「プチプラなのにしっかり保湿できるコスメが欲しい」「スキンケアに使うお金をできるだけ節約したい」そんな人に人気なのがちふれのオールインワンジェルです。
口コミではプチプラにしては高評価ですが、中には肌荒れやジェルのベタつきが気になるという声もあります。
ちふれのオールインワンジェルは安いので、成分的に大丈夫なのか不安な人も多いでしょう。
今回は、ちふれのオールインワンジェルの特徴や成分、口コミ評価から、ちふれのオールインワンジェルは優秀なのか調べてみました。
この記事の目次
ちふれのオールインワンジェルは優秀?
ちふれのオールインワンジェルは、うるおいジェルと美白うるおいジェルのどちらもドラッグストアで気軽に購入できます。
プチプラなのでスキンケア効果が期待できないと思う方は多いかもしれません。
安い化粧品は使われている成分も安価、または少量で効果があまり期待できないものがあるのは事実です。
ちふれのオールインワンジェルの場合は、配合されている美容成分は高価なオールインワンジェルにも使われています。
例えば、美白うるおいジェルに配合されている美白有効成分「トラネキサム酸」は、アクアレーベルのオールインワンジェルや第一三共ヘルスケアのトランシーノにも使われています。
『トラネキサム酸』はアミノ酸の一種で、炎症を引き起こす酵素「プラスミン」を抑える「抗プラスミン作用」があり、美白効果を与える化粧品以外にも、風邪などによる喉の炎症を予防する薬や毎日の生活に欠かせない歯磨き粉にも使われています。
美白をターゲットに開発した資生堂が、メラノサイトの活性化を抑制してシミを予防する効果に焦点をあてる場合に、メラノサイトにちなみ、頭に「m-」を付けた名称を用いて区別しています。
ちふれのオールインワンジェルは安いから効果のない美容成分が配合されている、というわけではありません。
成分や期待できる効果から考えると、ちふれのオールインワンジェルはプチプラでも十分使えると言えるでしょう。
ちふれ オールインワンジェル2種類の特徴と効果
ちふれのオールインワンジェルには、保湿に特化した「うるおいジェル」と保湿に加えて美白ケアもできる「美白うるおいジェル」の2種類があります。
どちらもプチプラで時短スキンケアができる点は同じです。特徴と効果にどのような違いがあるのか見ていきましょう。
ちふれ うるおいジェルの特徴と効果

ちふれ うるおいジェルの特徴
- 化粧水・美容液・乳液・クリーム・パック・化粧下地の6役を担う
- 肌馴染みと伸びのいいジェル
- 無香料、無着色、ノンアルコールで敏感肌でも使える
- 4種の保湿成分が配合されている
ちふれのうるおいジェルは、洗顔後にこれ1つで化粧下地まで完了するオールインワンジェルです。
洗顔後の保湿ケアとしてはもちろん、乾燥が特に気になるときはパックとしても使えます。
価格は800円(税抜)とプチプラで、容量はたっぷり108gあるので、朝晩使って2ヶ月は持ちます。
空になった容器に入れて使う詰め替え用もあり、コスパに優れたアイテムです。
ちふれ うるおいジェルの効果
- 角層にうるおいを与えて乾燥や外部刺激を防ぐ
ちふれのうるおいジェルには、ヒアルロン酸・加水分解ヒアルロン酸・トレハロース・オウゴン根エキスの4つの保湿成分が配合されています。
肌表面の角層にうるおいを与え、紫外線やホコリ、雑菌など外部刺激や乾燥による肌トラブル予防に効果的です。
プチプラなのに無香料、無着色と余計な成分が含まれていないので、毎日使っても肌に負担がかかりません。
ノンアルコールなので、アルコール成分が刺激になりやすい敏感肌の方やアルコール入り化粧品のきついニオイが苦手な方でも使えます。
価格 | 108g 800円+税 詰替用 700円+税 |

