紫外線が降り注ぐ季節になると、慌てて探し始める美白化粧水。
でも、どんな美白化粧水を選んだらいいか、迷ってしまうことはありませんか?
- 効果の高い美白化粧水の見極め方
- 人気美白化粧水の口コミや評判
- プチプラでおすすめの美白化粧水
- 簡単にできる美白ケア
パッケージや雰囲気、雑誌で掲載されているからと安易に選ぶのはNG。しっかり吟味して、確実に美白効果を得られる化粧水を使っていきましょう!
美白化粧水の効果と選び方
美白化粧水にはどんな効果が期待できるか、そして効果を最大限に引き出す美白化粧水の選び方についてご紹介します。
美白化粧品の効果とは
美白化粧水には、紫外線や炎症によるメラニンの生成を防いだり、還元して黒い色を淡色化したりといった作用のある美白成分が含まれています。
そのため、美白化粧水の効果としては、
- シミやそばかすを薄くする
- ニキビ跡を目立たなくする
- 日焼けで黒くなった肌を白くする
- 肌に透明感をもたらす
- 将来できるシミやそばかすを防ぐ
といった作用が期待できます。
とはいえ、美白化粧水に、本来の肌色よりも白くしたり、シミやそばかすをすぐに消すという、過度な期待を持つのは禁物。
今よりもシミを目立たなくして透明感のある明るい肌を手に入れるためには、一年を通して万全な紫外線対策を行うだけでなく、効果の高い美白化粧水で継続的に美白ケアを行うことが大切です。
では、効果の高い美白化粧水はどうやって見極めればいいんでしょう?選び方のポイントをご紹介しますね。
効果の高い美白化粧水の選び方
手にした美白化粧水の美白効果を見るためには、まず「本当に効果のある美白成分が配合されているか」を見極めることが大事。
そして、肌の水分バランスが崩れていると、美白成分が効きにくいため、「保湿力の高い成分が配合されているか」をチェックしましょう。
また、美白ケアはとにかく続けるということが大切なポイント。
コスパや肌への負担を考え、「続けられる美白化粧水か」を見据えて選ぶということが重要です。
本当に効果のある美白成分を配合しているものを選ぶ
美白化粧水を購入するときに一番期待するのは、やっぱり「シミやそばかすを薄くしたい!」など、「今あるシミの改善」効果ですよね。
ということは、シミを薄くする働きを持った美白成分を配合した美白化粧水を選びたいもの。
厚生労働省がシミやそばかすを防ぐ美白効果がある成分として認められているものには
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- プラセンタエキス
- トラネキサム酸
- ルシノール
などがありますが、この中でシミを薄くする働きを持った美白成分は「ビタミンC誘導体」です。
ビタミンC誘導体には強い還元作用があり、高濃度に配合されている美白化粧水には、シミやそばかす、黒ずみ等を薄める効果が期待できるとされています。
そのため、「今あるシミの改善」を目的に購入するなら、ビタミンC誘導体配合の美白化粧水を選びましょう。
ビタミンC誘導体は、シミだけでなく、毛穴やシワたるみなど、あらゆる肌悩みに効果の高い成分。
ビタミンC誘導体配合の美白化粧水を選ぶことで、美白ケアだけでなく、毛穴ケアやエイジングケアも同時に行うことができますよ♪
ハイドロキノンは、肌への刺激が強い成分ですが、皮膚の漂白剤と言われるほど、美白効果の高い美白成分です。
パワフルな美白効果を求めるなら、ハイドロキノン配合の美白化粧水もおすすめです。
保湿力が高いものを選ぶ
肌内の水分量が減っていると、せっかく美白化粧水に配合された美白成分も効きにくかったり、刺激を感じてしまうことがあります。
また、肌の乾燥は、透明感や肌ツヤがなくなり、くすんでしまう原因にも。
美白化粧水の効果を最大限に引き出すためにも、
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
などの高保湿成分が配合されたものを選びましょう。肌のコンディションが整い、明るい肌を目指せます。
無理なく続けられるものを選ぶ
美白化粧水による美白ケアは、継続して行わないと美白効果を実感しにくいもの。
また、紫外線は日差しの強い時期以外にも降り注いでいるため、一年を通して美白ケアを行う必要があります。
そのため、価格の高い美白化粧水を無理して買って続けられないくらいなら、負担のない価格で続けられるものを選ぶほうが美白効果は期待大。
無理のない金額で、好みのテクスチャや香りで選び、ストレスなく使える美白化粧水がベストです。
また、肌の弱い方は、ビタミンC誘導体やハイドロキノン等、美白効果の高い成分を配合した美白化粧水を使うと、肌質によっては刺激を感じることがあります。
無理して続けると美白効果を得られないばかりか、肌トラブルの原因となりますので、トライアル等で試してから使うようにしましょう。
- シミそばかすを薄くする働きのある美白成分を配合したもの
- 保湿成分を配合したもの
- 一年を通して無理なく続けられるもの
・・・ビタミンC誘導体・ハイドロキノンがおすすめ
・・・肌のコンディションを整え、ツヤや透明感をアップ
・・・価格や使用感で肌やお財布に負担のないものを
以上、3つのポイントをもとに、高い美白効果が期待できるおすすめの美白化粧水をランキング形式でご紹介します。
ぜひ、自分にぴったりな美白化粧水、こちらで見つけていってくださいね。
美白化粧水の人気おすすめランキング
特徴別に美白化粧水を厳選してみました!
