保湿オイルは、顔や体など、肌の乾燥対策に効果的なスキンケアアイテムです。
でも、どんな使い方をするのかとか、どんな種類の美容オイルを選べば保湿効果や美肌効果が高いのかとか、初めて保湿オイルを使おうとすると迷ってしまいますよね。
そこで今回は保湿オイルのこんなことをご紹介したいと思います。
- 美容オイルで本当に肌は保湿できるのか
- 保湿オイルで得られる美肌効果
- 良質な保湿オイルの見極め方
- 保湿におすすめの美容オイル
- 保湿オイルを使うときの注意点
そろそろオイル美容を始めてみようかなとお考えの方、ぜひチェックしていってくださいね!
この記事の目次
保湿オイルの美肌効果は?オイル美容は乾燥肌に効く?
そもそも保湿オイルにはどんな特徴があるのでしょうか。
食用オイルとは違い、スキンケア用のオイルを使う場合には、以下のような美容効果が得られます。
肌に必要な油分を補い保湿する
保湿オイルは、不足した皮脂膜を補って、肌のバリア機能を強化する働きがあり、肌を乾燥から守る役割を担います。
特に、皮脂の分泌量が下がり、クリームなどで保湿をしても、かさつきを感じる方に保湿オイルは効果的。
肌になめらかに、そしてムラなく均一に伸びるオイルには、極度の乾燥肌の方や保水力が低下した年齢肌の皮脂と水分のバランスを整える効果が期待できます。
べたつくことなく、肌にうるおいを補うことができるのも、保湿オイルの最大の特徴です。
植物性のオイルが肌に栄養を補う
保湿オイルは天然由来の植物性オイルを主原料にしているため、その植物自体が持っているビタミン等の栄養を肌に補給することができます。
また、植物性オイルは、人の肌の皮脂によく似た構造をしているため、肌の皮脂の代わりとなって様々な刺激から肌を守ってくれます。
顔だけでなく体や髪など全身に使える
保湿オイルは、顔や手、体だけでなく、髪の毛など、全身に使えるのも大きなメリットです。
ハンドクリームやボディクリームと、保湿剤をあれこれそろえる必要がなく、保湿オイル1本で全身のケアが可能です。
また、肌に合う保湿オイルが見つかれば、他のスキンケア商品を買う手間もお金も省けて一石二鳥♪
全身まるごと安心してトータルケアが行えますよ。
保湿オイルには5つの美肌効果が期待できる
保湿オイルは、肌をうるおしてくれるだけでなく、次のような5つの美肌効果も期待できます。
保湿オイルを使うと肌のコンディションがよくなると感じるのは、以上のような美肌効果を得られるためです。
主な保湿オイルの種類と特徴
保湿オイルといってもオイルには様々な種類があり、中でも美容に使えるオイルは30を超えるほどの種類があります。
そこで保湿力に優れ、美容にも使いやすい代表的なオイル8種類の効果や使用期限について簡単に表でまとめてみました。
オイル名 | 保湿 | 美白 | シワ たるみ |
使用期限 (開封後) |
---|---|---|---|---|
ホホバオイル | ◎ | ○ | ○ | 約1~1年半 |
アルガンオイル | ○ | ◎ | ◎ | 約6カ月 |
スクワランオイル | ◎ | ◎ | ◎ | 約1年 |
オリーブオイル | ◎ | ○ | ◎ | 約6カ月 |
ココナッツオイル | ○ | ○ | ◎ | 長期保存可 (要冷蔵) |
椿油 | ◎ | ○ | ○ | 約1年 |
マルラオイル | ◎ | ○ | ◎ | 約1年 |
アーモンドオイル | ◎ | ◎ | ○ | 約6カ月 |
保湿だけでなく、クレンジングやマッサージなど、万能に使えるオイルとして1本あると便利なのが「ホホバオイル」。
そして、使用期限も長い上、比較的扱いやすいのが「スクワラン」です。人の肌にもともと存在する成分なので、肌なじみがよく、安心して使えるのが特徴です。
また、アンチエイジングの効果をプラスするなら、抗酸化力の高い「アルガンオイル」や「マルラオイル」がおすすめです。





