ミネラルパウダーのススメ!崩れにくいメイクが肌トラブルの原因に?

夏は皮脂や汗によるメイク崩れを気にして、崩れにくいメイクにこだわったという女性は多いと思います。

しかし、崩れにくいメイクは実は肌負担が大きいんです。

例えば崩れにくいと評判のコスメに含まれていることが多いシリコン類は、肌への密着度が高く、クレンジングでも毛穴に入り込んだ汚れが落としきれないことも。

また、崩れにくいメイクを落とすために使う強力な洗浄力のクレンジングも、肌負担が大きく乾燥の原因になります。

秋は、夏の崩れにくいメイクから肌を解放して、ミネラルパウダーを使ったメイクをしてみませんか?

今回はミネラルコスメの魅力や使い方のコツを解説します。

偽ミネラルパウダーに要注意!ミネラルパウダーとは

偽ミネラルパウダーに要注意!ミネラルパウダーとは
実は現在日本では、ミネラルコスメに対する明確な定義はないのです。

定義がはっきりしていないため、ミネラル成分が配合されているだけでミネラルコスメを名乗れる、という状況になっています。

ドラッグストアで販売されているプチプラコスメの中には、パッケージにミネラルが配合されていることを表記して、肌に優しいように見せている商品がたくさんありますよね。

実際は、ミネラルが主原料ではなく、鉱物油や着色料、香料など、一般的な化粧品と同じように添加物が含まれているのです。

明確な定義はありませんが、皆さんは、「ミネラルパウダー=肌に優しいというイメージ」をお持ちかと思います。

肌に優しいのは、マイカやシリカなどのミネラルが主原料で他の成分は天然由来成分、というミネラルパウダーです。

ミネラルが主原料で無添加のミネラルパウダーと、ミネラルを配合しただけの普通のパウダーとの違いに気をつけてくださいね。

ミネラルパウダーのメリット・デメリット

ミネラルパウダーのメリット・デメリット

ミネラルパウダーのメリット

クレンジング剤不要で落とせる

ミネラルパウダーの最大のメリットは、クレンジング剤を使わず、石鹸や洗顔料で落とせるという点です。

ベタつきがなく付け心地は軽く、肌への密着度が高く落ちにくいシリコン類や紫外線吸収剤を使っていないため、クレンジングなしで落とせます。

ただし、アイメイクやリップメイクなど、ポイントメイクに普通のコスメを使う場合はクレンジングが必要です。

肌負担を減らすためには、ポイントメイクのコスメもミネラルコスメで統一しましょう。

パウダーなのにツヤのある自然な仕上がりになる

ミネラルパウダーはつけたばかりの仕上がりは粉っぽさがありますが、時間が経つと皮脂と馴染んで自然なツヤのある仕上がりになります。

ミネラルパウダーにはシリカというミネラルがツヤ出しのために含まれているため、パウダーでもツヤ肌を実現できるのです。

ミネラルパウダーのデメリット

外出先でのメイク直しが面倒

ミネラルパウダーは、フタに粉を出してブラシに含ませて・・・という使い方が多いです。

自宅でメイクをするときは気になりませんが、外出先でメイク直しをするときに少々面倒に感じてしまうでしょう。

外出先でメイク直しをする場合は、プレストタイプで同じブランドのミネラルパウダーを携帯すると便利です。

カバー力はパウダリーやリキッドより低い

ミネラルパウダーは付け心地が軽いというメリットがありますが、そのぶんカバー力は比較的低めです。

リキッドファンデーションやパウダリーファンデーションのように、単体でしっかり肌トラブルをカバーするのは難しいかもしれません。

ニキビ跡や濃いシミがある場合は、ミネラルタイプのコンシーラーを合わせて使いましょう。

ミネラルパウダーで美肌メイクをするコツ

ミネラルパウダーで美肌メイクをするコツ

メイク前の保湿で肌をなめらかに整える

肌が乾燥してキメが荒くなっていると、パウダーが肌に密着せず、パサついた仕上がりになってしまいます。洗顔後はすぐに化粧水で保水し、乳液かオイルでキメをなめらかに整えましょう。

