今回は、ホットタオルのレンジを使った作り方をご紹介します。寒い朝にホットタオルで顔や目、首を温めるとすごく気持ちいいですよね!
特に、デスクワークで目を酷使していると、目元にホットタオルを当てたときのじんわりとした温かさがよく効いて生き返る気分。
私は目の痛みと首、肩のコリが頭痛の原因になりやすいので、しょっちゅうホットタオルを作って温めています。
でも、中には「ホットタオルをレンジで作ってもすぐに冷める!」「熱すぎて使いにくい」という人も多いのではないでしょうか。
レンジで手軽に作れるホットタオルですが、作り方のコツがわからないとすぐに冷めたり、熱すぎたりと不便になってしまいます。
そこで、今回はレンジを使ったホットタオルの作り方のコツをご紹介しますよ!
- ホットタオルをレンジで作る基本の作り方
- レンジを使う冷めないホットタオルを作るコツ
- ホットタオルの効果
- 私のホットタオルアレンジ方法
以上4つの内容をお伝えします。
この記事の目次
ホットタオルをレンジで!3分でできる作り方
ホットタオルを熱湯で作る作り方もありますが、電子レンジならお湯を準備する手間がかからないので簡単です。
ただし、電子レンジでホットタオルを作るときは、温めて取り出すときに火傷しないように気をつけてくださいね。取り出す前に、ホットタオルの熱を指で軽く触れて確認しましょう。
では、ホットタオルをレンジで作る作り方を解説します。
レンジで作るホットタオルに必要なもの
- フェイスタオル(厚みのあるものがおすすめ)
- ジップ付き耐熱袋
レンジを使うホットタオルの作り方
- タオルを水に濡らして軽く絞り、袋に入るようにロール状に巻く
- 巻いたタオルを袋に入れ、ジップを閉めてレンジで温める(600Wで1分)
- 取り出す前に袋越しにタオルの熱を指で触れて確認し、熱すぎなければ取り出す
- 袋の中からタオルを取り出し、広げて熱を開放して使う
あとは顔、目元、首元、肩とお好きな部分にのせて温めてくださいね。
ホットタオルを冷まさない3つのコツ
美容と疲れ対策に良いホットタオルですが、レンジで作るとムラができやすく、冷めやすいのが欠点なんですよね。
- ホットタオルが冷めない適温がわからない!
- 寒い季節は顔にホットタオルを乗せても1分で冷めちゃう……
ホットタオルすぐ冷める問題を解決する、冷めにくいホットタオルの作り方のコツがあるんです!
⑴厚手のフェイスタオルを使う
フェイスタオルに厚みがあるほど、熱がキープされやすいです。
薄いフェイスタオルだとすぐに冷めてしまうので、ホットタオル用の厚みのあるフェイスタオルを使ってみてください。
⑵秋冬はホットタオルの上にプラスα重ねる
特にホットタオルが冷めやすい秋冬は、ホットタオルの上にあるものを重ねてみましょう。
あるものとは、乾いたタオルまたはラップです。
タオルの上に保温効果のあるものを重ねて、冷めにくくします。
ラップはホットタオルを折りたたみ、包んで使ってください。
乾いたタオルの方が個人的には使いやすかったですね。
どちらも試してみてください!
⑶レンジで温めるときにタオルを巻いておく
レンジでホットタオルを温めるとムラができやすいので、クルクルとロール状に巻いて温めましょう。
折りたたんで温めるよりも全体に熱が行き渡る仕上がりになります。
ホットタオルの適温ってどれくらい?