こちらからは、
- 肌が弱い人や敏感肌でも使える肌にやさしい美白化粧水
- ドラッグストアで購入できるおすすめのプチプラ美白化粧水
- 美白を前面にうたっていないけれど、美白効果も期待できるビタミンC誘導体配合化粧水
- 老舗コスメブランドや製薬会社が開発した美白成分配合の化粧水
をご紹介します。ランキングでご紹介した美白化粧水にイマイチ、ピンと来なかった方、チェックしてみてくださいね。
肌が弱い人や敏感肌でも使える肌にやさしい美白化粧水
ランキングでは、シミを薄くする効果が期待できる「ビタミンC誘導体」や「ハイドロキノン」を配合した美白化粧水をご紹介しました。
ただ、肌質によっては、どうしてもこの2つの成分が合わなかったり、刺激を感じてしまったりという方もいらっしゃいます。
そこで、こちらからは、比較的刺激が少ないとされる美白成分を配合した、敏感肌でも使える肌にやさしい美白化粧水をご紹介。
シミを薄くするといった効果はさほど高くありませんが、穏やかな作用で、シミやそばかす、くすみのできにくい、透明感のある肌に育てていくことができます。
ドラッグストアで購入できるおすすめのプチプラ美白化粧水
こちらからはドラッグストアやスーパーで買えるお手頃価格の美白化粧水をご紹介します。
価格の点から見て、美白有効成分の濃度は低めと考えられますが、コスパがいいので惜しみなくバシャバシャ使えますよね。顔だけでなく、全身使いにもおすすめ。
たっぷり使って、顔とボディのシミを防ぎましょう!
美白効果も期待できるビタミンC誘導体化粧水
ビタミンC誘導体化粧水は、美白ケアだけでなく、ニキビケアやエイジングケア、毛穴ケアにも効果的。
美顔器でイオン導入を行うと、ビタミンCの浸透がさらに高まり、シミやそばかすの予防・改善につながります。
老舗コスメブランドが開発した美白成分配合の化粧水
こちらからは、独自研究機関を持った老舗のコスメブランドが独自に開発し、厚労省が認めた美白成分を配合した化粧水をご紹介します。
長い研究の末、開発された美白成分ですので、化粧水の価格も若干高めですが、効果も信頼度も抜群です!
美白化粧水についてよくある疑問
今使っている基礎化粧品に美白アイテムをプラスしたいというときは、美白化粧水よりも有効成分の配合濃度が高い美白美容液を取り入れてみましょう。
日焼け後、水や氷でクールダウンした後に使うと、シミやそばかすの予防にも。
抗炎症成分が配合されたコスパのよい美白化粧水や、保湿成分が配合されたボディ用美白クリームやミルクがおすすめです。
美白成分の種類によってアプローチの仕方が違います。
美白成分の働き①メラニンの生成を抑える
ビタミンC誘導体、アルブチン、コウジ酸、エラグサン、ルシノール、カモミラET、トラネキサム酸、プラセンタエキス、リノール酸など
メラニンは、シミやそばかすを作る元。それなら、メラニンを作らせないようにしよう!という働きをするのがこれらの美白成分です。
美白成分がメラノサイトに働き、メラニンをできにくい状態にしたり、メラニンができあがる状態をじゃますることで、シミやそばかすを予防します。
これは「メラニン生成抑制作用」や「チロシナーゼ活性阻害・成熟阻害作用」とも言われます。
美白成分の働き②メラニンの排出を促す
ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、リノール酸、エナジーシグナルAMPなど
これらの美白成分は、肌の新陳代謝を高めて、作られてしまったメラニンを肌にとどめず、早く外に追い出してしまおう!という働きをします。
この美白成分を配合した美白化粧水をいつも塗っておくと、うっかりメラニンが作られてもどんどん排泄して、シミやそばかすを防いでくれます。
これは「メラニン排出促進作用」と呼ばれます。
美白成分の働き③メラニンの色を薄くする
ビタミンC誘導体、ハイドロキノンなど
できてしまったメラニンを還元、つまり酸素を外して、色のない、別の物質に変えてしまおう!という働きをするのが、これらの美白成分です。
これは「メラニン還元作用」と呼ばれ、シミを予防するだけでなく、シミを薄くすることも可能。
積極的な美白ケアには、これらの成分が配合された美白化粧水が最適です。
美白化粧水には、国が認めた美白成分が配合されている医薬部外品指定のものと、そうでないものがありますが、どちらが効くとは一概に判断できません。
ただ、どれを選んだらいいか迷うときの基準としてとらえておくというのも一つの方法です。
