イスラエルで生まれた「センスエピ」は、本格的な光脱毛器ですが、比較的安い価格で購入できるので、脱毛器初心者の方にぴったりの脱毛器です。
今回は、センスエピの特徴と効果、メリット・デメリットを解説します。安いけど優秀な脱毛器を探している方は必見ですよ!
- センスエピの特徴と効果
- センスエピの口コミ評価の傾向
- センスエピのメリット、デメリット
- センスエピの使い方と注意点
この記事の目次
イスラエル発の脱毛器センスエピの特徴と効果
センスエピは、美容医療技術が発展しているイスラエルの美容機器ブランド「シルキン」から開発されている脱毛器です。2009年から販売をスタートさせ、2019年には販売から10周年を迎えています。
自宅でエステ並みのケアができる本格派ですが、価格は美容機器にしては比較的リーズナブル、という良心的なブランドです。
シルキンから発売されている家庭用脱毛器、センスエピは光を照射して毛根にダメージを与える光脱毛器です。
光脱毛器は、シェーバーやカミソリのように表面の毛だけを剃るのではなく、毛根に光ダメージを与えて次第に生えてくる毛を目立たなくさせます。
脱毛器から照射される光は、毛根部分のメラニン色素に反応し、毛根細胞を破壊する効果があるため、毛根を弱らせて新しい毛が生えにくくなるのです。
光脱毛はエステ脱毛でも取り入れられている本格的な脱毛方法ですが、エステで光脱毛を受けるには、平均で20万円近くの料金がかかります(全身脱毛の場合)。センスエピなら、エステ脱毛よりはるかに安い価格で光脱毛ができます。
センスエピのメリットは?
センスエピは2019年現在で2種類の脱毛器が販売されています。
- センスエピX
- センスエピJ
センスエピシリーズに共通している特徴
- 照射回数が15万発〜30万発でしっかり全身脱毛ができる
- 光脱毛なのでレーザー脱毛のような痛みはない
- 肌色センサーで照射できる肌色かどうか判別できる
- 濃く太い毛にも効果的
- 照射レベルは5段階で調整できる
- 他の光脱毛器に比べて価格が安い
センスエピXとJの大きな違いは、照射回数と照射方法です。
照射回数はXが30万回、Jが15万回で、Jは照射口を肌に当てながらスライドするだけで自動で照射するので、操作がより簡単になっています。
センスエピのデメリットは?
- 照射面積が狭いので脱毛に時間がかかる部位がある
- 使い捨てタイプで照射回数が上限になれば本体が使えない
- コンセントに繋いで使うので場所を選ぶ
- 照射回数の残量がわからない
センスエピは、他の光脱毛器より低価格で光脱毛ができますが、安いぶん少々使い勝手のクオリティは下がります。まず照射面積が2.7cmと比較的狭いので、足や腕など広範囲の部分の脱毛には時間がかかります。
ただし、照射面積が狭い方が照射しやすい部分(脇やVIOなど)もあるので、照射面積が狭い=使いにくい脱毛器というわけではないので、部分によるということを覚えておいてくださいね。そしてカートリッジを交換しない使い捨てタイプなので、照射回数が上限になれば本体が使えなくなります。
照射回数は最大30万発なので、全身脱毛には十分な回数ですが、人によっては足りなくなることがあるかもしれません。
また、本体はコードをコンセントに繋いで使うので、使う場所を選ぶというデメリットもありますが、コンセントから直接電力が供給されるため、充電式より安定したパワーで脱毛できるというメリットもあります。
人気脱毛器センスエピの口コミ評価は?