保湿に最適!美容オイルおすすめランキング
こちらからは、口コミでも人気が高く、保湿ケアに使いやすいおすすめの美容オイルを厳選してご紹介します。
どれも保湿力に優れ、安全に使えるオイルです。ぜひチェックしてみてくださいね。
VIRCHE マルラオイル

価格 | |
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内容量 | 18ml |
備考 | 30日間全額返金保証付き |
マルラという木の実からとれる、保湿とアンチエイジング効果に優れた美容オイルです。
オリーブオイルの約10倍、アルガンオイルの約3.6倍といわれるほど、高い抗酸化力を持つのがマルラオイルの特徴です。
オイル特有の香りもなく、オイルとは思えないほどサラサラした使い心地で皮膜感はゼロ。夜塗って寝ると、朝はしっとりモチモチとした肌に仕上がります。
また、頭皮になじませてマッサージした後、シャンプーすると、ツヤツヤとまとまる髪に♪
顔の保湿だけでなく、髪や頭皮、指先や爪など、全身まとめてケアできるのもマルラオイルをおすすめする理由です。
NATURAL ORCHESTRA オーガニックホホバオイル

価格 | お試し34ml 2,778円+税 55ml 4,352円+税 210ml 9,260円+税 |
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ホホバオイルは酸化しにくく安全性が高いので、初心者でも扱いやすい保湿オイルです。
肌質に合わせて肌の皮脂量を調節してくれるので、乾燥しているのにニキビや吹き出物ができやすいという方でも安心して使えます。
ホホバオイルの中でも最高品質と言われているのが、このNATURAL ORCHESTRAのオーガニックホホバオイルです。
精製されていない非加熱のホホバオイルで、色がゴールドなのが特徴。
ビタミンA、D、Eを豊富に含み、肌荒れや乾燥肌、吹き出物など、様々な肌トラブルのケアに最適です。
ビオオイル アルガンオイル

価格 | 3,500円 |
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内容量 | 50ml |
@コスメのベストコスメにも選ばれたことがある保湿オイル。
通常はふだんのスキンケアの最後に美容オイルを使いますが、このオイルは洗顔後、化粧水の前に塗る「ブースターオイル」として使うのがおすすめです。
オイルが肌になじむと、肌をやわらかくしてくれるので、その後に使う化粧水や乳液、美容液の浸透力が高まり、美肌効果がアップします。
ビオオイルアルガンオイルは、100%オーガニックで安心・安全。
高級な美容オイルとしても認知度が高い、天然由来のアルガンオイルが50mlで3,500円とコスパも◎です。
ジ・オリーヴオイルF

価格 | 8,640円 |
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内容量 | 30ml |
WEB限定お試しセット

価格 | 1,728円 |
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セット内容 |
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ジ・オリーヴオイルFは、南フランスのオリヴェール種を使ったエキストラバージンオリーブオイルを100%使ったフランス産の美容オイルです。
保湿力が高く、洗顔後、化粧水の後、これ1本でスキンケアが完了。美容液やクリームを塗らなくても、このオイルがあれば一日中うるおいが続きます。
オリーブのアロマが引き出される発酵法で香りがよく、毎日使うのが楽しみになる保湿オイルです。
2週間分たっぷり試せる、WEB限定のお得なセットも売れています。
HABA(ハーバー) 高品位「スクワラン」

価格 | 15ml 1,512円 30ml 2,700円 60ml 4,968円 120ml 9,180円 |
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備考 | 抗シワ効能評価試験済み |
数あるスクワランオイルの中でも、HABAの製品は不純物を徹底的に取り除いた、無添加で高品質な保湿オイルです。
高純度なのでべたつきもなく、いつものスキンケアに1回1滴をプラスするだけで肌はもっちりうるうるに。
肌内の水分の蒸発を防いで肌を乾燥から守り、毛穴や乾燥小ジワの目立たない美肌に育ててくれます。
15mlで3カ月もち、化粧水の後はこれ1本でケアも完了!コスパ的にもうれしい美容オイルです。
保湿オイルを使う順番は?美肌効果が上がる使い方をチェック!

