ちふれの化粧下地はプチプラで気軽に購入できますが、3種類あるため、どれがいいのかわかりにくいという欠点があります。
そこで今回は、ちふれの化粧下地を効果、使用感、配合成分の3つから比較してみました。
ちふれの下地は「仕上がり・使用感・肌質」によって適したタイプを選べるようになっているので、あなたにピッタリの下地の選び方も解説します。
この記事の目次
ちふれの下地はどんなタイプ?効果と口コミを比較
ちふれの化粧下地は3種類あります。
- メーキャップベースクリーム
- メーキャップベースクリームUV(ピンク、グリーン)
- メーキャップベースミルクUV
3種類とも価格が1,000円以下とプチプラで、ドラッグストアで販売されているので気軽に購入できるのが魅力です。
では、この3種類のちふれの下地の効果と口コミ。向いている肌質や解消できる、肌悩みについても併せてご紹介します。
メーキャップベースクリームの効果と口コミ
価格 | 300円(税別) |
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容量 | 35g |
タイプ | クリーム |
UVカット | – |
カラー | 白 |
美容成分 | – |
- 保湿効果
◯ 保湿力が高くてしっとりする
◯ とにかく安い
× ベタつく
× テクスチャーが固くて伸びが悪い
× Tゾーンが崩れやすい、テカる
ちふれの化粧下地の中で最も安いクリームタイプの下地です。
クリーム状で保湿効果が高く期待できます。
口コミでは、韓国のトーンアップクリームのウユクリームに似ていると評判です。
UVカット効果がないので、UVカット効果のあるファンデーションと組み合わせて使うことをおすすめします。
口コミでは、特に乾燥肌の人からの評価が高く。また、乾燥しやすい冬に使うという声もありました。
肌が乾燥しているとファンデーションが粉をふくので、粉ふき対策として使えます。
メーキャップベースクリームUVの効果と口コミ
価格 | 700円(税別) |
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容量 | 30g |
タイプ | クリーム |
UVカット | SPF19・PA++ |
カラー | ピンク、グリーン |
美容成分 | ヒアルロン酸、トレハロース |
- 保湿効果
- 肌色補正効果
- 毛穴カバー効果
- ピンクは血色感のある肌に、グリーンは赤みをカバー
◯ 保湿力が高くてしっとりする
◯ ピンクを使って血色感がアップした
◯ グリーンで赤みをカバーできた
× カバー力は低め
× Tゾーンが崩れやすい、テカる
ちふれの下地で肌色を補正できるものを探しているならメーキャップベースクリームUVがおすすめです。
血色感のある肌に仕上げるピンクと、赤みやニキビ跡をカバーできるグリーンの2色展開なので、自分の肌悩みに合わせてトーンアップできます。
メーキャップベークリームと違い、UVカット効果があるのがポイント。
ちょっと近くにお出かけというときや、お休みの日の日焼け止めがわりに使う事も出来ます。
メーキャップベースクリーム同様、乾燥肌の人に支持されています。
カバー力が弱いという声があり、シミやニキビ跡など目立つトラブルはカバーしにくいかもしれません。
しかし、光を拡散させて毛穴をぼかして目立たなく見せるソフトフォーカス効果があります。
メーキャップベースミルクUVの効果と口コミ


価格 | 700円(税別) |
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容量 | 30ml |
タイプ | リキッド |
UVカット | SPF34・PA+++ |
カラー | イエロー |
美容成分 | ヒアルロン酸、皮脂吸着成分 |
- 肌色補正効果
- 高いUVカット効果
- 化粧崩れ防止
◯ つけ心地が軽い
◯ 肌馴染みがいい
◯ SPFが高めなので安心
× Tゾーンが崩れやすい、テカる
× 乾燥する
ちふれの化粧下地の中で、唯一のミルクタイプかつ日焼け止め効果が高い下地です。
SPF34なので、通勤や通学、お買い物で1時間近く外にいても紫外線を予防できます。
