オリーブオイルといえば料理に使うイメージをお持ちの方は多いと思いますが、品質の良いオリーブオイルは美容効果も期待でき、簡単に生活の中に取り入れることが出来る魅力的な美容オイルでもあります。
古代エジプトでは、クレオパトラも愛用していたとされるオリーブオイルは、世界最古の植物油で、古くから美と健康に良いオイルとして重宝されていました。
今回はオリーブオイルの種類や美容アイテムとしての利用方法を紹介します。
オリーブオイルとは
オリーブオイルは、オリーブの果実を絞り得られる油の事を言います。
品質の良いオリーブオイルはさらっとしておりそのまま飲めるほどの果実ジュースの様なものです。
オリーブには1000種類以上の種類があり、種類や収穫時期によって、香りや風味が異なり、それを楽しむことが出来るのもオリーブオイルの最大の醍醐味と言えます。
オリーブオイルを愛用している美女
調理油としてはもちろん、生のまま摂れるオリーブオイルですが、スキンケアやヘアケアに使っているというセレブや女優、モデルさんが多いんです!
- グウィネスパルトロウ
- ソフィアローレン
- ナオミキャンベル
- 菜々緒
- 小雪
古代に遡ると、古代エジプトの女王・クレオパトラもオリーブオイルを使っていたという記述が残されています。
特にオリーブオイル美容にこだわっているのが、映画『アイアンマン』などで知られるグウィネスパルトロウです。
『GOOP』という美容、健康をテーマにしたブログが人気のグウィネスは、オリーブオイルをヘアトリートメントにしたり、寝る前にティースプーン1杯分飲んでデトックスに使ったりと、オリーブオイルをフル活用しています。
日本では、菜々緒さんがクレンジングにオリーブオイルを、小雪さんは自家製のヨーグルトパックの材料に使っていると公言しているんです。
彼女たちの美しさを見れば、オリーブオイルにすごい美容効果があると期待してしまいますよね!
オリーブオイル7つの効果
「オリーブオイルはヘルシー」「オリーブオイルは肌にも髪にも良い」というイメージはありますが、実際のところどういった効果があるのでしょうか?
こちらでは、オリーブオイルの効能を紹介します。
1. 抗酸化作用
オリーブオイルには、ポリフェノールやビタミンE、フラボノイドなど、エイジングケアに良い抗酸化作用を持つ栄養が豊富に含まれています。
肌のエイジングトラブルを進行させる活性酸素は、紫外線やストレス、乱れた生活習慣が原因で増える美の大敵です。
30歳を過ぎて「そろそろエイジングケアが必要かな?」という人や、40代で「最近シワやシミ、たるみが目立ってきた」と悩んでいる人は、日頃のお手入れに活性酸素対策を取り入れましょう。
また、活性酸素は細胞にダメージを与え、ガンや生活習慣病の原因にもなるため、オリーブオイルを摂ることは健康にも効果的です。
2. 腸内環境の改善
オリーブオイルは、蠕動運動を活発にしてくれます。
「便が固くて出にくい」「便秘ぎみ」という人には、腸内環境を整え、お通じが良くなったり、潤滑油の役割を果たし、腸内での便の通りが良くなる効果があります。
油分で便が柔らかくなるため、力まなくてもスルッとお通じが出るようになり、快適なトイレタイムを過ごせます。
便秘が長く続くと、体内の老廃物は、腸の中で腐敗した老廃物は、腸壁から毛細血管へ、毛細血管の中の血液を通って全身に、最終的には毛穴を通して排出されます。
老廃物が排出されるときに皮脂と混ざり合うと、吹き出物ができたり、肌のターンオーバーが乱れたりと肌トラブルが発生します。
美肌のためには、腸内環境を整えることが必要不可欠です。オリーブオイルならお通じをスムーズにして、腸の中から美肌を育ててくれます。
3. 食欲を抑え、体脂肪を減らす
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は体内でオレオイルエタノールアミドという物質に変化します。
オレオイルエタノールアミドは食欲を抑え。悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪を減らしたり、体脂肪を減らします。
