この記事の目次
自分で小顔にする方法を知っていますか?
「顔の大きさって生まれつきだから…」と諦めていませんか?確かに骨格は人によって大きく違い、何をしなくても小顔の人がいるのも事実。
でも、顔が大きい原因となりうるのは骨格だけではないというのをご存知でしょうか。
つまり、本当は小顔なのに後天的な要因で顔が大きくなっているかもしれない、ということです。
原因と対策を知り行動することで、きっとあなたも理想の小顔になることができます。
ここではそんな、骨格以外で顔が大きく見えてしまう原因とその対策方法を紹介します。
骨格以外で顔が大きく見えてしまう原因は?
顔は、後天的つまり骨格以外でも大きく見えてしまうことがあります。
まずはそんな、骨格以外で顔が大きく見えてしまう原因を2つ解説します。
筋肉がコリ固まってしまっている
例えば「頬骨の所が膨らんでアンパンマンみたいになっている」人を見かけることがありませんか?
この場合は、原因となるのは骨格ではなく「筋肉が凝り固まっている」ことが多いです。筋肉が固まっている証拠に、触ってみるとコリコリと動き、骨ではないことが分かります。
肩も凝ってくると固く張って肩こりとなりますが、これと同じです。
つまり、ほぐしてあげることで解消するのです。
これは「あまり表情筋を使っていない」、「顔のマッサージをしない」、「顔周辺のリンパの流れがよくない」などで起こると言われています。
そして顔の筋肉の凝りを解消する方法もあります。ただし肩は凝ると揉みますが、顔は揉むのではありません。後で詳しく説明しますので、参考にしてください。
顔がむくんでしまっている
顔が大きく見えるもう一つの原因として、「むくみ」があげられます。むくみは、血管の流れやリンパの流れが悪く、水分や老廃物が溜まってしまった結果起こるものです。
では、なぜ水分や老廃物が溜まってしまうのでしょうか?
その原因は「アルコールの摂取」、「長時間同じ姿勢で血管やリンパ節を圧迫する」、「塩分や糖分を過剰に摂取する」などと言われています。
また、その他に体の不調からくるものもあり、腎臓や肝臓の働きが悪いとやはりむくみが発生します。
このむくみもしっかりとケアをすれば解消することが可能です。しかし、内臓系の疾患によるむくみの場合にはセルフケアでは治りませんので、体調不良を感じた場合にはすぐに医療機関を受診しましょう。
自分でできる小顔ケアとは?
先ほど挙げた原因の場合、多くは小顔にするためのセルフケア、つまり小顔ケアで改善することができます。ここではそんな、小顔ケアの例をいくつかご紹介します。
ここで紹介する方法は全部で4つあります。効果や好みは個人差がありますので、自分に合ったものを試してみてくださいね。
舌回しで小顔を目指す
まずは舌回しエクササイズの紹介です。舌の筋肉は、実は私たちが思っている以上に使っていません。そして舌の筋肉を使っていないと筋肉が凝り固まったり、リンパがつまったりしてむくみやたるみ、二重あごや深いほうれい線の原因などにもなり、結果として顔が大きく見えてしまいます。
特に二重あごは、なってしまうと睡眠時に呼吸が苦しくなる事があります。そこに舌の筋力低下が重なることで、無呼吸症候群の原因になる可能性があるので注意が必要です。
そこでここでは、舌の筋力アップを目的とした舌回しエクササイズのやり方を解説します。
舌回しの方法は?
舌回しエクササイズの方法は簡単で、手順は次の通りです。
a) 唇は閉じて口は空ける(「あ」と発音する時に唇は閉じている感じ)
b) 唇は閉じた状態で舌を歯の外側に出し、唇の裏を舐める感じで一周させる
c) これを右回り、左回りともに10回ずつ行う
以上です。これなら空いた時間に簡単にできると思うかもしれませんが、実際にやってみるとかなり疲れます。もしかしたら左右10回はできないかもしれないです。これをやることで、後頭部の下の方が鈍く痛くなってくるからです。でもこれは本当に効いている証拠で、何度もやっていると次第にできるようになります。
ただ一つ、このエクササイズを行う上で注意しなければならないのは、「人がいない所でやる」ことです。一応見た目がちょっと変にはなって「何をしているんだろう」となってしまうので、人目は気にしたほうがいいかもしれません。
舌回しエクササイズの評判は?