ホットタオルの適温は40度程度、と言われていますが、作るたびに温度計で測るのは面倒ですし、そもそも温度計がないという人は多いと思います。
あくまでも目安ですが、ホットタオルを温めて取り出す前に指で触れ、「ちょっと熱いけど触れる」程度の熱さがベストです。
指で触れたとき、熱すぎて思わず指を離してしまうほどなら、温めすぎでそのまま使うと肌が乾燥してしまいます。
温めすぎたホットタオルは、火傷しないようにぬれ布巾を手に持った状態でレンジから取り出し、テーブルの上に広げて冷ましてください。
指で触れられるけどちょっと熱いくらいに冷めたら、ホットタオルとして使ってOKです。
時間があるときは熱湯でホットタオルを作ろう
レンジを使えば手軽にホットタオルが作れますが、冷めにくいホットタオルを作りたいなら、熱湯を使う方法がベストです。
時間があるときは、熱湯を用意してホットタオルを作ってみてください。小鍋で熱湯を用意しても良いですし、ポットに入った熱湯を使ってもOKです。
- 洗面器にロール状に巻いたタオルを入れる
- 40度程度の熱湯を加えてタオルを熱湯に浸す
- タオルの水気を軽く絞って完成!
毎朝コーヒーやお茶を飲む人は、ホットタオルに使うぶんのお湯も一緒に沸かしておくと便利ですよ。
電子レンジに比べるとちょっと手間はかかりますが、冷めにくさはダントツなので、どうしてもホットタオルが冷めてしまうという人は、熱湯を使ってみてください。
毛穴効果だけじゃない!ホットタオルの効果
ホットタオルといえば、毛穴汚れを取るために使う方法が有名ですが、実は他にも嬉しい効果があるんです。
- 血流をスムーズにしてターンオーバーを促す
- 肌を柔らかくして化粧品の浸透力アップ
- 毛穴の奥に詰まった汚れが落ちやすくなる
- 目元の血流を促して眼精疲労やクマをケア
- 肩こり、首こりの緩和
ホットタオルの美肌効果
メイクを落として洗顔する前にホットタオルを使えば、毛穴が開いてクレンジングで落としきれなかった汚れが落ちやすくなり、毛穴詰まりによる黒ずみやニキビ予防になります。
保湿ケアの前に使うと、肌が柔らかくなり、ごわついた肌でも化粧水や美容液が浸透しやすくなり、スキンケア効果もアップするんです。
ホットタオルの美肌効果はそれだけではありません。
毛細血管が熱で広がって血流がスムーズになり、肌のターンオーバーが促され、メラニンや
古い角質など、肌に不要なものが排出されやすくなります。
ホットタオルで目、首、肩の疲れをケア
デスクワークの人は、顔だけではなく、目元、首元、肩にもホットタオルを使ってみましょう。
長時間パソコン作業をして酷使した目元と、座って猫背の状態が続いてこった首、肩にホットタオルを当てると、じんわり温め効果で痛みが和らぎます。
目元にホットタオルを当てると、血流がスムーズになるので、どんよりとした青クマやむくみの解消にも良いですよ!
スキンケア効果がアップするホットタオルの使い方
ホットタオルをスキンケアのために使うなら、スキンケア効果を高めるちょっとしたテクニックも取り入れてみませんか?
美肌づくりにおすすめのホットタオルの使い方をご紹介します。
ホットタオル+洗顔ブラシで毛穴の黒ずみ撃退!
ホットタオルで毛穴を開いてから洗顔すると、普段のクレンジングや洗顔で落としきれなかった毛穴の汚れが取れやすくなります。
メイクを落としてホットタオルを2分ほど当てて洗顔するのですが、洗顔ブラシを使うと効果的です。
週に1、2回の頻度でホットタオルと洗顔ブラシを使ってケアすれば、毛穴詰まりによる黒ずみやニキビを防げますし、続けると毛穴が目立たなくなる効果も期待できます。
洗顔ブラシは、肌触りのいいものを選んでくださいね。
ちなみに、私はアマゾンで購入できるKIMIHEの洗顔ブラシを使っています。
めちゃくちゃ気持ちいい洗い心地で、毎日使いたくなりますよ!
週に1、2回ホットタオルと合わせて使っていますが、ファンデーションを塗ったときに目立っていた小鼻の毛穴が目立ちにくくなりました。
ホットタオル+フェイスパックで集中スキンケア
- なんだか肌が特に乾燥する
- メイクのりが悪い
- くすみが気になる
そんな肌の調子が悪いときのメンテナンスに、ホットタオルとフェイスパックの合わせ技がおすすめです。
普段使っているフェイスパックをホットタオルに合わせるだけで、フェイスパックに含まれる美容液がお肌に浸透しやすくなります。
フェイスパックの代わりに美容液でもOKです。
いつもの保湿ケアのあと、ホットタオルをレンジで作って顔に2〜3分置いたら、フェイスパックをして完了です。
肌触りがいつもよりモチモチ、翌朝のメイクのりもなめらかになりますよ!