ちふれ 美白うるおいジェルの特徴と効果

ちふれ 美白うるおいジェルの特徴
- 化粧水・美容液・乳液・クリーム・パック・化粧下地の6役を担う
- 美白有効成分入りの医薬部外品
- 国が認めた美白有効成分トラネキサム酸が配合されている
- みずみずしいテクスチャーのジェル
- 3種類の保湿成分が配合されている
- 無香料、無着色、ノンアルコールで敏感肌でも使える
ちふれの美白うるおいジェルは、うるおいジェルと同じく1つで6役を担います。
美白有効成分が配合された医薬部外品として認められているアイテムです。
価格は1,100円(税抜)とうるおいジェル同様にプチプラで、詰め替え用も販売されています。
美白有効成分のほかに、保湿成分が3種類配合されているため、美白と保湿ケアが同時にできるオールインワンジェルです。
ちふれ 美白うるおいジェルの効果
- シミ・そばかす予防
- 角層にうるおいを与えて乾燥や外部刺激を防ぐ
- ファンデーションの粉ふきを防ぐ
ちふれの美白うるおいジェルに配合されているトラネキサム酸は、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぎます。
ホルモンバランスの乱れでできる「肝斑(かんぱん)」というシミのケアにも効果的な成分です。
美白うるおいジェルには、ヒアルロン酸・トレハロース・油溶性甘草エキスという3つの保湿成分も配合されているので、うるおいジェル同様に保湿効果も期待できます。
カサつきを抑えてファンデーションを密着させる「うるおい下地効果」もあり、日中のファンデーションの粉ふきを防いでメイクキープにも効果的です。
ちふれ公式の製品ページを見ると、「うるおい下地効果」はうるおいジェルのページにはないので、美白うるおいジェルだけの効果かもしれません。
価格 | 108g 1,100円+税 詰替用 1,000円+税 |

