アイクリームでくまは撃退できる?原因やケア方法まで総まとめ

くま対策にアイクリームを使うのは効果的ですが、アイクリーム選びを間違うと、せっかくのくま対策が台無しになってしまうことがあります。

くまの種類に合うアイクリームの選び方や、ケア方法を知り、くまを撃退しましょう!

アイクリーム選びの前にくまの種類を知ろう

目元がどんよりとして、不幸そうな暗い顔立ちに見せるくまですが、種類によって原因やケアの方法が違うのです。

くま対策にアイクリームを選ぶときに、くまの種類がわかっていると、自分にぴったりのアイクリームを選べるので、まずは自分のくまのタイプを知りましょう。

くまは大きく分けて三種類あります。

  • 青くま
  • 黒くま
  • 茶くま

くまの色によって分けられているので、目元を見てくまの色をチェックすると、自分のくまがどのタイプのくまなのか見極められるでしょう。

色が見極められない、という方も安心してください。簡単にくまの種類を見極められる方法があります。

くまを引っ張ってみてください。

  • くまの色が動かない→青くま
  • くまの色が消える→黒くま
  • くまの色が皮膚と一緒に動く→茶くま

と簡単に見極められるのです。

あなたのくまのタイプはどのタイプですか?くまのタイプがわかったら、それぞれの原因を追求してみましょう。

くまができる原因は?

くまができる原因は?

青くまの原因

青、または青黒い青くまは、血行不良が原因です。目元の血行不良は、眼輪筋という目のまわりにある筋肉の、血液をポンプのように循環させる力が弱くなることで起こります。

眼輪筋は顔の表情筋の一つで、まぶたを動かしたり涙の量を調整する機能を持つ、目の周りをドーナツ状にぐるりと囲んでいる筋肉です。この筋肉が衰えると目の周りの脂肪を支えきれなくなり「たるみ」となり、目が小さいような見た目になってしまいます。

引用:www.biyougeka.com

眼輪筋の働きが弱まるのは、長時間スマホやPCを使用して目を酷使するのが主な原因です。また、冷えやストレスでも血流が悪くなり、青くまができやすくなります。

女性は男性に比べて全身の筋肉量が少なく、体が冷えやすいので青くまができやすいのです、特に、猫背で長時間デスクワークをしている人は、首回りの筋肉がこり固まり、顔や目元に血液が流れにくなってますます青くまができやすくなります。

黒くまの原因

黒くまの主な原因はたるみです。

目の下がたるむと皮膚や骨格部分に影ができ、影がくまのように見えます。

たるみは

  • 乾燥
  • 目元の筋力の低下
  • コラーゲンの減少
  • 紫外線

様々な原因がありますが、主に年齢を重ねることで起こりやすくなります。

コラーゲンの減少や目元の筋力の低下など、肌の奥深くで起こるトラブルが原因なので、くまの種類の中で特に根気強いケアが必要です。

黒クマは目の下のお肌のたるみなど、エイジングと一緒に出てきやすいのが特徴です。

生活の改善やマッサージで解消できることがいいですが消えない場合は病気のサインかもしれないので、お医者さんに相談してみましょう。

引用:www.libatape.jp

茶くまの原因

茶くまは色素沈着やくすみが積み重なって起こります。

色素沈着やくすみは、目元への強い摩擦刺激や紫外線ダメージによって、メラニンが増加し、排出が追いつかずに発生するものです。

目元の皮膚は、顔の中で特に薄くなっているため、摩擦や紫外線など、刺激が伝わりやすい状態になっています。

毎日のメイク落としで無意識にゴシゴシこする、日常的に目をこする習慣があると、茶クマができやすくなるので要注意です。

くま対策のアイクリームを選ぶときのポイント

くま対策のアイクリームを選ぶときのポイント

くまの種類に合わせた成分が配合されているかチェックする

種類が違うと原因も違うため、くま対策のアイクリームはどのようなくまにアプローチするか、明確になっているアイクリームが必要です。

アイクリームの宣伝で「くまに効果的」という言葉があっても、どのようなくまに効果的なのか、成分やメカニズムをチェックして見極めましょう。

青くま向けアイクリーム

血流の悪化が主な原因の青くまには、血流を促進させる働きがあるアイクリームを選びましょう。

また、アイクリームに合わせて目元を温めるケアも取り入れてみてください。ホットタオルや、「めぐリズム」のようなホットアイマスクを使って目元をほぐすと効果的です。

黒くま向けアイクリーム

目元にハリ、弾力を生み出すサポートをする美容成分が配合されているたるみに特化したアイクリームを選びましょう。

肌内部のコラーゲン生成を促す美容成分が配合されているものがおすすめです。

  • ビタミンC誘導体
  • 植物幹細胞エキス
  • FGF-1(ヒトオリゴペプチド-13)
  • プラセンタエキス
  • ナイアシン
  • レチノール
  • プロテオグリカン

