バージスラインが広いブラを付けると胸が大きく見えるという話を聞いたことはありますか?実際に大きく見えることは見えるのですが、果たして誰もがバージスラインが広いブラを付けてもいいものなのでしょうか?
ちょっと疑問がよぎりますね。そこで、ここでは、バージスラインについて色々とまとめていきたいと思います。
美乳になるにはバージスラインがカギ!
ツンと上向きの綺麗なバストが欲しい!女性の誰もがそう願っています。その美乳に大きく関係しているのがバージスライン。初めて聞く方も多いも知れませんね。
バージスラインとは、胸とウエストの境目のライン。ブラのワイヤー部分にあたります。
このバージスラインの右端と左端(脇の少し下の辺り)を結んだ幅が長いと「バージスラインが広い」、短いと「バージスラインが狭い」と言います。
バージスラインが広いと、それだけ脂肪が横に流れてトップが平たくなり、バージスラインが狭いと胸の脂肪が真ん中に集まるのでトップが高くなります。
形が良く綺麗なバストはバージスラインが狭い方が多いんです。
因みに日本人は骨格の問題などからバージスラインが広い人が多いと言われています。
また、バージスラインは、広い狭いの他にも、ラインがくっきりとしている方がバストは綺麗に見えます。バージスラインがぼやけているとシルエットがはっきりしませんし形も崩れて見えてしまいます。
バストを横から見て高さのある綺麗なシルエットをしている人は、このバージスラインがはっきりしている方が殆どですから憧れの美乳は、この「バージスライン」がカギを握っているといって良いでしょう!
このバージスラインは、胸を綺麗に見せるブラ選びにも大きく関係していますから、育乳をしている方には是非知っておいて頂きたいポイントです。
バージスラインが広いブラを付けると胸が大きく見えるって本当?
バージスラインが広いブラを付けると胸が大きく見えるという話がありますが、それは一体どういう事なのでしょうか?
説明していくと、バージスラインが広いブラは、ワイヤーが長めになっています。
長めにワイヤーが取ってあるということは、それだけカップの幅が広くなるわけですから、高さは出ないものの、その分、胸が大きく見えるのです。
これは元々バージスラインが広い人が付けると効果があるものであって、バージスラインが狭い人が、バージスラインが広いブラを付けるとデメリットの方が多いですからおすすめしません。
それは、ブラ選びの基本は、自分の胸の形に合ったものを選ぶことですから、元々バージスラインが広い人が、それに合ったバージスラインが広いブラを付けると、しっくりと馴染み、形が綺麗に出て大きく見える効果があります。
しかし、バージスラインが狭い人が大きく見せたいからと言って、広いブラを付けても、実際の胸にフィットしていないわけですから、胸の脂肪が流れ、形が崩れる原因となってしまいます。
噂や見た目に惑わされず、自分の胸に合ったブラを付けることが、結局、胸を大きく見せることになるのです。これがメリット。
美乳になるにはバージスラインが合ったブラを選ぶことが大切!
ブラのカップの大きさは、アンダーバストとトップバストの差で決まります。
皆さんもこれまで、ブラを選ぶ時は、アンダーバストとカップの大きさを基準にして選んできたと思います。
しかし、「サイズは合っているんだけど、なんかしっくりこないし、違和感がある」と感じている方や、カップのサイズは合っているはずだけど、小さく感じる、または、隙間が出来る、という方はバージスラインが合っていない可能性が高いです。
自分に合ったブラを見つけるには、バージスラインもとっても重要なんです。
ブラを選ぶ時は、「アンダーバスト」「トップバスト」そして「バージスライン」の3つを考慮して選ぶのが正しい選び方です。
美乳になるためには、胸の脂肪をしっかりとカップの中に納め、キープすることが基本となります。
合わないブラを付けていては、胸の脂肪が流れ、バストが崩れる原因に。
もしかしたら、私、バージスライン狭いかもしれません。博士、この広い、狭いの基準ってあるんですか?ブラ買いに行きたいから教えてほしいんですけど!
バージスラインの「広い」「狭い」の特徴を体格で見分けるなら次のようなことが挙げられます。
バージスラインが広い人の特徴
- 身体を横から見ると厚みが無い
- アンダーバストの幅が広い
- バストの量はあるがトップは低い
バージスラインが狭い人の特徴
- 身体を横から見ると厚みがある
- アンダーバストの幅が狭い
- ツンと上向きのバストの人が多い
バージスラインを正確に測るには、「バージスメジャー」という専門メジャーで測る必要があります。
しかし、バージスラインを測るのはオーダーでブラを作る時くらいです。
市販のブラには、バージスラインに関する記載はありませんので、自分で試着してみて合うものを選ばなくてななりません。
迷った時には、フィッターさんにアドバイスをしてもらうのもいいでしょう。
また、下着のメーカーやブランドなどによっても、このメーカーはバージスラインが広め、ですとか、このブランドは狭め、など差があります。
ここからは、自分で最適なブラを選ぶための参考になるように、いくつかのチェックポイントをご紹介していきます。
カップとアンダーバストでブラを選んでみて以下のような違和感を感じた場合、バージスラインの幅を意識して選び直してみましょう。
カップのカーブ部分に隙間が出来る、カップが大きいと感じる
自分のバージスラインよりもブラのワイヤーの幅が広いという事ですので、ワイヤー幅の狭いブラを試してみましょう。
カップから脂肪がはみ出しているように見える、カップが小さく感じる
自分のバージスラインよりもワイヤーの幅が狭いということになりますので、ワイヤーが長めに取ってある、バージスラインが広めのブラを試してみましょう。
脇に脂肪がはみ出る
自分のバージスラインよりも狭いワイヤーの可能性が大。もう少しワイヤーが広めのブラを試してみましょう。
脇の部分がゆるい、隙間が出来る
自分のバージスラインより広めのワイヤーの可能性が高いですので、もう少し狭めのブラを試してみましょう。
ブラジャーを外した時に残る、ワイヤーの跡がバージスラインと合っていない
バージスラインとワイヤーの幅が合っていないということですから、もう一度、自分のバージスラインの特徴を見直して選びなおしてみましょう。
バージスラインも考慮して自分にピッタリと馴染むブラを付けると、サイズがUPすることも珍しくありません。根気よくブラを選ぶことが重要になってきますね。
バージスラインが崩れる原因をしっておく!
