研究がすすめられています。今回は既に効果として研究が完了している5つのうれしい効果について紹介します。

1. エイジングケア

肌の老化を防ぐためには、シミやシワ、たるみの原因になる活性酸素の働きを抑える必要があります。

アルガンオイルに含まれるビタミンEは、活性酸素対策に効果的です。ビタミンEが日々のストレスや紫外線、生活習慣の乱れによって増える活性酸素を除去してくれます。

活性酸素は年齢を重ねるにつれて増えるため、30代を過ぎたらスキンケアにエイジングケアとしてビタミンEを取り入れましょう。

アルガンオイルなら、高い保湿力とビタミンEで保湿とエイジングケアが同時にできます。

2. シミ予防

アルガンオイルによるシミ予防効果は、研究で実証されています。

筑波大学の研究で、シミの原因になるメラニンの過剰生成をアルガンオイルが抑えることが明らかになったのです。

サンプル細胞を用いた実験によると、希釈したアルガンオイルを与えた場合、約72時間後には、メラニンの産生量が減少。

分子レベルで、メラニンの過剰な生成が抑えられたことが確認されました。

また、シミのケアにはターンオーバーが欠かせません。通常、肌の内部で増えたメラニンは、ターンオーバーで古い角質とともに排出されます。

しかし、生活習慣やストレス、乾燥などが原因でターンオーバーが乱れると、メラニンが排出されずに色素沈着を起こすのです。

そこで、アルガンオイルのビタミンEが活躍します!ビタミンEは、肌のターンオーバーを整える効果も期待できるのです。

ターンオーバーが正常になると、古い角質やメラニンがしっかり排出され、透明感のある素肌が育ちます。

シミケアの効果はターンオーバーを経て現れるもの。ビタミンEの力でターンオーバーを正常に働かせることで、シミケアの効果を発揮させることにもつながるのです。

3. 保湿効果

アルガンオイルの保湿効果で、刺激や乾燥に強いお肌を育めます。

刺激や乾燥による肌トラブルを防ぐためには、お肌のバリア機能を正常に働かせなければいけません。お肌を刺激や乾燥から守っているバリア機能は、主に皮脂とうるおいで成り立っています。

しかし、皮脂やうるおいは年齢を重ねるにつれてどんどん減り、バリア機能が弱まって刺激、乾燥に弱いお肌になってしまいます。

30代を過ぎて、肌が以前より乾燥しやすくなったという人は、バリア機能が弱まっているのかもしれません。

アルガンオイルに含まれるオレイン酸は、皮脂の酸化を防いでバリア機能を正常に働かせる作用があります。

リノール酸には水分蒸発を防ぐ働きがあり、肌のうるおいをキープしてくれるのです。

さらに、アルガンオイルの油分は人間の皮脂の成分と似ているため、肌馴染みがとてもいいという性質があります。

乾燥で固く化粧品が浸透しにくい肌でも、肌馴染みのいいアルガンオイルならうるおいが浸透してしっとり柔らかな肌を目指せるのです。

4. 日焼け予防

アルガンオイルによるバリア機能正常化と抗酸化作用の効果は、日焼け予防にも効果的です。

アルガンオイルの高い保湿力でバリア機能が高まると、紫外線による刺激から肌が守られ、日焼けを予防できます。

手持ちの日焼け止めとアルガンオイルを合わせて使えば、日焼けや紫外線によるメラニンの増加を防げるので、紫外線量が多い夏も怖くありません。

アルガンオイル単体では完全に紫外線を防ぐのは難しいので、必ず日焼け止めと合わせて使ってください。

5. 白髪や抜け毛の予防

  • 「最近シャンプーすると抜け毛がひどい!」
  • 「白髪が増えてきた気がする」

そんな人は、アルガンオイルで頭皮ケアしてみませんか?アルガンオイルは白髪や抜け毛への効果も期待できます。

アルガンオイルは、サポニンの血流を促す働きと活性酸素を除去する働きがあり、頭皮環境を整えるので、白髪や抜け毛予防にも良いのです。

活性酸素の影響は、顔の皮膚に限らず、頭皮にも影響するので、30代、40代と年齢を重ねたら、頭皮のエイジングケアも必要になります。

アルガンオイルなら、顔にも髪にも使えて、1本で顔と頭皮両方のエイジングケアができるので便利です。

食用アルガンオイルの効果も要チェック!