実際に、オリーブオイルの食欲抑制効果を利用した「シャングリラダイエット」というダイエットがあります。
アメリカの心理学者が考案したダイエットで、食事の1時間前と1時間後にオリーブオイルを大さじ1〜2、または砂糖水を大さじ1〜3飲むだけです。
食欲を抑える効果が高く期待でき、アメリカで一時期ブームになりました。
ただし、オリーブオイルも砂糖水も高カロリー、糖質量が気になるので、興味のある方は専門書を読んで正しい方法で試してみてくださいね。
4. 動脈硬化の予防
オレイン酸には、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らす効果があり、善玉コレステロールは減らさない為、コレステロール値を抑えて、生活習慣病の予防に繋がります。
5.口臭予防
オイルでうがいをする健康法で”オイルプリング”というものがあります。
オリーブオイルに含まれる成分が歯や舌をコーティングしてくれて、口臭の原因となる菌の増殖を防ぐ働きがあり。寝る前や歯磨きの前に行うと効果的と言われています。
6.心筋梗塞や脳卒中などの予防
様々な原因から年齢と共に、人の血管は徐々にもろくなったり、詰まったりしてしまいます。
血管をそのままにしておくと、酸素や栄養素を体の隅々まで届ける役割を果たせなくなり、心臓に負担をかけてしまうことになります。
オリーブオイルに含まれる成分は血液をサラサラにし、血管の老化を止め、動脈硬化・心筋梗塞の予防、さまざまな生活習慣病の対策に良いとされます。
7. 美肌効果
オリーブオイルには、美肌に良い成分が豊富に含まれています。
保湿、バリア機能サポート
抗酸化作用、肌の保護
肌のハリと弾力をキープする
保湿、浸透効果
水分キープ
抗酸化作用
特にオレイン酸は、人が持つ皮脂と成分が似ているため、肌なじみに優れています。
オリーブオイルベースのクレンジングオイルなどが多いのは、皮脂となじみやすく、皮脂よごれを落としやすいからなんですね。
年齢を重ねるにつれ、肌がごわついたり固くなったりしても、オリーブオイルを使えばモチッと柔らかな若々しい肌を取り戻せるでしょう。
抗酸化作用のある成分や肌のハリ、弾力に良い成分も含まれているので、特に30代後半の大人のスキンケアにおすすめです。
オリーブオイルの種類
オリーブオイルには、国際オリーブ協会によって定められた基準があり、イタリアでは法律で厳密に分類されています。
オリーブオイルは、大きく分けて3つの区分に分類されます。
バージンオリーブオイル
オリーブの果実を絞って作られる絞りたてのオリーブオイルです。
エキストラバージンオリーブオイルなど4つの等級に分けられ、風味を生かして生食で使われることが多いオリーブオイルです。
等級 | 酸度 | 備考 |
---|---|---|
エクストラバージンオリーブオイル | 0.8%以下 | 完全な食味と香りを持っている。 |
ファインバージンオリーブオイル | 2.0%以下 | |
オーディナリーバージンオリーブオイル | 3.3%以下 | 良好な食味と香りを持っている。 |
ランバンテバージンオリーブオイル | 3.3%以下 | 食用には不向き。精製の必要がある。 |
酸化の度合いを『酸度』で分類し、数値が低いほど鮮度を保った状態で瓶詰めされ品質の高いオイルという事を示しています。
最高品質は”エキストラバージンオリーブオイル”と呼ばれ、オリーブの果実がもつ、芳醇な風味と香りを十分に味わうことが出来ます。
精製オリーブオイル
酸化したオイルを化学的に精製されたオリーブオイルです。
種類 | 酸度 | 備考 |
---|---|---|
精製オリーブオイル | 0.3%以下 | ランパンテを精制したもの。 |
精製オリーブポマースオイル | 0.3%以下 | バージンオリーブオイルを絞った後の採油カスから溶剤抽出したもの。 |
香りがきついもの、不純物が多いもの、酸度が高すぎるものを科学的に脱臭や脱色したオリーブオイルです。
精製することで、オリーブオイル本来の風味や微量に含まれる栄養素などが損なわれます。
オリーブオイル
スーパーなどで市販されている安価なオリーブオイルです。
種類 | 酸度 | 備考 |
---|---|---|