理想的なバージスラインは、胸とお腹の境界線がハッキリしていること。
バージスラインがハッキリしているとバストも綺麗に見えます。
逆にバージスラインがぼやけていると、形崩れが始まっていると言ってよいでしょう。
ここでは、バージスラインが崩れる、ハッキリしていない原因を挙げていきます。
加齢によるハリや弾力の衰え
加齢や、食事の乱れ、睡眠不足などで、肌の弾力やハリが失われると、胸の脂肪の流れや下垂の原因に!
このような状態になってしまうとバージスラインも崩れてしまいます。
生活習慣を整えたり、フェイスケアのようにバストも毎日コツコツお手入れすることが大切です。
大胸筋が弱る
バストは、胸の筋肉である大胸筋によって支えられています。
この大胸筋が弱るということは、バストを支える土台が弱ると言うことですので、バージスラインも崩れてしまいます。
普段の生活でも、この大胸筋を意識して姿勢を良くしたり、ストレッチを行うようにしましょう。
クーパー靭帯が伸びたり切れたりしている
クーパー靭帯とは、胸を吊り上げるような役目をしている、繊維状のコラーゲンのこと。このクーパー靭帯がバストの下垂を防いでいます。
しかし、クーパー靭帯は、意外に脆く、激しい運動をしたり、揺さぶったりすると切れたり伸びたりして、もう元には戻りません。
バージスラインを美しく保つには、ブラをしっかりと着けてクーパー靭帯を保護する必要があります。
姿勢の悪さ
姿勢の悪さもバージスラインが崩れてしまう原因です。猫背など姿勢が悪いと大胸筋も弱くなってしまいます。
また、姿勢が悪いと綺麗なバストを保つために必要な、血流促進も妨げられてしまいますから、デスクワークが長い人は要注意です。
合わないブラを使用している
繰り返しますが、美乳を保つ、育乳するには、自分に合ったブラを付けることが最重要課題です。
合わないブラはバージスラインを崩し、バストの形を乱す最大の原因になります。
綺麗なバストにするにはバージスラインをハッキリさせることがカギ!上で挙げたことに心当たりがある方はさっそく対策を行いましょう!
バージスラインを整えて美乳になろう!
バージスラインは毎日のコツコツした努力で整えることが可能です。
ハッキリしたバージスラインを作るためにやるべきことを次にまとめます。
大胸筋を鍛える
大胸筋はバストを支える美乳の要。毎日のトレーニングで鍛えることが出来ます。おすすめはヨガの「合唱のポーズ」。簡単ですし、いつでもどこでも行えますので、長く続けることが出来ます。
- 胸の谷間の辺りで合掌する。
- 手首と肘が下がったり上がったりせず、平行であることを意識する。
- 両手を押し合うように力を入れる。30秒そのままのポーズをキープ。
大胸筋を意識して行うのがコツ。また、身体の軸は動かさず、合わせた両手をそのまま左右に移動させるのも効果的です。
正しくブラを付ける
バージスラインを整えるには、自分に合ったブラを選ぶのと同じく、正しくブラを付けることも大切。
- ストラップを肩にかけ、前屈みになって、バストをカップに納めホックを留める。
- そのままの姿勢で、バストの脂肪を右左それぞれ集めるようにカップの中に納める。
- 姿勢を戻し、ストラップを調節する。
バストマッサージをする
バージスラインを綺麗にするためにはマッサージも効果的。両手を使って優しく丁寧に行うのがコツ。
基本は内側から外側へ、下から上へ行うこと。両手を使って円を描くように行いましょう。
身体が温まっているお風呂で行ったり、お風呂上りにクリームを使用して行うのも、バストケアにもなっておすすめです。
バストアップに効果的な食べ物を食べる
バストアップに良い食べ物を食べることも、バージスラインを整えるために効果的です。
バストアップに効果的な食べ物は、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用のある大豆イソフラボンが含まれた物や、エストロゲンの分泌を促してくれるボロンが含まれた食べ物などが効果的です。
これらの食べ物を積極的に摂取することが、バージスラインを整えることにつながります。
- 大豆イソフラボンを含んだ食べ物・・・豆腐、豆乳、納豆、など
- ボロンを含んだ食べ物・・・キャベツ、リンゴ、ブドウ、など
また、バストアップには、良質のたんぱく質も必要ですので、鶏肉や卵、チーズなどもおすすめです。
でも、基本はバランスの良い食生活!食生活を整えた上でこれらを意識して摂取していくのが良いでしょう。
有効的な食事については「バストアップに有効な食べ物への大きな勘違い」で詳しく紹介しています。
・記事の情報は最新の情報でない可能性があります。ご購入に際してはメーカーや販売元にてご確認ください。
・掲載情報について間違いや誤解を招く表現がございましたら、「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。