美白化粧水の効果を引き出す使い方
美白化粧水の効果をしっかり実感するために、効かせ方のポイントをご紹介します。
美白化粧水は一年中使い続ける
どんなに優れた化粧品でも、一定の効果を得るためには継続使用が必要です。美白化粧水を1本使い切ったところで目に見える効果がなくても、肌トラブルがなければまずは合格。
一年を通して使い続けましょう。
規定の使用量を守り、正しく使う
それぞれの美白化粧水に表記された使用量を守り、洗顔後、なるべく早く使うのがポイント。肌の摩擦を防ぐため、コットンは使わず、手でやさしく押さえるようにしてなじませていきます。
併せて角質ケアにもトライしてみて
美白化粧水を使って、何となく肌にしみ込んでいかないな・・・と感じたら、ピーリングやクレイ洗顔による角質ケアにもトライしてみて。
化粧水の浸透がよくなって美白成分が効きやすくなるだけでなく、肌のターンオーバーを促すのでメラニンの排出がスムーズになり、メラニンの蓄積も防いでシミを予防できます。
併せて行いたい簡単美白ケア
美白化粧水による内側からの美白ケアに加えて、UV対策や食生活による美白ケアも併せて行うと、さらに効果的。どれも簡単に行えるものなので、日頃から意識して取り入れてみてください。
徹底したUV対策で美白ケアを
できてしまったシミを美白化粧水で改善しながら、新たなシミができないよう、徹底したUV対策を行いましょう。
日焼け止めは一年を通して毎日使うことはもちろんのこと、
- 長袖を着る
- つばの広い帽子をかぶる
- 日傘をさす
- サングラスをかける
- なるべく日陰を歩く
などして、紫外線を物理的に遮断する対策方法が確実です。
また、シミだけでなく、シワやたるみなど、肌老化の原因となる紫外線A波(UVA)は窓ガラスを透過します。
天気が悪いから、家にいるからと油断せず、毎日忘れずに日焼け止めを塗るように心掛けましょう。
https://www.beautemagazine.jp/hiyake-osusume/
シミに効く食べ物や飲み物で美白ケア
紫外線によるシミやそばかすを防ぐには、
- ビタミンA(β-カロテン)
- ビタミンC
- ビタミンE
- ポリフェノール
・・・にんじん、かぼちゃ、レバーなど
・・・赤ピーマン、パセリ、いちごなど
・・・いくら、たらこ、うなぎ、ナッツ類など
・・・赤ワイン、ココア、さつまいもなど
など、抗酸化作用のある食品をとり入れると効果的。にんじんジュースやサラダなど、シミに効く食べ物や飲み物を意識してとりましょう。
特に、菜の花とうなぎはシミ予防に最強の組合せなのでおすすめ。和え物にするなど、工夫してみてくださいね。
抗酸化作用のある食品の中でも、レモンやオレンジなどの柑橘類やセロリ、パセリは食べるタイミングに注意。
これらの食べ物には、日光を浴びるとシミをつくる「ソラレン」が含まれているため、朝食ではなく、夕食でとるようにしましょう。
スチームタオル洗顔で美白ケア
肌がくすんで透明感が低下しているときにおすすめなのがスチームタオル洗顔です。
温熱効果で血流がアップして血行が促進。メラニンを含んだ古い角質がスムーズに代謝されるので、肌色がワントーン明るくなります。
また、美白化粧水を浸透もアップして、美白成分が効きやすい肌になれますよ♪簡単なので、ぜひトライしてみてください。
- タオルを2つ折りにして丸めて中心部に45度~50度のお湯を注ぐ。
- タオルを広げて顔に40秒~60秒ほど当てる。
- 1と2をもう一度繰り返す。
- 3が終わったら、目の周り、鼻の周り、口の周りなど、気になるところを拭く。
- タオルを三角にして、タオルの端で耳の周りを拭く。
- タオルを手の平に広げて、耳下から首筋を拭く。
美白化粧水で透明感のある、みずみずしい肌に育てましょう!
以上、おすすめの美白化粧水や、併せて行いたい簡単な美白ケアについてご紹介しました。
気になったアイテムはありましたでしょうか。
とにかく、紫外線は肌の大敵。使いやすく、続けやすい、お気に入りの美白化粧水でシミやそばかすのない白肌を目指してくださいね。
・記事の情報は最新の情報でない可能性があります。ご購入に際してはメーカーや販売元にてご確認ください。
・掲載情報について間違いや誤解を招く表現がございましたら、「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。