バスソルトの万能な使い方を紹介!自宅で簡単スパ気分

普段から湯船に好みの入浴剤を入れて、バスタイムを楽しんでいる方は多いでしょう。バスソルトは、入浴剤に比べると使っている人は少ないイメージですよね。

  • 塩は肌に刺激が強そう
  • 浴槽が傷つかない?

不安に思う声も多いですが、バスソルトにはデトックス、美肌、疲労回復など、様々な効果が期待できます。

ダイエット中、美肌を手に入れたい、仕事の疲れを取りたいという方にはぴったりのアイテムです。

今回はバスソルトの魅力をお伝えします。

キレイになれるヒントいっぱい!バスソルトの効果

発汗作用でむくみを防ぐ

バスソルトに含まれるミネラルは、皮膚にある汗腺に入り込み、体内の老廃物の排出をスムーズにします。

また、塩分の効果で発汗作用が高まるのですが、バスソルトを入れていないお湯に比べると、発汗力は4倍も高いと言われているのです。

塩分には、浸透圧作用があります。

浸透圧作用とは?

濃度が高い方の液体が、濃度の低い方の液体を引っ張るという作用。

バスソルトを入れた湯船のお湯は、人間の体内に流れる水分よりも塩分濃度が高くなります。

濃度の低い体液を引っ張る形で、体内の余分な水分を汗として排出させるのです。
体内に余分な水分がたまると、むくみの原因になるため、バスソルトを入れた湯船で入浴するだけでも十分なむくみ対策になります。

肌がしっとり保湿される

塩には肌を保湿する効果があります。

塩には強い吸着作用があり、毛穴の奥に詰まった汚れを吸着し、汚れが取れた毛穴からは皮脂の分泌がスムーズに行われます。

皮脂、と聞くと毛穴詰まりやテカリの原因、とマイナスイメージが強いですが、皮脂は天然の保湿クリームです。

私たちの肌表面を皮脂が覆うことで、刺激やホコリ、有害物質などから肌を守っています。皮脂の分泌がしっかりしていると、肌が自然としっとりなめらかな触り心地になるのです。

また、塩は汚れを吸着したあとに肌表面に薄い膜を張ります。入浴後は肌から水分が蒸発し、乾燥しやすいですが、バスソルトを使うことで入浴後の乾燥が予防できます。

血流がスムーズになってリラックスできる

バスソルトの高い発汗作用で、体がポカポカ温まりやすくなるのですが、体温がアップすると血流がスムーズになります。
血流がスムーズになって血管が広がると、リラックスする時に働く副交感神経が活発になります。

自律神経の交感神経、副交感神経って?

  • 交感神経:緊張時や興奮している時などに働く。
  • 副交感神経:リラックスしている時に働く。

普通は交感神経と副交感神経は、シーソーのようにバランスをとりながら働いているのですが、ストレスが溜まると交感神経が働き続けます。

交感神経が働いている時は、血管が収縮して血流が鈍くなるのです。
血流が悪くなると、代謝が低下して痩せにくくなったり、顔色がくすんだりと、ダイエットやスキンケアに悪影響を与えるのです。

バスソルトを使えば汗をかいてじっくりと体が温まり、ストレスで働きにくくなっていた副交感神経が働き、自律神経の乱れを予防できます。

色んな方法があるバスソルトの使い方

色んな方法があるバスソルトの使い方

1. 入浴剤として使う

湯船にバスソルトを溶かして入浴剤として使います。アロマやハーブエキスが配合されているバスソルトは、入浴効果やリラックス効果がアップするのでオススメです。

バスソルトを湯船に溶かして使うにあたり、浴槽の材質をチェックしてください。もし材質が木材か大理石なら、バスソルトの塩分で浴槽が傷つく可能性があります。

浴槽を傷つけないために、メッシュ素材の袋にバスソルトを入れてから、浴槽のお湯に浸けてください。

また、バスソルトを入れたお湯は追い焚きしないでください。追い焚き機能で使われる循環器が、塩分で傷つくからです。

2. ボディ用のマッサージスクラブとして使う

スクラブには塩分や砂糖などが含まれていますが、バスソルトにも塩分が含まれているので、スクラブのようにして使えます。

ただし、顔の皮膚は薄く傷つきやすいので、体限定で使ってください。
使い方は、湯船に浸かりながら溶けていないバスソルトを優しく体に撫で付けるか、バスソルトに油分と水分を加えてペースト状にして使う方法があります。