皮脂吸着成分が配合されており、メイク崩れ予防効果が期待できるので、セザンヌの皮脂テカリ防止下地と比較されることが多いです。
口コミを見るとテカリが気になったという声がおおく、オイリー肌の皮脂対策としては効果が弱めです。
つけ心地の軽さを活かして、日焼け止めとしておすすめです。
『結論』どんな人におすすめ
ファンデが粉を吹きやすい極度の乾燥肌。
血色感を出したい、頬の赤みや毛穴をカバーしたい。
日常的に使う日焼け止め下地を探している。
プチプラの化粧下地は、価格の安さだけではなく、肌に合うかどうかを重視して選ぶことが最も大切です。
自分の肌悩みや肌質に合わせて選べば、プチプラのちふれの化粧下地でもしっかり活躍してくれます。
ちふれの下地の使用感を比較
肌質に合う使用感なら、プチプラの化粧下地でもメイクのりがよくなり、メイクが崩れにくくなります。
肌質ごとに合う下地の使用感は次のようになります。
しっとりと伸びがよく、保湿力の高い下地。
オイルフリーの下地でベタつかない、ミルクまたはジェル状の下地でつけ心地がサラッと軽い。
今回紹介している3種類のちふれの下地の使用感を口コミを元に比較し、どの肌質に合うかを解説していきます。
メーキャップベースクリームの使用感
テクスチャー | こってりとしてハンドクリームの質感に近い。 |
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塗ったあとの肌の質感 | 乾燥肌ならしっとり、オイリー肌ならべたつきやすい。 |
色づき | ほんのりツヤと透明感ができる程度で無色。 |
ちふれの下地の中でダントツで保湿力が高いので、かさつく肌にはぴったりの使用感。
オイリー肌の場合は、メーキャップベースクリームを塗ったあとにリキッドやクリームファンデを重ねると、油分過多になってテカリやすくなります。
発色はほぼ無色ですが、保湿力の高さでツヤと透明感のある仕上がりに。
下地というよりは保湿クリームとして使うといいかもしれません。
メーキャップベースクリームUVの使用感
テクスチャー | 軽く伸びがいいクリーム。 |
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塗ったあとの肌の質感 | 乾燥肌ならしっとり、オイリー肌はべたつきやすい。 |
色づき | ほんのりトーンアップする。 |
メーキャップベースクリームUVは、300円のUVカット効果なしの方に比べると軽い質感のクリームになっています。
クリームが軽いぶん、UVカット効果なしの方より保湿力は下がりますが、粉を吹くほどの乾燥肌じゃない場合はちょうどいい保湿力を実感できるでしょう。
オイリー肌はやはりクリーム状の下地はベタつきを感じるかもしれません。
しかし、オイリー肌でも使い方次第です。
クリームが軽く伸びがいいので、少量に抑えて塗ってTゾーンを中心にルースパウダーを重ねればテカリ、ベタつきを抑えられます。
メーキャップベースミルクUVの使用感
テクスチャー | みずみずしく軽めの乳液状で伸びがいい。 |
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塗ったあとの肌の質感 | つけ心地が軽くサラッとしている、時間が経つとしっとり。 |
色づき | あまり色はつかず自然な仕上がり。 |
唯一のミルクタイプの下地、メーキャップベースミルクUVはクリームにはないつけ心地の軽さと伸びのいいテクスチャーが魅力。
保湿力はクリームタイプに比べると低くなりますが、口コミでは乾燥肌の人にも乾燥しないと評価されています。
ちふれの下地で使用感が優秀なものは?
塗りやすいテクスチャーと肌の質感、発色の3つをそれぞれ比較して、最もバランスがよくブティーマガジン的におすすめなのはメーキャップベースミルクUVです。
塗るときにストレスを感じない伸びとなじみのよさ、つけ心地が軽いのに乾燥しない、白浮きしないナチュラルな発色と肌質問わず使いやすくなっています。
また、紫外線対策の効果が最も高いのも高評価のポイント。
ただSPF34と普段使いにちょうどいい数値なので、肌負担の心配も少なく、デイリーメイクにぴったりです。
ちふれの化粧下地の成分と効果は?