高評価の口コミに多い声
- 1ヶ月で毛の量が減った
- 短時間で脱毛できて便利
- 顔にも使えるからメイクのりが良くなった
- 3万円ちょっとで本格脱毛ができるからコスパが良い
- サロン脱毛と効果があまり変わらない
- 照射面積が狭いから指の毛の脱毛もできた
低評価の口コミに多い声
- 足の脱毛に時間がかかる
- レベル5にすると痛みが強い
- カートリッジが交換できないから本体がもったいない
- 脱毛できていない部分がある(ムラがある)
- 照射面積が狭くて時間がかかるのがストレス
- 慣れるまでは痛い
痛みは痛くないという人もいれば、痛くて慣れるまで使いにくいという人もいて、個人差が強いですね。
ただ痛みに関しては他の光脱毛器でも、痛みを感じる感覚に個人差がありますし、センスエピは出力調整できるので、慣れるまでは最弱レベルでじっくり脱毛すれば問題ないと思いません。
照射面積が狭いことで低評価にしている方が多いのですが、逆に照射面積が小さいから顔や指、脇など細かい部分の脱毛がしやすいという声もあります。
高評価と低評価の口コミから、センスエピは全身脱毛用というより、細かい部分の脱毛用として使い、広範囲の足や背中はエステ脱毛して使い分けると良いでしょう。
センスエピにフォトフェイシャル効果があるのは本当?
センスエピのXとJの両方とも、レベル1と2で顔に使うと美顔効果が期待できます。フォトフェイシャルに使われる光と同じ領域の光を使うため、産毛処理だけではなくきめ細かい素肌に整えることが可能です。
実際に口コミでは、「センスエピを顔に使ってからメイクのりが良くなった」という声があったので、素肌をなめらかに整える効果は期待できるでしょう。
ただし、肌のハリがアップする・毛穴が目立たなくなる・シワが目立たなくなるなど、劇的な変化は現れにくいので、一般的な美顔器よりはクオリティは低めです。本来は脱毛器なので、美顔器としての性能は肌トラブルが起こらない限りは問題ないですよね。
センスエピの使い方からQ&A
センスエピの使い方
センスエピを使う前に、カミソリやシェーバーで自己処理します。また、脱毛前後に保冷剤で脱毛部位を冷やすので、保冷剤の用意は忘れないでくださいね。脱毛可能部位は、IOライン以外です。
IOラインは色素沈着が多い部分なので、光脱毛器の光が誤照射して火傷してしまう可能性があります。
IOライン以外にも、ほくろや乳輪など色素沈着でメラニン色素が多い部分は脱毛器を当てないようにしましょう。ほくろは絆創膏や白いシールで保護しておくと、うっかり照射を防げます。
ほくろに脱毛器を利用する時の注意点を詳しくこちら「脱毛器はほくろがあると使えない?消える、濃くなるのは本当?」の記事で紹介してあります。気になる人はチェックしてみてくださいね。
センスエピの操作方法
- コードを指して電源を入れ、出力設定をする。脱毛初期は最弱レベル〜2の弱いレベルで照射する。
- 脱毛部位に保冷剤を10秒当てて冷やしたら、センスエピの照射部分に肌を当てて照射する。(照射は肌色センサーのライトがオレンジ色になってから)
- センスエピJの場合は、肌に当てるだけで自動照射可能。
センスエピを使うときの注意点
- 一回の脱毛で同じ部位に何度も照射しない
- 首元、色素沈着している部分に照射しない
- 脱毛器を使うたびに肌色センサーを拭き取り、清潔な状態を保つ
- 一回の脱毛に1時間以上かけない、時間がかかる広範囲部分は細かい部分とは別の日に脱毛するなど工夫する
- 使用頻度は脱毛初期は2週間に一回、効果が出てきたら月に一回
光脱毛器を同じ部位に何度も照射すると、肌が火照ったり火傷のような状態になることがあります。肌負担を抑えるために必ず照射は一回にしましょう。
首元に照射してはいけないのは、甲状腺ホルモンに影響を及ぼす可能性があるからです。基本的にはメーカーが推奨している部位以外には使わないようにすれば安全です。
使用頻度は、脱毛初期は2週間に一回と高頻度ですが、光脱毛器は使う回数が増えるほどムダ毛が目立たなくなるため、効果が実感できるようになってからは使用頻度を落とします。
脱毛効果が出るまでには個人差がありますが、細い毛であれば1〜2ヶ月で目立たなくなる人が多いです。
センスエピのQ&A
Q1:センスエピは毎日使っても良い?毎日使えば早く脱毛できる?