ペースト状にして使う場合は、バスソルトにボディオイルとお湯を加えてなめらかにしてから使いましょう。
特に角質が溜まってガサガサしやすいひじ、ひざ、かかとに使うのがオススメです。

3. ルームフレグランスとして使う

バスソルトを通気性の良い袋に入れて飾っておけば、手作りのルームフレグランスとしても使えます。

ルームフレグランスとして使う場合は、アロマオイルやハーブエキスが配合された、香りの強いものを使いましょう。

香りが薄くなってきたら、入浴剤やボディ用のマッサージスクラブとして使えば再利用できるので、無駄がありません。

4. 足湯に入れて使う

疲れて湯船を準備する気力もない、生理で湯船に浸かれない、という時にオススメなのが足湯です。

足は特に血流が悪くなりやすい部分ですが、発汗作用で体温を上げ、血流をスムーズにします。

また、足に溜まった余分な水分を汗として排出するので、湯船につからなくてもむくみ予防が可能です。

バスソルトは目的別に選ぼう

バスソルトは目的別に選ぼう

マッサージには死海の塩入りバスソルト

死海で採れる塩にはミネラルが豊富に含まれているため、血行促進効果がより高く期待できます。

血流がスムーズだと、マッサージ効果も高まるので、マッサージをするときは死海の塩入りのバスソルトを選ぶと良いでしょう。

ダイエットにはヒマラヤ岩塩

ヒマラヤ周辺で採れる岩塩は発汗作用が強いため、汗をかきやすく体温もアップしやすくなります。

体温がアップすると基礎代謝による消費エネルギーが増えるので、ダイエット効果を高めます。

むくみや疲労回復にはエプソムソルト

硫酸マグネシウムが主成分のバスソルトです。

マグネシウムは皮膚から吸収され、筋肉のコリをほぐして疲れやむくみ解消効果が期待できます。

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肌を傷つけるバスソルトの間違った使い方

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ゴシゴシこする

塩は粒子が細かいものを使っても、ゴシゴシと強くこするのはNGです。強くこすると、肌表面の必要な皮脂や角質まで取り除いてしまいます。

乾燥肌の原因になるので、マッサージをするときはクリームやオイルマッサージよりも優しい力で行いましょう。

マッサージの頻度は週2回程度でOK

バスソルトで毎日ボディマッサージをするのは、肌に必要以上に刺激を与えてしまいます。
週2回程度のスペシャルケアとして行ってください。

敏感肌でも使えるおすすめバスソルト

敏感肌でも使えるおすすめバスソルト

クナイプ バスソルト カミツレ

120年以上の歴史を持つドイツの老舗コスメブランド、クナイプのバスソルトです。バスソルトといえば、クナイプと言っても過言ではない有名商品なので、目にしたことがある方は多いでしょう。

クナイプのバスソルトは、古代の海水由来の天然岩塩と天然ハーブのエッセンシャルオイルから作られています。

10種類以上のバリエーションの中、敏感肌の方にオススメなのがカミツレのバスソルトです。カミツレには、抗炎症作用があり、肌荒れを整える効果が期待できます。心がホッと落ち着く、甘いリンゴのような香りのバスソルトです。

ミネラリア デッドシーバスソルト

2種類の死海の塩を100%使用したバスソルトで、敏感肌で乾燥しやすい肌の方におすすめです。

豊富なミネラルが肌の内側を潤いで満たし、お風呂上がりの肌はしっとりツヤツヤに。体の深部まで温め、湯冷めしにくく温かさが続くのも魅力です。

香りにこだわりたい人はバスソルトを手作りしよう

好みの香りのバスソルトが見つからないなら、バスソルトを手作りしてみてはいかがでしょうか。
材料は、

  • 天然塩 大さじ3
  • エッセンシャルオイル 3、4滴

天然塩は岩塩や海塩がおすすめです。

エッセンシャルオイルは、ボディにも使える100%天然の精油を使ってください。

同じものと勘違いされやすいアロマオイルは、化学成分が含まれているものが多く、皮膚には使わないように推奨されています。

密封性の高い瓶に入れておけば、2週間程度は保存できるので、まとめて作っておくと便利です。

保存するときは、瓶の蓋をしっかり締めてくださいね。

バスソルトで優雅に美を育もう

バスソルトを使って入浴すると、心地よい優雅なバスタイムを過ごせます。

ダイエットや美肌に良い効果があるだけではなく、心身をリラックスさせてストレス対策にも有効なので、毎日頑張る自分へのご褒美として、バスソルト入浴を楽しんでみませんか。

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ブティーマガジン編集部
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