ちふれの化粧下地の肌負担が心配な人は、配合成分をチェックしてみてください。
ちふれは、消費者が安心して製品を使えるようにと、配合成分だけではなく配合比率までホームページで公表しています。
今回は、3種類それぞれの主成分や美容成分、添加物について調べてまとめました。
メーキャップベースクリームの配合成分
- ミネラルオイル
- PG
- UVカット効果がないため紫外線吸収剤は不使用。
- PG
メーキャップベースクリームの主成分にミネラルオイルが使われています。
ミネラルオイルは肌に悪いとイメージする人は多いかもしれませんが、ミネラルオイルが肌の刺激になることはほとんどありません。
昔は精製度が低く不純物が含まれたミネラルオイルが一般的に使われており、肌トラブルが報告されていました。
現在は、安定性の高い安全なミネラルオイルが使われています。
メーキャップベースクリームUVの配合成分
- シクロペンタシロキサン
- 酸化亜鉛
- BG
- ヒアルロン酸
- トレハロース
メーキャップベースクリームの主成分はシリコン類です。
シリコン類がベースになっていることで、クリームでもベタつきが少なく、伸びがいい使用感に仕上がっています。
メーキャップベースクリームUVは、UVカット効果がありますが紫外線吸収剤が使われていません。
紫外線吸収剤にアレルギーがあると、紫外線を浴びたときにアレルギー症状を起こすことがあります。
敏感肌でアレルギーが心配な人は、メーキャップベースクリームUVを選ぶと安心です。
メーキャップベースミルクUVの配合成分
- シクロペンタシロキサン
- 紫外線吸収剤あり(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)
- BG
- DPG
- ヒアルロン酸
メーキャップベースミルクUVは、クリームよりも多めにシリコン類が配合されていることから、クリームに比べて崩れにくいといえます。
ただし、紫外線吸収剤とさっぱりとした使い心地のためにエタノールが配合されているので、敏感肌の人はパッチテストを行なってくださいね。
ちふれの化粧下地Q&A

ちふれの化粧下地を迷わず購入できるように、ちふれの下地に関するよくある質問にお答えします。
ちふれの化粧品は、下地に限らずほとんどの商品が安いので成分が心配という人は多いと思います。
ちふれの化粧品が安いのは、安価な成分を使っているわけではなく、パッケージや宣伝広告に費用をかけずコストカットしているからです。
また、ちふれの化粧品に使われている成分は、多くのブランドで使われている成分なので、安いから肌が荒れる成分を使っているというわけではありません。
ただし、防腐剤や乳化剤をはじめ各種添加物が使われているものが比較的多いです。
人によっては添加物に刺激を感じて肌が荒れる可能性がゼロではないので、使用する前にパッチテストを行いましょう。
パッチテストは、二の腕の内側部分に製品を少量塗り、24時間以上様子を見て行います。
かゆみや赤みが起きなければ問題なく使えると確認でき、安心です。
もし石鹸で落とせるファンデーションを重ね、クレンジングが必要な化粧下地を使ったときもクレンジングが必要になります。
ちふれから販売されているクレンジング剤の中では、ウォッシャブルコールドクリームがおすすめです。
クリームタイプのクレンジング剤で保湿力が高く、肌に必要なうるおいを洗い落とさずメイク汚れを落とせます。
オールインワンジェルは、肌を保湿してなめらかにすることでメイクノリを高めてくれるものです。
しかし、メイク崩れの原因になる皮脂や汗を抑える効果はありません。
- しっかり保湿をしてから下地を塗る。
- スキンケアが浸透してから下地を塗る。
- 下地を塗ったあとにティッシュオフして余分な油分を取り除く。
日中のメイク崩れの主な原因は乾燥です。
肌のうるおいが減り、うるおいを補給するために余分な皮脂が分泌され、皮脂とメイクの油分が混ざってメイクが崩れます。
下地を塗る前に、化粧水をたっぷりと肌につけ、保湿美容液を使うと日中の乾燥予防に効果的です。
化粧水は、手のひらとコットンどちらを使っても、肌がモチッとして手のひらに吸い付くようになるまでたっぷりつけましょう。
また、スキンケアをしたら2、3分は時間を空けて下地を塗ってください。
スキンケア直後に下地を塗ると、肌表面に残ったスキンケアで与えた水分や油分で下地が崩れやすくなります。
時間がない場合は、スキンケア直後にティッシュオフしましょう。
下地を塗った仕上げにもティッシュオフすると、ファンデーションが肌に密着しやすくなります。
ちふれの下地と合わせてBBクリームもおすすめ

- 毎朝メイクする時間がギリギリ
- 忙しいのでメイクを時短にしたい
上記のような人は、BBクリームを常備すると時間がない朝のメイクが簡単にできて便利ですよ。
ちふれのBBクリームは、日焼け止めと下地、ファンデーションの3役をこなしてくれます。
カバー力は少々弱めですが、コンシーラーと合わせて使えば問題ありません。
ヒアルロン酸やトレハロース、オウゴン根エキスなど、保湿成分も配合されているので、仕上がりはしっとり、伸びもなめらかです。
しっかり保湿をする、コンシーラーを合わせてカバーする、スポンジで仕上げると、ちふれのBBクリームでもファンデ並みの仕上がりになりますよ!
Tゾーンと目の下にフェイスパウダーを細かくのせておけば、半日経ってもテカりません。
ちふれの下地はプチプラなので気軽に試してみよう
ちふれの下地は肌質によって評価は分かれますが、どれもプチプラなので気軽に試せます。
刺激を受けやすい敏感肌の人は、パッチテストを行ってから使ってみてください。
特に比較的評価が高いメーキャップベースミルクUVは、普段使いしやすいので、コスメ代を少しでも節約したいという人には使える優秀アイテムになるでしょう。
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