食用アルガンオイルなら、アルガンオイルに含まれる豊富な栄養を口から直接摂れるため、美容効果アップが期待できます。

特にビタミンEとオレイン酸は、美容だけではなく身体の不調を整える効果も期待できるので、普段のお食事にもアルガンオイルを取り入れてみてください!

食用アルガンオイル3つの効果

アルガンオイルの主成分であるオレイン酸と豊富に含まれるビタミンEには、食べても嬉しい効果がたくさんあります。

  • 便秘予防
  • 抗酸化作用
  • 肩こり、頭痛、冷え性の予防

例えば、「お通じが固くて出にくい」「力まないとお通じが出ない」という人には、アルガンオイルがぴったりです。

オレイン酸が腸を刺激して腸の動きを活発にさせ、さらに便を柔らかくするので、お通じがするっとスムーズに出るようになります。

また、アルガンオイルに豊富に含まれるビタミンEで、ビタミンE不足を解消すれば肩こりや頭痛、冷え性の予防にも良いかもしれません。

食用アルガンオイルの使い方

食用アルガンオイルは加熱しても使えますが、栄養を無駄なく摂れる生食がおすすめです。トッピングするなら、次のような食べ物と合わせてみてください!

  • サラダ
  • ヨーグルト
  • 納豆
  • スムージー
  • 味噌汁やスープなど汁物

美容と健康に良いオイルと言っても、オイルは1gで9kcalと高カロリーなので摂りすぎには気をつけましょう。

アルガンオイルの1日の摂取目安量は小さじ1程度です。

加熱するなら、鶏肉や豚肉の表面にアルガンオイルを刷毛で塗って焼き上げると、香ばしくツヤのある仕上がりになりますよ。

アルガンオイル8つの使い方

アルガンオイル8つの使い方
アルガンオイルは顔から髪にまで使えますし、エイジングケアに良いビタミンEがたっぷりなので、特に30代以降の女性のお手入れにおすすめです。

1本で何役にもなるので、例えば旅行のときはアルガンオイルだけでスキンケア、ボディケア、ヘアケアまで完了するので便利ですよ!

1. 化粧水の前に使う

洗顔直後の化粧水をつける前にアルガンオイルをつけると、スキンケア直後のしっとりツヤ肌が長持ちします。

肌を柔らかくさせるアルガンオイルの効果で、後に使う化粧水の水分や保湿成分が肌に浸透しやすくなるのです。

うるおいがしっかり浸透することで、メイクが肌に密着しやすくなり、日中のメイク崩れも少なくなります。

  1. 洗顔後、タオルを肌にやさしく当てて水分を吸わせる。
  2. アルガンオイルを2、3滴手のひらに伸ばし、両手で顔を包み込んでやさしくハンドプレスする。
  3. アルガンオイルが肌に馴染んだら化粧水をつける。
  4. 化粧水は数回に分けてハンドプレス、またはコットンでやさしくなじませる。
  5. 肌が手のひらに吸い付くようになったら美容液をつける。

アルガンオイルはエイジングケアに良いビタミンE、保湿力の高いオレイン酸が豊富なので、導入美容液とも言えます。

オイルなのにベタつかず使いやすいのもアルガンオイルの魅力です。

2. 毛穴パック

アルガンオイルは、毛穴の開きや黒ずみのケアにも効果的です。

毛穴の開きや黒ずみが目立つ原因は、乾燥と古い角質、落ちきれていない汚れ。アルガンオイルが古く硬い角質を柔らかくさせ、毛穴に詰まった汚れを落としやすくしてくれます。

週に1回、お風呂でアルガンオイルの毛穴パックを取り入れ、ツルンとした毛穴が目立たないむき卵のような肌を目指しましょう!

