健康だけではなく、ダイエットや美肌にも良い足湯は、最近は温泉だけではなくフィットネスジムでも施設内に備えているところが増えています。
足をポカポカ温め、心身ともにリラックスできる足湯で、日々の疲れを癒しながら自分磨きしてみませんか?
今回は足湯の嬉しいビューティー効果と効果的な足湯方法をご紹介します。
この記事の目次
ダイエットも美肌も!?足湯の4つの効果

①むくみ解消
- 体重が増えたわけではないのにパンツのサイズがきつい
- 夕方になると靴がきつく感じる
- 下半身がズーンとして重だるい
むくみのサインを感じたら、その日のうちにむくみを解消させましょう。
むくみをケアせず放置すると、セルライトが大きくなり、下半身に脂肪がつきやすくなります。
セルライトは脂肪細胞が大きくなってできるものですが、皮膚の下に余分な水分や老廃物が溜まっていると、脂肪細胞にくっついてセルライトを成長させるのです。
むくみケアにはマッサージが効果的ですが、マッサージをするのが面倒な日もありますよね。そんな時にオススメなのが足湯です。
下半身の中で、ひざ下から足裏までは重力の影響で血やリンパの流れが悪くなりやすいのですが、足湯で温めることで巡りがスムーズになります。
せっせとマッサージをしなくてもむくみが取れるので、疲れた日でも簡単にむくみケアができるのです。
②睡眠の質アップ
- ダイエットをしているのに食欲が抑えられない
- スキンケアにこだわっているのに中々効果が現れない
- 睡眠時間は確保しているのに疲れがとれない
- 目覚めがスッキリしない
以上4つのうち、1つでも思い当たることがあれば、睡眠の質が悪い可能性があります。
睡眠の質は、ダイエット、美肌、疲労回復に大きく関係しており、健康的で美しいボディになるためには、質の良い睡眠が必要不可欠です。
足湯をするとリラックスしている時に働く副交感神経が活発になり、心身がリラックスモードに入ります。
就寝前に足湯をすると、寝つきが良くなって睡眠の質が高まり、睡眠中に成長ホルモンが働きやすくなります。
成長ホルモンは、脂肪燃焼や肌のダメージ修復、ターンオーバーなど、様々な働きを行うホルモンです。
足湯は、睡眠の質を高めて成長ホルモンの働きをサポートすることで、ダイエットやスキンケア、疲労回復の効果が期待できます。
③冷え改善
血流が悪くなりやすい下半身は、血流の悪さで冷えやすく、足の冷えだけではなく全身の冷えの原因になります。
冷えはダイエットと美肌の大敵です。冷えで体温が下がると基礎代謝も下がり、消費エネルギーが減って太りやすくなります。
また、冷えによって血管が収縮すると、血流がますます悪くなり、肌の細胞に必要な栄養や酸素が届きにくくなり、ターンオーバー周期が乱れ、美肌が育ちにくくなるのです。
足湯は足を中心に温まり、血液の流れがスムーズになって冷えを防ぎます。
④美肌
全身の血液は、心臓から流れて全身を巡り、やがて心臓に戻ります。
しかし下半身は重力が働くため、血液がたまりやすく、心臓に向かって戻りにくく、血流が悪くなりやすいのです。
血液は全身の細胞に栄養や酸素を届け、余分な水分や老廃物を回収します。
いずれ肌表面に角質となって現れる肌の細胞は、血液によって届けられる栄養や酸素によって育てられます。
血流が悪いと、細胞に必要なものを届けにくくなるため、細胞が育ちにくく、肌のターンオーバーに影響したり、肌荒れしやすくなったりと肌トラブルの原因になるのです。
足湯で冷えを解消し、血流がスムーズになることで、くすみのない透明感のある美肌を育てます。
浸かる時間や温度は?効果的な足湯のやり方