ピュアオリーブオイル | 1.0%以下 | 精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドしたもの。 |
バージンオリーブオイルと精製オリーブオイルをブレンドしたもので商品ごとに割合は定められていません「ピュアオリーブオイル」と書かれておらず「オリーブオイル」として販売されている事もあります。
選ぶなら「エキストラバージンオイル」がおすすめ
オリーブオイルで健康効果や美容効果を期待するのであれば、「エキストラバージンオイル」が鮮度高く酸度が低いのでおすすめです。
ただ、日本国内でオリーブオイルを購入する場合、世界基準を満たしていないものも「エキストラバージンオイル」として普通に売られているので注意が必要です。
これは日本国内では、JASの基準で販売されており、世界の多くの国々ではIOCの基準とされている為です。
団体名 | 酸度 |
---|---|
IOC | 0.8%以下 |
JAS | 2.0%以下 |
国際的には「エキストラバージンオイル」と認められないものが、日本では「エキストラバージンオイル」として販売する事が出来るので注意が必要です。
オリーブオイルの偽物に要注意!?
オリーブオイルなら安物でもなんでも良いというわけではありません。安いオリーブオイルは、精製されて栄養が失われたただのオイルです。
オリーブオイルに含まれる栄養を無駄なく摂るためには、未精製のエクストラヴァージンオリーブオイルを使いましょう。
必ずラベルを確認して、未精製かどうかチェックしてください。エクストラヴァージンオリーブオイルは、フレッシュな風味と鮮やかなイエローグリーンに近い色をしています。
質の良いオリーブオイルは、そのまま飲んでも美味しいです。
初めて未精製のちょっとお高めなオリーブオイルを口にしたときは、あまりのフレッシュな美味しさに感動しました!
IOC基準の”本物”の「エキストラバージンオイル」を選ぶポイント
日本国内で世界基準の「エキストラバージンオイル」を購入する為にポイントを紹介します。
遮断性の高いボトル容器を選ぶ
オリーブオイルは光に弱いく蛍光灯の光でも酸化してしまいます。
遮断性の高い、色の濃いボトルに入れられたものを選ぶように心がけましょう。
酸度をチェック
酸度が記載されている商品を選びましょう。数値が低いほど鮮度が良いことを示します。
「Acidia」「Acidity Acid Value」と表記されています。
生産地が明記されているか
パッケージ等に生産地の記載や生産者名、収穫年月日の記載があるのかを確認してみて、情報が明確に書かれていないものは疑いましょう。
しっかりと記載されているものは高品質な「エキストラバージンオイル」の可能性が高いです。
適正価格なのか
「エキストラバージンオイル」は製造にとても手間をかけて生産されとても貴重なものです。
海外のオリーブオイルコンテストで最優秀賞を受賞しているものだと500mlで3000円ほどで市販されています。高ければよいというものではないですが目安の価格としてそれぐらいするものと認識しておきましょう。
おすすめエキストラバージンオリーブオイル
エキストラバージンオリーブオイルには、空腹を抑え便秘改善に効果のある成分「オレイン酸」が豊富に含まれています。
「さらっ」とした口当たりでパンやサラダに付けて食べたり、料理の仕上げに風味付けとして多く利用されます。
- 体重が気になる方
- 便通を改善したい方
- 食味と香りを楽しみたい方
- そのまま飲んだり食べたい方
- 血糖値・血圧が気になる方
CARM オーガニックエキストラバージンオリーブオイル
酸度 | 0.1~0.2% |
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ボトル | 瓶 |
容量 | 500ml |
生産国名 | ポルトガル |
備考 | 直射日光を避けて冷暗所で保存 |
CARM自社畑から、最高のオリーブだけを厳選して搾ったオリーブオイルです。限定生産で1本1本に通し番号がつきます。
国際コンクールで多くの受賞歴を持つ、折り紙付きのエキストラバージンオリーブオイル。