オイルは肌馴染みが良いので、乾燥でパサつきがひどい肌にオススメです。

スキンケアをしたら、肌触りがペットリとするまで時間を置き、ベースメイクに入ります。

乳液やオイルが肌の上に馴染まずにある状態だと、下地が肌に密着せずメイクが崩れやすくなるので要注意です。

下地もミネラルコスメで統一すると、クレンジング不要なので、肌負担がより軽くなって肌本来の機能が回復しやすくなります。

ミネラルパウダーはパフとブラシを使い分ける

顔全体にパフでミネラルパウダーをのせたあと、ブラシをくるくると動かして磨くようにパウダーを馴染ませみてください。

ブラシで磨き上げることで、余分な粉が払われ、粉っぽい仕上がりからツヤ肌に仕上がります。

使うブラシは毛が平行にカットされたカブキブラシがオススメです。

シミやニキビ跡部分には細いブラシで重ねづけすると目立ちにくくなりますし、コンシーラーが崩れにくくなります。

アイメイク崩れ防止にもミネラルパウダーを使う

まぶたの上下にもミネラルパウダーをつけると、アイメイクのにじみが予防できます。

上まぶたは太めのアイシャドウブラシ、下まぶたには細めのアイシャドウブラシでパウダーをサッとつけましょう。

まぶたがサラサラになることで、アイシャドウやアイラインがのせやすくなる効果もあります。

カバー力が高いのに肌に優しい!おすすめミネラルパウダー

シルク配合の京都産ミネラルパウダー「ヴァントルテ ミネラルシルクファンデーション」

シルク配合の京都産ミネラルパウダー「ヴァントルテ ミネラルシルクファンデーション」
京都発のオーガニックコスメ、ヴァントルテのミネラルパウダーです。

10の無添加、100%自然素材、ピュアシルク配合の贅沢パウダー。ミネラルパウダーのカバー力の低さを覆すほど、高いカバー力なのに厚塗り感なく自然な仕上がりを叶えます。

保湿力の高いピュアシルクの作用で、メイクしながら肌を保湿できるのも魅力です。

専用のパフはふわふわ肌触りが良く、下地不要でスキンケア後にポンポンとのせるだけでベースメイクが完了します。

シミや毛穴、肌の赤みもしっかりカバーできるので、肌トラブルが多いエイジング肌を抱える30代〜40代の女性にオススメです。

筆者も個人的に愛用しており、シミと毛穴の開きが中々カバーできずに悩んでいましたが、ヴァントルテのミネラルパウダーは付け心地が軽いのにしっかりカバーできます。

普段のメイクでは下地もコンシーラーもヴァントルテで統一しているので、クレンジングの使用が減り、肌の調子も良くなりました。

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美容皮膚科でも採用されている!「エトヴォス ディアミネラルファンデーション」

美容皮膚科でも採用されている!「エトヴォス ディアミネラルファンデーション」
ミネラルコスメといえばエトヴォスをイメージする方が多いと思います。

エトヴォスのミネラルパウダーは、美容皮膚科やクリニックで施術後のメイクに推奨されているほど、肌刺激がなく使い心地が優しいんです。

「ディアミネラルファンデーション」は、ツヤ肌仕上げで長時間くすまないのが特徴。

精製度の高いミネラルを使用しているから、皮脂と馴染んでもくすまず透明感をキープします。

カラーバリエーションが5色と豊富で、ピンク系やイエロー系、オークル系と用意されているので、イエローベースでもブルーベースでも使える色味のミネラルパウダーです。

初めて購入するなら、2週間分のトライアルキットがオススメ!税抜1,800円で2週間分のパウダー2種類に、2,000円相当のフェイスブラシ、さらにセラミドスキンケアとヘアケアのサンプルが試せます。

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微粒子ミネラルで毛穴をカバー「オンリーミネラル ファンデーション」

微粒子ミネラルで毛穴をカバー「オンリーミネラル ファンデーション」
美顔器の開発販売で有名なヤーマンがプロデュースするミネラルコスメ、オンリーミネラルのパウダーです。

酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカの4種類のミネラルのみで作られたシンプルな処方で、肌負担を最大限に抑えています。

ミネラルはそれぞれ微粒子サイズのものを厳選しているため、毛穴やキメの乱れを光の拡散効果でカバーしてくれるのです。

カラーバリエーションはなんと18色!自分に合う肌色がきっと見つかるでしょう。

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ミネラルパウダーで肌に優しいベースメイクを

夏の崩れにくいメイクや紫外線ダメージなどで疲れ切った肌には、ミネラルパウダーで肌負担を抑えたメイクで肌を休ませましょう。

パウダーの他に下地やコンシーラーもミネラルコスメで統一すると、クレンジング剤の使用が減るため、肌に必要な皮脂が失われることなく、潤いのある素肌が育ちます。

特別な日はハイカバーな崩れにくいメイク、普段はミネラルコスメを使ったミネラルメイク、というように使い分けるのもオススメです。

特に肌トラブルが起きやすい30代、40代の肌には、肌負担の少ないミネラルパウダーはぴったりですよ!

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ブティーマガジン編集部
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