  1. クレンジング後、顔にアルガンオイルをたっぷり塗る。
  2. 10分ほど湯船に浸かる。
  3. パック中に毛穴が気になる部分を指の腹で円を描くようにマッサージする。
  4. いつも通り洗顔をする。

3. ナチュラルメイクのクレンジング

アルガンオイルをクレンジングオイルとして使うと効果的なのは、石鹸で落ちるコスメを使ったナチュラルメイクです。

メイク汚れと日中に分泌した皮脂を絡めとりながら、肌に必要なうるおいは残すので、肌に負担をかけずにクレンジングできます。

  1. 手のひらが濡れていたら乾いたタオルで水気を取る。
  2. アルガンオイルを手のひらにたっぷりとり、肌に馴染ませる。
  3. こすらないように注意して、指の腹で円を描くように馴染ませる。
  4. 手のひらにぬるま湯を少量馴染ませ、顔を包み込むようにして水分とアルガンオイルの油分を馴染ませる。
  5. 2、3回水分と油分を馴染ませ、顔についたアルガンオイルのテクスチャーがミルク状になったらすすぐ。

石鹸で落ちない普通のコスメを使ったメイクは、アルガンオイルだけでは落ちにくいです。

クレンジング剤が必要なコスメは、メイクを長持ちさせるためにシリコン類が使われています。

シリコン類は肌に密着しやすく落ちにくいため、しっかりクレンジングをしないと毛穴に詰まり、黒ずみやニキビ、毛穴の開きの原因になってしまいます。

ウォータープルーフのマスカラやアイライナー、崩れにくいファンデーションや化粧下地を使った日は、アルガンオイルではなくクレンジング剤を使いましょう。

4. 爪のお手入れ

指先のささくれや爪まわりの乾燥は、アルガンオイルをちょこっと塗るだけで簡単にケアできます。

  1. 爪と甘皮の間にアルガンオイルを1滴垂らし、反対の手の指先で馴染ませる。
  2. そのまま寝る場合は麻やコットンの手袋をつけて寝具にオイルがつかないようにする。

ついでに指先をマッサージするとリラックスできるので、寝る前に行ってみてください。

指先がしっとりツヤツヤになります。

指先のケアにアルガンオイルを使う場合は、スポイト式の容器かロールオンタイプの容器に入ったものを使うと便利です。

5. ホットタオルでアルガンオイルパック

乾燥が特に気になる日や、メイクのりが悪いと感じたときにおすすめなのが、ホットタオルとアルガンオイルでできるホットパックです。

  1. 洗顔後の肌にアルガンオイルをたっぷり馴染ませる。
  2. ホットタオルを重ねて2、3分パックする。
  3. タオルでオイルをやさしく拭き取り、いつも通りのスキンケアをする。

アルガンオイルのエモリエント効果と、ホットタオルの温熱効果で乾燥で固くなった角質も柔らかくなり、モチッとした肌が手に入ります。

週に1回ホットタオル+アルガンオイルを活用し始めて「ほおの毛穴が目立ちにくくなってきた?」と感じるようになりました。

ホットタオルの準備の仕方もこちら「『超簡単』電子レンジを使たホットタオルの作り方!」で詳しく作り方を紹介しているので気になる方は読んでみてください。

6. リキッドファンデーションに混ぜる

乾燥が気になるときは、リキッドファンデーションにアルガンオイルを混ぜると、ファンデーションの保湿力がアップして日中の乾燥対策に効果的です。

アルガンオイルは紫外線の刺激から肌を守る効果もあるため、ファンデーションのUVケア効果もアップします。

  1. リキッドファンデーションを手のひらにパール1粒分より少なめにのせ、アルガンオイルを1滴馴染ませる。
  2. 手のひらでファンデとオイルをしっかり混ぜ合わせる。
  3. ファンデを皮脂分泌が少ない頰から馴染ませ、おでこ、あごに順に馴染ませる。
  4. 厚みのあるスポンジかリキッドファンデーション用のブラシで馴染ませる。
  5. スポンジ、ブラシについたファンデを鼻、目元、口元に馴染ませる。