毛周期というムダ毛が生えるサイクルの関係で、毎日センスエピを使っても脱毛効果は変わりません。むしろ毎日使うと効果が変わらないのに、肌に与える負担は大きくなるのでマイナスです。使用頻度はメーカーが推奨している頻度を守りましょう。
特に敏感肌の方の場合は、使用頻度を多くすると脱毛部位が赤くなったり、火傷をしたようなヒリヒリとした痛みを感じる可能性があるので要注意です。
Q2:センスエピで永久脱毛はできるの?
センスエピの脱毛方式は、光脱毛方式です。光脱毛方式は、レーザー方式に比べると脱毛効果は低く、永久脱毛できるほどの効果は期待できません。
ただし、ムダ毛を目立たなくさせたり、一時的に生えなくさせることは可能です。
また、使い続けることでムダ毛が生える量やムダ毛の質が薄くなるため、ムダ毛の処理が簡単になります。
Q3:IOラインやほくろ、乳輪以外にも脱毛できない部位はある?
以下の部位は照射を避けてください。
- 首元
- 目から上
- 耳元
- ニキビや吹き出物がある部位
- 傷
- 肌の調子が悪い部位
- タトゥー、タトゥーまわり
- ピーリング施術を受けた部位
- 整形手術を受けた部位
敏感肌やアトピー肌でステロイド剤を使用している人は、部位に関わらず医師に相談せずに光脱毛器を使うのは避けてください。
Q4:メンズのヒゲ脱毛にも使える?
センスエピは男性のヒゲ脱毛も可能です。
しかし、男性のヒゲは濃く太い上に、毛根もかなり頑固なので、脱毛には時間がかかります。ヒゲ脱毛に使う場合は、肌刺激を抑えるために出力は最弱レベルから使用しましょう。
また、顔は体よりも刺激を感じやすい部分なので、脱毛前後に保冷剤で必ず冷やして、痛みを抑えるようにしてください。
ただし、恋人とシェアして使うのであれば、カートリッジ交換ができないセンスエピより、カートリッジ交換ができて衛生的に使えるケノンがおすすめです。
Q5:センスエピはXとJどちらを買うべき?
センスエピXは2106年2月、Jは2017年4月に発売され、Jが最新機種になります。どちらも光脱毛器で、照射回数と照射方法に大きな違いがあるだけで、他はあまり変わらない点が多いです。
しかし、価格面と使いやすさで考えると、センスエピJの方が優れています。センスエピJは、最新機種ですがXよりも低価格でより購入しやすくなっています。
また、本体を肌に沿ってスライドするだけで自動的に照射されるので、面倒な操作不要で使いやすく改良されているのもポイントです。
使いやすさと初期費用を重視するなセンスエピJ、照射回数の多さによるコスパの良さを重視するならセンスエピXというふうに選ぶのがおすすめですね。
リーズナブルに本格脱毛!センスエピは初家庭用脱毛器としておすすめ
センスエピはX、Jともに低価格で本格的な光脱毛を自宅でできるので、家庭用脱毛器初心者の方におすすめです。
全身脱毛可能ですが、背中や足など広範囲の部分の脱毛をするには照射面積が小さいので、脇や腕、顔の産毛など細かい部分用の脱毛器として使うと便利ですよ。
価格はリーズナブルですが、脱毛効果を実感できたという高評価の口コミが多いので、安いから効果がない、ということなく効果的にセルフ脱毛ができます。
自宅で本格脱毛をしたいけど、脱毛器購入費用を抑えたい、という方はぜひセンスエピの購入を検討してみてください!
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