足湯に必要なもの
足湯はふくらはぎから足先までお湯に浸けるため、すっぽりとふくらはぎ全体が収まるバケツを用意しましょう。
15リットル以上のバケツがオススメです。足湯用のバケツなら、底が丸くなっていないので快適に足を浸けれます。足湯バケツは楽天市場やアマゾンなどで1,500円程度で購入できますよ。
お湯は38度〜42度、浸かる時間は10分〜20分です。
足湯を行うときは、足に力が入って疲れないように、イスに座って行うと良いでしょう。
湯船にお湯を溜めて足湯しても良いですが、イスに座って専用バケツで足湯をすると、テレビを観ながら行えるので飽きずに20分はあっという間に過ぎます。
足湯を行うベストタイミングは就寝前
就寝前に足湯を行うと、副交感神経が働いてリラックスし、リラックス効果でぐっすり眠れます。寝室に足湯バケツを持っていき、ベッドに腰掛けながら足湯に浸かるのがオススメです。
足湯バケツは寝室の入り口近くに置いておけば、翌朝寝室を出るときに片付けやすいですよ。足湯に浸かりながら寝る前の読書をしたり、足湯中にアロマを焚いたりすればリラックス効果がアップします。
効果アップ!足湯を楽しむアレンジ方法

短時間で冷えとりできる炭酸入浴剤
炭酸が配合された炭酸入浴剤は、二酸化炭素が血管に浸透することで血流をスムーズにする効果があります。
普段から湯船にゆっくり浸かる習慣がない、という方にとって20分も足湯をするのは最初は大変でしょう。
炭酸入浴剤を使えば、10分程度で血流が良くなって足全体がポカポカ温まります。
マッサージもするならバスソルト
足湯をしながらマッサージをするなら、バスソルトを入れると塩のスクラブ効果でツルツルスベスベになります。
また、塩による発汗作用でじんわり体温がアップするので、代謝が促進して太りにくくなる効果も期待できるのです。
スクラブとして使う場合は、毎日ではなく週に1、2回ほどにしましょう。
毎日バスソルトでマッサージすると、角質の取りすぎで乾燥しやすくなります。マッサージしない場合は、毎日使用してもOKです。

ストレスケアにアロマオイルをプラス
好みの香りの精油を2、3滴垂らしてみましょう。
アロマの香り成分で神経が落ち着き、リラックス効果がアップします。
特にラベンダーやゼラニウムはリラックス効果が高く、安眠効果も期待できてオススメです。
「今日は特に疲れた」「仕事で嫌なことがあった」という日は、ぜひアロマ足湯を試してみてください。
足湯のあとはマッサージでほっそり美脚をゲット!

足を温めるとマッサージ効果アップ!
足湯で足を温めると、血液とリンパの流れなど代謝が促進し、マッサージ効果がアップします。
足湯だけでもむくみが解消されますが、足湯のあとにマッサージをすれば、足だけではなく全身の代謝が促進され、スッキリシェイプアップができるのです。
足湯のあとに行いたいマッサージの方法
- リンパ、ツボがびっしりある足裏をほぐす
- 老廃物がたまる足の甲をマッサージ
- 足首ぐるぐるで老廃物流し
- 下半身全体の代謝をスムーズに
手をグーにして、指の第二関節を足裏に当て、指先からかかとまでグーッと押し流すイメージで拳を動かします。
①と同じように拳を作って指の第二関節を使います。
足の甲の指間に第二関節を当て、くるぶしに向かってグリグリと動かしましょう。
足の指の間に手の指を入れ、足首を左右に10回回します。
仕上げに、くるぶしから鼠蹊部(太ももの付け根まわり)まで通るラインをマッサージします。①、②と同じように拳を作って指の第二関節を当て、くるぶしから鼠蹊部までグイーッと押し流しましょう。
ダイエットも美肌も叶える足湯で自分磨きをアップデート!
体を温めて巡りをスムーズにしてくれる足湯は、スッキリ美脚も美肌も叶えてくれる最高の美容法です。リラックス効果でストレスケアもできるので、現在の忙しい大人女性にぴったり。
さらにマッサージを取り入れれば、足首ほっそり、キュッと引き締まった美脚が手に入ります。1日の疲れを癒しながら、美ボディと美肌をじっくり育てていきましょう。
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