レチノールは刺激が強い成分で、使い始めはピリピリとした刺激や赤みが起こる可能性があります。

特に目元は皮膚が薄いため、レチノールによる刺激を受けやすいため、敏感肌の方はレチノール配合のアイクリームは避けた方が良いかもしれません。

黒くまの原因のたるみは、アイクリームだけで根本的にケアするのは難しいため、目元のたるみにも使える美顔器を取り入れるとより効果的です。

https://www.beautemagazine.jp/biganki_osusume/

茶くま向けアイクリーム

美白系アイクリームでメラニンの働きを抑えつつ、パッと明るい目元を目指しましょう。美白系アイクリームの中でも、美白有効成分が配合されているものがおすすめです。

メラニンは肌のターンオーバーで排出されるため、美白作用に合わせてターンオーバーを促進させる効果も期待できるアイクリームがベストです。

保湿力の高さも重要

目元は皮膚が薄く、皮脂分泌も少ないため、顔のパーツの中で特に乾燥に弱い部分です。

乾燥して皮膚のキメが粗い状態だと、アイクリームがなじみにくく、美容成分が浸透しにくくくなります。

アイクリームの効果を最大限活かすために、目元の乾燥もケアできる高保湿なアイクリームを選びましょう。

高保湿成分の中でも、元々肌に存在する保湿成分や肌馴染みの良い保湿成分入りのものがおすすめです。

  • 植物性オイル
  • セラミド
  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸
  • プロテオグリカン

くまにおすすめのアイクリーム5選

フローフシ THE アイクリーム(青クマ)

フローフシ THE アイクリーム画像引用:Amazon
美容成分と特徴

  • エンドミネラルが目元の筋肉をゆるめて血流促進
  • 三種類のペプチド
  • ビタミンC
  • 三種類の植物オイル(ホホバオイル、マカダミアナッツオイル、コーンオイル)

フローフシのアイクリームは、こり固まった目元の筋肉をほぐすという、独自のケアで目元トラブルにアプローチします。

スマホやPCの長時間使用が増えた現代人には、目元の保湿ケアだけではなく、筋肉の疲れをケアすることも必要です。

筋肉をほぐすことで、美容成分が目元に働きかけやすくなり、目元ケアの効果が高まります。血流促進効果が期待できるので、血流の悪さで起こる青クマ向きのアイクリームです。

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キラリエ アイクリームⅢ(黒クマ)

キラリエ  アイクリームⅢ画像引用:Amazon
美容成分と特徴

  • アロマ成分でリラックスしながら目元ケアができる
  • レチノール
  • 三種類のペプチド
  • プロテオグリカン
  • メープルウォーター
  • 四種類の植物オイル(アボカドオイル、ローズヒップオイル、ひまわりオイル、あんずオイル)

コラーゲンの減少が原因のたるみやくぼみで起こる黒クマにおすすめのアイクリームです。

リフトアップ成分のレチノールや、高保湿成分のペプチド、プロテオグリカン、植物オイルなど、贅沢な美容成分を配合しています。

さらに魅力的なのが、ふんわりアロマの香りでリラックスできるので、毎日の目元ケアが楽しくなるということです。

安眠効果が期待できるネロリの精油をベースに、ベルガモットやダマスクローズなど、優雅な香りを楽しめます。

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クリスチャン ブルトン Cセラム(青クマ、茶クマ)

クリスチャン ブルトン Cセラム画像引用:Amazon
美容成分と特徴

  • 目元を冷やして血管を拡張させ、血流を促進させる
  • オイルフリーでまつげ美容液としても使用可能
  • 植物性エキスのブライトニングカクテル
  • シアバター

フランス発の高級サイエンスコスメ、クリスチャンブルトンのアイクリームや目元美容液は、世界57カ国で販売されています。

Cセラムは目元を美白ケアして色素沈着による茶クマと、冷却作用で血流を促進させ、青クマまでケアできる目元専用美容液です。

シアバターによる保湿力で、目元の乾燥も予防するので、クマだけではなく、乾燥による小じわ対策もできます。

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アテニア アイエクストラセラム(黒クマ)

アテニア アイエクストラセラム画像引用:attenir.co.jp
美容成分と特徴

  • ハリとうるおいを与える独自開発成分エネリブートGY
  • コメ胚芽油
  • 酵母ペプチド

目元のリフトアップに特化したアイクリームで、たるみやくぼみで老けた目元にピンッとした若々しさを取り戻します。

独自開発されたエネリブートGYをはじめ、コメ胚芽油や酵母ペプチドなど、配合されている成分はこだわりのあるものばかりです。

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SHISEIDO バイタパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト(黒クマ、茶クマ)