オイルをたっぷり使うと逆にテカリ、メイク崩れの原因になるので、オイルはごく少量で大丈夫です。

皮脂分泌が多い鼻と崩れやすい目元はスポンジやブラシに残ったファンデを馴染ませる程度で行うのがポイントです。

7. 頭皮マッサージに使う

頭皮が乾燥してかゆい、フケが気になる、抜け毛が多い人はアルガンオイルで頭皮マッサージをしましょう。

  1. アルガンオイルを頭皮に直接つけ、なじませてから指の腹で円を描くようにマッサージする。
  2. 後頭部からトップ、両サイドと順にマッサージする。
  3. いつも通りシャンプーをする。

頭皮マッサージには、スポイトでオイルを取り出して使うものが利用しやすいです。

直接頭皮にピンポイントでオイルをなじませられるのがとても便利です。

8. アウトバストリートメントとして使う

「髪がパサついてまとまりにくい」という人や、「髪が絡まって鳥の巣ができやすい」という人にも、アルガンオイルがおすすめです。

  1. シャンプーをしてタオルドライのあと、毛先やパサつき、絡みが気になる部分にアルガンオイルを馴染ませる。
  2. トップの部分はべたつきやすいので、オイルは馴染ませない。
  3. ブローする。

日中の毛先のパサつきが気になるときも、アルガンオイルはベタつかないので使いやすいですよ!

おすすめのアルガンオイルはコレ

Diar Argan オーガニック・アルガンオイル

モロッコのメーカーが作った、100%オーガニックのアルガンオイルです。

エコサート認定、栄養たっぷりの一番搾りのアルガンオイルが使われています。

おすすめポイントは、オイルの質の良さはもちろんですが、使いやすプッシュ容器という点と、120ml大容量で他社よりコスパが良いところです。

他社製は30ml、50mlで4,000円近くしますが、こちらのアルガンオイルはたっぷり120mlなので、惜しみなく色々な使い方ができます。

顔、体、髪と色々な使い方をしたい人におすすめです。

メルヴィータ ビオオイル アルガンオイル 50mL

顔だけ、髪だけと部分的に使うなら、容量を気にせず有名なメーカーのアルガンオイルを選ぶと良いでしょう。

特にメルヴィータは、アルガンオイルの他にホホバオイルなどを原料、製法にこだわって質の良い美容オイルを提供しているのでおすすめです。

こちらもプッシュ容器で液だれしにくく、使いやすくなっています。

もっと知りたい!アルガンオイルQ&A


アルガンオイルに多い疑問にお答えします。疑問をスッキリ解消して、早速アルガンオイル美容を始めてみましょう!