せっかく保湿オイルを手に入れても、使い方を間違えていると効果も半減。
保湿効果をしっかり実感するためにも、美容オイルの正しい使い方をこの機会に押さえておきましょう。
こちらからは、オイルを顔につけるときのスキンケア方法をご紹介します。
基本はいつものスキンケアの最後に使う
保湿オイルによって使う順番が違う場合もありますが、基本的にはふだん行っているスキンケアの一番最後に使います。
コットンは使わず、手に数滴とって肌全体になじませるだけです。
かさつく季節や肌がゆらいで乾燥したり敏感になったりしているときは、少し多めに重ねづけ。
ただ、あまりにたくさんつけてしまうと、かえってインナードライを招くこともあるので、規定の使用量を守りましょう。
ブースター効果のある保湿オイルは洗顔後に
美容オイルには角質柔軟効果があり、ごわついた肌をやわらかくする働きがあります。
そのため、ブースターオイルとして洗顔後すぐに使うことで化粧水や美容液の浸透力をアップさせることができますが、オイルによっては肌表面に蓋をして水分をはじいてしまうものもあるので、選ぶときには注意が必要です。
ブースターオイルとして保湿オイルを使うときは、親水性(=油と混じりやすい性質のこと)が高く、肌に水分が浸透するのを促す効果のあるオイルを選びます。
- アルガンオイル
- ホホバオイル
- スクワランオイル
いつもの基礎化粧品に混ぜることもできる
美容オイルのべたつきや皮膜感がどうしても気になる・・・という方は、いつも使っている化粧水や美容液に保湿オイルを数滴混ぜて使ってみてください。
乳液のような使い心地でうるおい感がアップします。
また乳液やクリームに混ぜて使うと保湿効果も上がったり、BBクリームやリキッドファンデーションに混ぜて使うと、一日中うるおいのある肌状態を保てます。
乾燥しやすい季節や、超乾燥肌でお悩みの方におすすめの使い方です。
オイルマッサージで血行を促進する
保湿オイルは、肌に塗るだけでなく、全身の血行を促すマッサージオイルとしても使えます。
入浴後の清潔で体が温まった状態で行います。就寝前なら、さらに効果的。
一度、オイルを数滴手に取って、手の平で伸ばしてから顔や体に塗ってマッサージを行います。
基本的には、体の場合は末端から上部に向かって、顔の場合は内側から外側に向かって流すように行うのがコツです。
マッサージ後、拭き取る必要はありませんが、テカリが気になるときはホットタオルで押さえるようにしてオイルを肌になじませます。
血行が促されて顔のくすみの改善にもつながりますし、自宅にいながらエステの後のような肌感覚を味わえますよ♪
保湿オイルを使っても肌が乾燥するのはなぜ?
保湿オイルを毎日使っているのに、なぜか肌のかさつきが改善されない・・・そんなときは、オイルの品質や性質、使い方に問題があるかも。
こちらからは、良質なオイルの見分け方やオイルの保湿作用についてご紹介しますので、何となく保湿効果が感じられないという方、まず使っているオイルや使い方を見直してみましょう。
同じオイルなのに価格が違うのは品質の差にある
前述したように、保湿オイルに適した美容オイルはホホバオイルやアルガンオイルなど、たくさんありますが、同じホホバオイルやアルガンオイルでもいろんなメーカーから販売されています。
どのオイルも商品名がオイル名なので、どれを購入しても同じような印象を持ってしまいますが、よく見てみると、価格にかなりの差があることがわかります。
例えば、ランキングでご紹介したNATURAL ORCHESTRAのオーガニックホホバオイルは、34mlで2,778円という価格ですが、無印良品のホホバオイルは50mlで890円とプチプラです。
この場合は、価格が安いから質が悪いというわけではありませんが、同じホホバオイルでも価格に大分差があるということがおわかりいただけると思います。