SHISEIDO バイタパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト画像引用:Amazon
美容成分と特徴

  • ハリ有効成分と美白有効成分で、たるみと美白ケアが同時にできる
  • 純粋レチノール
  • 4MSK

コンシーラーで隠しきれないほどの茶クマにお悩みの方は、美白有効成分が配合されたアイクリームがおすすめです。

資生堂の高級アイクリームは、目元のたるみやシワ、色素沈着まで、目元トラブルをトータルケアできます。

厚生労働省に認められている美白有効成分4MSKは、メラニンの抑制と排出の二つの働きでシミ、そばかすを防ぎ、クリアな目元へと導きます。

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メイク、マッサージでできるくま対策

メイク、マッサージでできるくま対策

メイクでくま対策する方法

メイクでくま対策をするポイントは四つあります。

  • ファンデーションでナチュラルにカバー
  • 明るいアイシャドウでくまを飛ばす
  • コンシーラーを使う場合は放射線状にのせる
  • ハイライトで目元をパッと明るくする

ファンデーションでくまをカバーする方法

くま隠しにはコンシーラーを使う方が多いですが、30代〜50代の女性は、ファンデーションを使う方法がおすすめです。

小じわがあると時間が経ってからコンシーラーが小じわに溜まりやすいので、薄づきのファンデーションでナチュラルにカバーしましょう。

使うのは、ヨレにくいリキッドファンデーションです。顔にファンデーションを塗ったあと、指に残ったファンデーションを薬指でクマの部分にやさしく叩き込みましょう。

明るいアイシャドウでくまを飛ばす方法

くま隠しに良いのは、シャンパンベージュやラメ入りの明るいベージュカラーです。下まぶたの目頭から目尻部分まで、ブラシでふんわりとのせると、くまのどんよりとした印象が明るくなります。

逆にNGなのは、寒色系アイシャドウです。ブルーやネイビー、パープルなどはくまの暗さが目立つので、クマが目立つときは避けましょう。

コンシーラーでくまをカバーする方法

ファンデーションだけではカバーしきれないほど、くまが濃く目立つ場合はコンシーラーを使います。

ヨレを防ぐために、使うのはリキッドコンシーラーを選びましょう。柔らかく肌馴染みの良い筆ペンタイプのコンシーラーがおすすめです。

コンシーラーをのせるときは、点置きするのではなく、放射線を描くようにのせます。くまの色が濃い部分をスタート地点に、放射線状にコンシーラーをのせ、薬指でやさしく叩き込んで馴染ませてください。

コンシーラーの色は、

  • 青くま:オレンジ
  • 黒くま:パール入りベージュ
  • 茶くま:イエロー

また、乾燥対策に保湿成分配合のコンシーラーを選びましょう。目元の小じわが目立ち、コンシーラーがよれるのを防げます。

ハイライトで目元を明るくする方法

ファンデーション、コンシーラーに合わせて使いたいのがハイライトです。ハイライトを目元に使うと、ツヤによる立体感でふっくらとハリのある目元に仕上がります。

また、ファンデーションとコンシーラーだけでくまをカバーしようとすると、つい厚塗りになりがちですが、ハイライトを合わせればそれぞれ薄づきでもカバー力がアップするのです。

ハイライトは、イエローベース肌の人はイエロー系、ブルーベース肌の人はパールホワイト系やパールピンク系がおすすめです。指にハイライトパウダーを馴染ませ、目元のCゾーンに撫でるようにのせたら、5回ほどやさしく叩き込みましょう。

三種類のくまをケアするマッサージ方法

アイクリームは種類に合わせて選ぶべきですが、マッサージはくまの種類に限らず効果的です。マッサージをすると血流がスムーズになり、目元の皮膚のターンオーバーが促進し、色素沈着やくすみがケアできます。

また、筋肉がほぐれて筋力が回復し、たるみ予防にも効果的です。

ただし、目元の皮膚は薄くてデリケートなので、力を入れてマッサージすると、逆にくまを悪化させる可能性があります。

マッサージを行うときは、マッサージクリームをたっぷり使い、力を入れにくい中指と薬指を使いましょう。

マッサージ方法は、youtubeにある美容家の樋口賢介先生の動画の方法がわかりやすくておすすめです。

くまは種類に合わせたアイクリームとケア方法が大事

青くま、黒くま、茶くまと三種類あるくまのうち、自分のくまはどのタイプか見極め、くまに合うアイクリームを選んで使いましょう。

マッサージや美顔器も取り入れて、集中的にケアすれば、アイクリームの効果もより高まり、生き生きとした目元が取り出せるはずです。

毎日のスキンケアにくまケアをプラスして、どんより顔は卒業しましょう!

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ブティーマガジン編集部
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