お味噌汁やパン、豆腐にめんつゆなどに入れて食べるのがおすすめ、ボトルを開けた時の匂いがなんと言えないです。
アルドイノ エキストラヴァージン オリーブオイル フルクトゥス
酸度 | 0.28% |
---|---|
ボトル | 瓶 |
容量 | 750ml |
生産国名 | イタリア |
備考 | 常温で保存(冷凍保存は避けてください) |
アルドイノ社の創立は1870年。高品質なオリーブオイルと、オリーブ製品のメーカーとして小規模ながら世界中に認知されています。
イタリアンシェフなら1度は使ったことある?という言っても過言ではないぐらい、有名なオリーブオイルです。
バターの代わりにパンに塗って食べると絶品のオリーブオイルです。パスタやリゾットの仕上げに使えばオリーブオイルの風味が倍増します。
プラネタ エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル
酸度 | 0.8%以下 |
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ボトル | 瓶 |
容量 | 500ml |
生産国名 | イタリア |
備考 | 直射日光を避けて常温で保存してください。 |
イタリアの名門ワイナリーが製造している美しい緑色で味のバランスもよくどんな料理にもあうオリーブオイルです。
口に入れた瞬間にオリーブの風味が「ぐわーん」と広がり一度食べるとヤミツキになる事、間違いなしのオリーブオイル。
UNIOウニオ エクストラバージンオリーブオイル
酸度 | 0.1~0.3% |
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ボトル | 瓶 |
容量 | 500ml |
生産国名 | スペイン |
備考 | 直射日光を避け涼しいところで保存してください。 |
アルベキーナ種オリーブ実を手摘みして、その日のうちに絞った一番搾りの最高品質のエクストラバージンオリーブオイルです。
そのまま飲んでもおいしく、野菜に塩と一緒にかけるだけで立派なお料理になります。市販のドレッシングが物足りなくなるので1度試してもらいたいオリーブオイルです。
エキストラヴァージンオリーブオイル UNICO
酸度 | 0.4%以下 |
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ボトル | ペットボトル |
容量 | 500ml |
生産国名 | スペイン |
備考 | 直射日光・高温多湿を避け常温で保存してください。 |
国際オリーブオイルコンテストで4年連続、金賞受賞したオリーブオイル。風味が強くどっしりした味を感じるオリーブオイルです。
口に含むと少しピリッとした辛い感じを感じます。
カプレーゼやアヒージョ、ステーキなどぼ肉料理との相性抜群のオリーブオイルです。
オリーブオイルの効果がアップする食べ方
洋食に限らず、和食にも使えるオリーブオイルですが、オリーブオイルの栄養が吸収されやすい食べ方があるんです。
栄養を無駄なく摂って美肌、美ボディを目指すなら、調理法にもこだわってみましょう!
オリーブオイルは熱に強いので加熱してもOK
まず、オリーブオイルは熱を加えても問題ないので、普段お使いのサラダ油をオリーブオイルに置き換えるとヘルシーです。炒め油に揚げ油、グリルに使う油と大活躍します。
オリーブオイルは、脂質や糖質の代謝を促す良い油なので、サラダ油やバターなどを控え、オリーブオイルを使うことで普段の食事がグッとヘルシーになりますよ!
オリーブオイルは野菜のおかずと合わせよう
オリーブオイルは、緑黄色野菜のおかずと合わせると、栄養を無駄なく摂取できます。
緑黄色野菜に含まれる栄養(βカロテンやビタミン類)が吸収されやすくなり、さらにオリーブオイルが持つ栄養の吸収率もアップするんです。
おすすめは、緑黄色野菜のサラダや温野菜、焼き野菜にオリーブオイルをドレッシングのようにトッピングする食べ方です。
オリーブオイルそのものをかけても良いですし、味が欲しいならオリーブオイルと醤油を2:1で混ぜてかけても美味しいですよ!