なぜ、このように価格に差があるかというと、商品それぞれで使っている原料や産地、栽培法や抽出方法、製造工程に違いがあるからです。
このことから、どんなところを見れば良質なオイルと見極められるかということがわかります。
- 原料は天然由来のものか
- 添加物は配合されていないか
- 原料の生産地は記載されているか
- 栽培法は農薬を使わないオーガニック栽培か
- 低温圧搾法で抽出されているか
- 衛生的な管理下で製造されているか
すべてに当てはまるかというとそうとも言いきれませんが、やはりこだわりを持っている製品ほど質のいいオイルが多いようです。
保管方法や使用期限はオイルによって異なる
美容オイルは、オイルによってその保管方法や、未開封の場合の使用期限、開封後の使用期限が異なります。
そのため、保湿オイルを選んだときは、そのオイルはどんなふうに保管するのか、開けたらどのくらいで使い切らなくてはいけないのかをチェックする必要があります。
全般的にオイルは酸化しやすいので、質や効果を落とさないためにも直射日光を避けて保管することが基本。
また、オイルによっては品質維持のために冷蔵庫での保管が必要なものもあるので、この辺りも要チェックです。
主な保湿オイルの開封後の使用期限については前述した表にまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
期限を過ぎるとオイルの質が落ち、保湿効果が発揮されないばかりか、肌にダメージを与えてしまうこともありますので、美容オイルの使用期限はしっかり守りましょう。
オイルだけに保湿ケアを頼らない
保湿オイルを使っても乾燥肌が改善されない場合は、肌のセラミドが不足していることも原因の一つとして考えられます。
特に40代に入ると肌内のセラミドが激減し、保水力が低下するため、美容オイルだけでは保湿が不足することがあります。
なかなか肌の乾燥が改善されない場合は、保湿オイルだけに頼らず、セラミド配合美容液等で不足したセラミドも補っていきましょう。
保湿オイルを使っても水分の蒸発は防げない
保湿オイルは肌の水分蒸発を防ぐ効果が高いイメージですが、その効果は長時間は続きません。
オイルを塗ると、すぐにしっとりするので蒸発による肌の乾燥を感じにくくなるのですが、過信は禁物。
加齢によるセラミド量低下で保水力が落ちているのに、乾燥に気がつかないまま保湿オイルだけでケアしていると、肌のバリア機能が低下して肌荒れを起こしたり、インナードライ肌になったりと、知らず知らずのうちに乾燥による肌トラブルを招くこともあります。
乾燥が強い場合はスキンケアの最後に保湿オイルを
保湿オイルによっては、化粧水の後、これ1本でOKという保湿力の高いものがありますが、オイルはあくまで皮脂膜を強化するもの。
皮脂分泌量の低下を改善することはできても、セラミド量低下による保水力低下を改善することはできません。
そのため、オイルを使っても何となく保湿が足りないなと感じる方や超乾燥肌の方は、化粧水の後に保湿オイルのみを使うのではなく、乳液や美容液、クリームなど、いつも使っているスキンケアの一番最後に使いましょう。
保湿オイルをふだんのスキンケアにプラスすることで、肌のうるおいが変わってくるのを実感できるはずです。
いつものスキンケアにプラス保湿オイルでモチモチ肌に
美容オイルはより保湿に特化したスキンケアアイテム。
質のよい保湿オイルを上手に使いこなせば、乾燥や肌荒れを改善し、しっとりモチモチ肌に育てることができます。
ただし、40代以降は保湿オイルだけに頼る保湿ケアには注意が必要。
自分の肌に合った保湿オイルを選び、正しく使ってうるおいのある美肌をキープしていきましょう!
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