アルガンオイルを朝に使うと油焼けしない?
アルガンオイルで油焼けする心配はありません。

アルガンオイルの名産地であるモロッコでは、日焼け対策としてアルガンオイルが使われているほどです。

油焼けしやすいのは、酸化しやすいオイルや不純物が多いオイルで、油焼けによる色素沈着や肌荒れの原因になります。

アルガンオイルは酸化しにくいオイルで紫外線や夏の冷房による乾燥から肌を守ってくれる良質なオイルです。

アルガンオイルをスキンケアの最後に使っても効果はある?
アルガンオイルを化粧水の前ではなく、スキンケアの仕上げに使う方法でも効果はあります。

スキンケアの最後に使う場合は、乳液やクリームの代わりにアルガンオイルの油分で肌にフタをする目的で使うと効果的です。

アルガンオイルを最後に使うことで、先に使った化粧水の水分や美容液の成分を肌にしっかり閉じ込められます。

化粧水の前に使う方法と、スキンケアの最後に使う方法、どちらも試してより肌に合う方法を取り入れてみてください。

アルガンオイルが長持ちする保存方法は?
アルガンオイルを長持ちさせるためには、保存方法だけではなく使い方にもこだわってみてください。

まず保存方法ですが、冷蔵庫の野菜室に保存するのがおすすめです。

冷蔵庫の野菜室は、直射日光が当たらず高温多湿にならないというアルガンオイルにとって最適な環境になっています。

使い方で注意するべきなのは、容器の中にアルガンオイル以外のものが混入しないようにすること。お風呂場や洗面所でアルガンオイルを使うときは、容器の中に水が入らないように気をつけましょう。

特にスポイト式の容器は要注意。

スポイトを濡れた浴室の床や洗面台に置くと、スポイトに水分がついて容器の中に水分が混入します。また、スポイトを直接肌に触れると皮脂がつくので、肌に触れないように使いましょう。

アルガンオイルとホホバオイル、どっちを使えばいい?
アルガンオイルとホホバオイルは、高い保湿力とビタミンEによるエイジングケア効果など、似ている点がたくさんあります。

どちらを使うか迷ったら、肌悩みや使用感で選んでみてはいかがでしょうか。

肌のテカリやベタつきが気になるならホホバオイル、サラッとした軽いテクスチャーが好みならアルガンオイルがおすすめです。

ホホバオイルは、皮脂の分泌バランスを整える効果が高いので、皮脂が過剰分泌してテカリ、べたつきやすい肌にぴったり。

テクスチャーはアルガンオイルの方が軽いので、オイルの重たいテクスチャーが苦手ならアルガンオイルの方が使いやすいですよ。

アルガンオイルはオイリー肌でも使える?
アルガンオイルはオイリー肌のスキンケアにも効果的です。

オイリー肌は、肌の内側が乾燥して皮脂が過剰に分泌する状態なので、保湿が必要になります。

アルガンオイルの保湿力で肌がしっかり保湿されると、皮脂の過剰分泌が抑えられるため、オイリー肌のトラブル予防につながるのです。

オイリー肌の人は、洗顔後の肌にアルガンオイルを使う方法をおすすめします。スキンケアの仕上げにオイルを使うよりも、ベタつく心配がありません。

ただし、オイリー肌かつニキビができやすい場合は、アルガンオイルではなくホホバオイルをおすすめします。

アルガンオイルでニキビが悪化するのでは?
ニキビによって違います。

10代の思春期にできるニキビや、オイリー肌で皮脂が原因でできるニキビの場合は、アルガンオイルのようなオレイン酸を多く含むオイルは不向きです。

オレイン酸はニキビの原因になるアクネ菌のエサになるため、ニキビができやすい10代やオイリーかつニキビ肌には合いません。

皮脂が原因のニキビができやすい肌には、オレイン酸が少ないホホバオイルをおすすめします。

逆にアルガンオイルが効果的なニキビは、大人ニキビです。

大人ニキビの原因は乾燥なので、アルガンオイルをスキンケアに取り入れることで、大人ニキビの予防につながります。

自分のニキビタイプに合わせたオイルを選べば、オイルをスキンケアに取り入れてもニキビが悪化することはほとんどありません。

アルガンオイルの効果で肌も髪もつややかに

顔、体、髪と大活躍するアルガンオイルは、豊富な栄養で嬉しい効果もいっぱいです。

保湿力の高さはもちろん、エイジングケア効果は美容オイルの中では特に高いので、30代以降のエイジングケアに使ってみてはいかがでしょうか。

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ブティーマガジン編集部
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