では、舌回しのエクササイズについて口コミや評判を見てみましょう。
- たかだか始めて2週間とかだから体重そのものはまだ水分量相当ぐらいしか落ちてないんだけど、顔痩せに関してはリファもどきと暇な時の舌回しやら顔面の体操やら色々詰め込んでやってたのが効果出てきてシュッと見えたのかな〜顔痩せって偉大だ(Twitterより)
- 二重あご・下膨れ・たるみが解消し、ほうれい線が消えるなどの効果が期待できます。(Twitterより)
- 2人くらいから顔がすっきりしたと言われたから、二週間くらい続けている舌回しの効果がでてきたんじゃないか…?あれ痛いけど、効果実感できるのでオススメ!!(Twitterより)
やはり肯定的な意見が多かったです。ぜひ試して見てください。
マッサージで小顔を目指す
肩の筋肉をほぐすには「揉む」のが一般的ですが、顔には総合的なマッサージが効果的です。そして、顔のマッサージにはたくさんの方法がありますが、ここでは特におすすめのものを紹介します。1回ずつ試してみて、好みのものを見つけましょう。
①ツボ押しマッサージ
人の身体には経穴(けいけつ)と呼ばれるいわゆる「ツボ」があるのは広く知られていますが、その中に「小顔になるツボ」もあるのを知っていますか?
ツボは自分が求める効果が得られる所を覚えて押すだけなので全然難しくなく、かついつでもどこでも自分が行える時にできるので、とても手軽でおすすめです。
ではそんなツボ押しマッサージのやり方を確認してみましょう。
まずは、ツボ押しマッサージの注意点です。
- 入浴中やお風呂上りなど、体が温まっている時に行うこと
- 痛すぎるくらいの強さでは押さないこと
- 1回につき3~5秒程度押すこと
- 指の腹で押すこと
特に押す力については、余りにギュッと押してしまうとかえって逆効果になることがあります。痛気持ちいいくらいがちょうどよいので注意しましょう。
では次に、小顔効果が期待できるツボを確認して押してみましょう。
・頬車(きょうしゃ)
ツボの場所は、歯を食いしばると盛り上がる部分です。ここを押すと、むくみの解消やたるみの改善が期待できるとともに、二重あごの改善が期待できます。
・太陽(たいよう)
場所は、眉尻とこめかみの間にあります。 ここを押すと、むくみの解消や、二重まぶたの改善が期待できます。
・四白(しはく)
場所は、目の下の中央部から指一本分下にあります。ここを押すと、むくみの解消や血行の改善、筋肉のほぐれが期待できます。
・承漿(しょうしょう)
場所は、下唇の中央部の少し下にあります。ここを押すと、顔や首のむくみを解消する効果が期待できます。
・地倉(ちそう)
場所は、口角の1cm程度外にあります。ここを押せば、むくみの改善や筋肉のほぐれが期待できます。
・下関(げかん)
場所は、耳の穴から鼻の方に向けてすぐの所にあります。ここを押すと、血行の改善や、むくみの解消、たるみの改善が期待できます。また、ほうれい線を薄くする効果もあります。
・顴りょう(けんりょう)
場所は、目の下中央部から下に行き、鼻のラインとぶつかる所にあります。ここを押すと、血行の改善や、むくみの解消、たるみの改善が期待できます。また、ほうれい線を薄くする効果もあります。
・散笑(さんしょう)
場所は、口の上の口角と鼻の中央当たりにあります。ここを押すと、たるみの改善やむくみの解消、二重あごの改善が期待できます。また、ほうれい線を薄くする効果もあります。
②リンパマッサージ
リンパ節は血管とは別に体中を巡っており、主に老廃物を流すことを目的としています。
長時間同じ姿勢で居続けたり、長い時間立っていたりすることでリンパの流れが悪くなります。詰まってしまったリンパは老廃物がうまく流れなくなり、結果として、むくみとして体に現れます。
リンパマッサージは、悪くなったリンパの流れを良くしてくれる働きがあります。これを行うことで老廃物が排出されやすくなりますので、結果としてむくみの改善が期待できるというわけです。
そんなリンパマッサージのやり方は、次の通りです。
- 両手を使って両頬から耳へ向かって撫で、首筋を通ってそのまま鎖骨に向かいます。老廃物を流すイメージで行いましょう。これを3回行います。
- 次にうなじに周辺にあるくぼみに親指を当てて押します。3秒間を3回行いましょう。
- そして耳の下から首筋を通って鎖骨のくぼみまで、指で押します。これも3回行いましょう。
- 最後に鎖骨のくぼみを指で押します。痛気持ちい所を重点的に行ってください。1秒間を3回行いましょう。
以上です。これだけで顔周辺のリンパの流れがよくなります。試してみましょう。
③田中宥久子式造顔マッサージ
田中宥久子(たなかゆくこ)式造顔マッサージとは、「顔の筋肉に刺激を与える」方法です。「10年前の顔になる造顔マッサージ」として、たくさんの書籍やDVDが発売されています。
ここではそんな、田中宥久子式造顔マッサージの一例を紹介します。
a) まずは、摩擦を押さえるため、顔全体に指止まりの良いマッサージクリームをたっぷり塗ります。
b) 次に鎖骨のへこみや周りを指で押します。押した時に心地よい部分を重点的に行って下さい。