オリーブオイルを使うおすすめのスキンケア方法
オリーブオイルは、美容オイルの中では特にスキンケアと相性が良いオイルです。
ヘアケアにも使えますが、オリーブオイルはテクスチャーが重ためなので、量に気をつけないと髪を乾かしてからもベタベタとした質感になることもあるんです。
ブティーマガジン的には、オリーブオイル美容はスキンケアに特化させることをおすすめします!
それでは、オリーブオイルの効果を最大限に発揮させる、おすすめのスキンケア方法をご紹介します。
- 乾燥肌
- 40代以上で肌にハリツヤがない
- 毛穴の黒ずみ、詰まりが気になる
オリーブオイルクレンジングで毛穴汚れスッキリ!
美容用のオリーブオイルで毛穴クレンジングしてみませんか?
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、人間のお肌にある皮脂にも含まれているため、肌なじみが良く、毛穴の汚れにもなじんで落としやすくしてくれます。
毛穴汚れに限らず、落ちにくいメイクでなければ、メイク汚れも落とせるので、普段はナチュラルメイクという人は、顔全体のクレンジングに美容用オリーブオイルを使っても良いでしょう。
毛穴クレンジングは、湯船に入浴した状態で行うと汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。
- 湯船に10分以上浸かって毛穴が開いたら、オリーブオイルを小鼻になじませて5分ほどそのまま放置
- 指の腹で小鼻をマッサージしたら、泡立てた洗顔料で洗って完了
クレンジングにおすすめオリーブオイル
日本オリーブ オリーブマノン 化粧用オリーブオイル
ディブ オリーブ&アルガン クレンジングオイル
オリーブオイルを使った保湿法
乾燥がひどい人や、乾燥小じわ、乾燥による毛穴の開きが目立つ人におすすめなのが、化粧水と美容用オリーブオイルを使ったミルフィーユ保湿法です。
美容用オリーブオイルは、保湿だけではなく、栄養も肌に与えられる美容液としても使えるので、化粧水とオリーブオイルだけでスキンケアが完了します。
- 洗顔後に化粧水をつけたら、オリーブオイルを1、2滴なじませる
- 肌がモチッとするまでなじませたら、再び化粧水を重ねる
- 化粧水がなじんだら、再びオリーブオイルを重ねて完了
化粧水の水分をオリーブオイルでキャッチ、うるおいをしっかり肌に閉じ込め、人工的な皮脂膜のような役割を果たします。
特に乾燥がひどい日のスペシャルケアとしてもおすすめです。
保湿ケアにおすすめオリーブオイル
ひとはだ香油
国産オリーブオイルで作られた美容オイル、顔はもちろん肌の薄いデリケートな部分にも使える優れもの。国際オリーブオイルコンテストで金賞を受賞した小豆島のオリーブ農家が作った自然派美容オイル。
美容用と食用オリーブオイルは別にしよう
「食用オリーブオイルでもお肌に使える」と勧めている情報もありますが、食用と美容用のオリーブオイルは使い分けた方が安全です。
食用と美容用は、そもそも目的が違います。
食用は、美容用と違って肌トラブルがないように作られているわけではありません。
また、不純物がお肌に悪影響を与える可能性があります。
美容用オリーブオイルは、肌に浸透しやすいよう作られていますが、食用はそうではありません。
食用オリーブオイルは肌に浸透しにくく、肌表面に残ったオイルが酸化し、皮脂と混じって肌トラブルを起こすこともあります。
食用、美容用と兼用できればコスパ的には良いですが、オリーブオイルの美容効果をしっかり発揮させたいなら、食用と美容用は使い分けましょう。
まとめ
食卓になじみ深いオリーブオイルですが、美容と健康効果を得るために、食用は安いオリーブオイルではなく、栄養豊富なエキストラヴァージンオリーブオイル、スキンケアには美容用のオリーブオイルを使ってくださいね。
食用として使えばヘルシー、スキンケアに使えば乾燥知らずのもっちり肌になれるオリーブオイルで、美肌も美ボディもゲットしましょう!
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