私がハマったホットタオルアレンジ方法

ホットタオルでアロマテラピー
私がよくやるのが、ホットタオルにアロマオイルの香りを移して使う方法です。
アロマの香りが漂うホットタオルで、心身がリラックスして簡易的なアロマテラピーになります。方法はとても簡単です。
- 洗面器やボウルにお湯、アロマオイル1滴を入れる
- タオルを浸して水気を絞り、香り付きホットタオルの完成
アロマテラピーは、植物の精油の香りを使った自然療法です。
主にリラックス効果が期待できます。私はその日に気になったことに合わせて、アロマオイルを選んで使っています。
- 頭痛が起こりそうなとき:ラベンダー
- 朝からやる気が起きないとき:グレープフルーツ
- 中々寝付けないとき:カモミール
ホットタオルと拭き取り化粧水で角質ケア
週に1回、ターンオーバーを促すために角質拭き取り化粧水を使っているのですが、ホットタオルのあとに拭き取り化粧水を使い始めてから肌の調子が良いんです。
- 肌のくすみが気になる
- スキンケアの効き目が悪い
- 肌がざらつく
そんな人は、古い角質が溜まっているのかもしれません。
ホットタオルを使うと、肌表面の古い角質が柔らかくなって取れやすくなります。
ホットタオルを2、3分顔に乗せて、コットンに浸した拭き取り化粧水で肌をやさしく拭き取り、あとはいつも通りの保湿ケアで完了です。
アラサー、アラフォーになると、ターンオーバー周期が長くなる、乱れることが多いので、週1のホットタオルと拭き取り化粧水の角質ケアをすれば、スキンケアの効き目もアップしますよ!
ホットタオルとアイクリームで目元ケア
私はデスクワークで1日中パソコンを使っているので、目が疲れやすく、度々目元の痛みから頭痛が発生することが多いんです。
また、美白ケアをしているのに目元中心にシミができやすく、おそらく目元の血流が悪いせいだと思います。
そこで、週2、3で夜に実践しているのがホットタオルとアイクリーム、ツボ押しの合わせ技です。
寝る前にアイクリームを薄く目元に塗り、ホットタオルを2、3分乗せます。
タオルを外してアイクリームを再び薄く重ねて、目元のツボを綿棒で垂直に押して完了です。
目元のツボは、黒目の下の骨のくぼみと、目尻にあるツボ、眉間にあるツボを押しています。
眉間にあるツボは、下を向いて両手を合わせた状態で親指で押すのですが、目元が疲れていると癖になる痛気持ち良さを感じるんです!
ホットタオルで血流を良くしてからツボ押ししているので、ツボへの効果もアップして疲れもスッキリですよ。
ホットタオルは毎日使っても大丈夫?
ホットタオルを毎日使うのはおすすめしません。
ホットタオルの温熱効果は、使いすぎると肌に必要な皮脂まで落としてしまうからです。
目元や首元など、部分的には週2、3でも問題はありませんが、顔に使う場合は週に1回、多くても週に2回までに抑えましょう。
また、ホットタオルを使ったあとは保湿ケアを忘れないでくださいね。
コツを抑えればレンジで作るホットタオルも冷めにくい!
レンジでホットタオルを作る作り方のコツをまとめます。
- 厚手のタオルを使う
- 温めるときはロール状に巻き、ジップ付きの袋に入れる
- ラップでタオルを包んだ状態、または乾いたタオルを重ねて使う
さらに、使い心地を良くするならお好みの香りのアロマオイルをお湯に混ぜて作る方法や、フェイスパック、美容液など普段お使いの化粧品の前に使う方法もおすすめです。
レンジを使えば2、3分でホットタオルが作れますが、冷めにくいコツを取り入れれば簡単かつ使いやすいホットタオルで美肌、疲労ケアができるので、ぜひ実践してみてください!
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