c) その次は脇です。腕を下ろした状態で上に向けた手のひらをわきの下に差し込み、すーっと離す、ということを両方行います。
d) 次に首を傾け、傾けた側の首を指で押します。これも両方行います。
e) その次は耳たぶの下にあるくぼみやえらの当たりを押します。
f) そして首の後ろや肩を揉みます。特に首の骨の所は念入りに行いましょう。
g) 両方のこめかみを、両こぶしで挟んで円を描くようにほぐします。あまり痛い位には強くは行わないでください。
h) 全部の指を使って頭皮のマッサージを行います。頭皮が動くのを感じるように行ってください。
i) 額から左右のこめかみに向かって両手の指を滑らせ、そのまま首筋に流します。
j) 下瞼から目尻横まで指で押します。
k) あごの表から口角の横、鼻の下まで指を滑らせます。
l) 鼻の脇→鼻筋に沿って目頭→耳横→首筋の順に流します。
m) 両肘をついた状態で頰を指全体で押します。その後耳の横から首筋まで流します。
n) 指の腹を縦方向に細かく上下させながら、おでこ全体をマッサージします。
o) 最後にもう一度、額から左右のこめかみに向かって両手の指を滑らせ、そのまま首筋に流します。
以上です。もっと知りたい方は、本やDVDを参考にしてみましょう。
ミオドレ式小顔マッサージ
最後に紹介するのは「ミオドレ式小顔マッサージ」というものです。
これは「ソリデンテ南青山院長の小野晴康氏」が開発したマッサージ法で、ここではその中にある「むくみとり」と「たるみとり」を紹介します。
a) 顎の下にあるくぼみを5回押します。
b) 鎖骨のくぼみを3回押します。気持ちいい位の所を特に重点的に行ってください。
c) 首を傾けて、耳の下から鎖骨に向かって押します。これは左右両方行ってください。
d) あごの下のくぼみから耳の下のくぼみまで押しながら滑らせます。
a) 顎の下にあるくぼみを5回押します。
b) 鎖骨のくぼみを3回押します。気持ちいい位の所を特に重点的に行ってください。
c) 人差し指と中指であごを掴んだ状態で、歯を噛んだ時に盛り上がる部分に親指を当て、そこからあご下に向かって親指を押しながら滑らせます。これは両方行ってください。
d) 口角の横を親指と人差し指で強く10回つまみます。これも両方行ってください。
以上です。こちらも簡単なものになっていますので、ぜひ試して見てください。
髪型を変えて小顔に見せる
これまで紹介したエクササイズやマッサージの他にも、小顔に見せる方法はあります。それは例えば髪型を変えることで、これはエクササイズやマッサージよりも短時間で効果が現れます。
ただし髪型を変えるといっても、「どんな人もこの髪型にすればいい」というものではありません。顔の輪郭は人それぞれです。
ですから、その人の輪郭に合った髪型、というものがあります。ここではそんな輪郭に合った髪型のポイントや例を、髪の長さ(ショート、ミディアム、ロング)それぞれで紹介します。
丸顔タイプ
丸顔タイプの人は前髪を流したり、輪郭が縦長のひし形に見えるような髪型が小顔に見せるコツで、髪の長さ別の次の通りです。
- ショート:トップにボリューム感を持たせる
- ミディアム:流し前髪+ウェーブボブ
- ロング:前髪長めのゆるふわロング
面長タイプ
面長タイプの人は、髪型を横のラインに強調させることが小顔に見せるコツで、髪の長さ別の次の通りです。
- ショート:流し前髪+ふんわりショート
- ミディアム:前髪長め+Aラインボブ
- ロング:目の上ぱっつんくびれロング
逆三角タイプ
逆三角形タイプの人は、顎の周りにボリュームや動きのある形を意識することが小顔に見せるコツで、髪の長さ別の次の通りです。
- ショート:2:8流しバングのショートボブ
- ミディアム:厚めバングの重めミディアム
四角形タイプ
四角形タイプの人は、えらの張っている部分のボリュームを押さえる、または隠すことが小顔に見せるコツで、髪の長さ別の次の通りです。
- ショート:流し前髪+前下がりショート
- ミディアム:外国人風かきあげミディアム
- ロング:斜め前髪+ストレートロング
以上です。髪型を変えるだけで小顔に見えるようにできるのは、手っ取り早く行いたい時にとても重宝します。覚えておいて損はないでしょう。
まとめ
以上、顔が大きく見える原因の解説と、小顔になるための方法3つを紹介しました。
顔の大きさは生まれつきと考えがちで、努力することを怠ってしまう場合が多いのですが、適したエクササイズやマッサージなどを行えば、他の人から見た印象は大きく変わります。
ここで紹介した方法をぜひ試して見てください。きっと実践する前よりも効果が見られると思いますよ。
https://www.beautemagazine.jp/ems_biganki/
・記事の情報は最新の情報でない可能性があります。ご購入に際してはメーカーや販売元にてご確認ください。
・掲載情報について間違いや誤解を招く表現がございましたら、「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。