ちふれのオールインワンジェル口コミ評価
ちふれのオールインワンジェル、うるおいジェルと美白うるおいジェルの口コミ評価を比較してみました。
全体的に評価は悪くはないですが、うるおいジェルはベタつく、美白うるおいジェルの方は美白効果が低いという声が目立っていました。
高評価、低評価の口コミでそれぞれ多かった声を見て、ちふれのオールインワンジェルは本当に優秀か探ってみます。
ちふれうるおいジェルの口コミ評価
◯ とにかく安いから購入しやすい
× 使う量を増やしても乾燥する
× 肌がピリピリした
× ベタつく
口コミでは安さを評価する声が多いものの、全体的には保湿力の物足りなさと肌への刺激があったことを嘆く声が多かったです。
保湿力が足りないということは、テクスチャーがベタつくと感じることと関係があるかもしれません。ベタつくということは、ジェルが肌に浸透しにくいということです。
肌表面がうるおっても、浸透しにくいと肌の内側の乾燥まではケアできません。
じっくり保湿ケアをしてうるおいを長持ちさせるというよりも、時間がないときに手早く保湿して一時的に乾燥を防ぐという印象です。
乾燥肌や乾燥しやすい秋冬は、化粧水や保湿美容液と合わせて使うのが良いでしょう。
特に多かったのが肌への刺激やトラブルが起こったという口コミです。
ちふれのオールインワンジェルは、無着色・無香料・アルコールフリーで敏感肌でも使えるはず。
ほかの成分が肌に合わない可能性以外で考えられる、刺激と肌トラブルの原因を探ってみました。
ちふれのうるおいジェルには、ニキビケア効果や肌荒れを防ぐ効果はありません。
ニキビや肌荒れをケアできるグリチルリチン酸2Kやアラントインという成分は入っていませんし、薬用ではないからです。
元々肌が荒れやすい、ニキビができやすい人は、ちふれのうるおいジェルを使っても肌荒れやニキビはケアできず悪化するかもしれません。
ちふれ美白うるおいジェルの口コミ評価
◯ ファンデの粉ふきが少なくなった
× 美白効果を感じなかった
× 肌荒れした
× ベタつく
一番気になる美白効果についてですが、美白効果を実感できたという声は少なかったです。
美白ケアがメインのはずなので、肝心の美白効果をあまり期待できないのは残念です。
うるおいジェルと同様にニキビや肌荒れ、刺激を感じたという声がありましたが、美白うるおいジェルも肌荒れ、ニキビケア成分が入っていません。
美白うるおいジェルは、美白ケアというより保湿ケア用のアイテムと考え、美白ケアが目的なら美白美容液を併用した方が良いでしょう。
ちふれ オールインワンジェルの正しい使い方
ちふれのオールインワンジェルをストレスなく使う方法をご紹介します。
プチプラのちふれのオールインワンジェルでも、正しく使えばしっかり肌が保湿され、メイクのりが良いみずみずしい肌に仕上げることが可能です。
ちふれ オールインワンジェルを使うベストタイミングと量
ちふれのオールインワンジェルは、朝晩の洗顔後に使います。
洗顔後の肌は水分が失われて乾燥しやすい状態なので、洗顔したら30秒以内にオールインワンジェルを塗りましょう。
使う量はパール2粒分です。
ベタつきが気になる人は使用量をパール1.5粒程度に減らしてみてください。
ちふれ オールインワンジェルの使い方
まず、朝晩共通の基本的な使い方です。
- 洗顔する
- オールインワンジェルをパール2粒分手に取り、おでこ・両頬・鼻・あごに乗せる
- ジェルを顔の外側に向かってすべらせるように馴染ませる
- 両手で顔を包み込むようにして3回ほどハンドプレスする
ちふれのオールインワンジェルは化粧下地の役割もあるので、朝はちふれのオールインワンジェルのあとにそのままベースメイクができます。
日焼け止め効果はないので、ベースメイクでは必ずUVカット効果の高いファンデーションを使ってくださいね。
パックとして使う方法もおすすめです。
パックとして使う場合は、使う量をさくらんぼ2個大に増やします。
- 顔全体にムラなく塗る
- 3〜5分放置
- コットンやティッシュでやさしく拭きとる
特に乾燥が気になる日のスペシャルケアに良いでしょう。
ちふれ オールインワンジェルの成分と効果の調査結果
ちふれのオールインワンジェル2種類の主成分と効果を調査、比較してみました。
成分を調査してわかったそれぞれの違いと、ちふれがプチプラでも安心して使える理由を紹介します。
ちふれ オールインワンジェル2種類の成分と効果の比較
うるおいジェル:
ヒアルロン酸、加水分解ヒアルロン酸、トレハロース、オウゴン根エキス
美白うるおいジェル:
ヒアルロン酸、トレハロース、油溶性甘草エキス
うるおいジェル:
なし
美白うるおいジェル:
トラネキサム酸
うるおいジェルは、肌表面に浸透するヒアルロン酸と角層まで浸透する加水分解ヒアルロン酸の2種類が配合されているのがポイントです。
肌表面と内側の両方にうるおいを与えるので、成分的に見ると乾燥に対する効果はうるおいジェルの方が高いと言えます。
美白有効成分は美白うるおいジェルのみに配合されているので、将来のシミを防ぐ目的で美白ケアをするなら美白うるおいジェルがおすすめです。
ちふれは成分配合量を公開しているから安心して使える
ちふれの公式ホームページでは、各製品の全成分と配合量を公開しています。
どんな成分がどれくらい使われているかわからないと、特に安い化粧品は使うときに不安を感じますよね。
化粧品の成分と配合量を公開するということは、他社に商品のレシピを公開していることになるのです。
会社的にはライバル会社に商品のレシピを公開することは望ましくないことですが、消費者に安全に使ってもらうためというちふれの想いが伝わってきます。
ちふれ オールインワンジェルQ&A

疑問が解消できれば、ちふれのオールインワンジェルのスキンケア効果を実感しやすくなります。ちふれのオールインワンジェルに多い質問にお答えします。
浸透せずに肌表面でジェルが乾くと、ポロポロとしたカスが出やすくなります。
ポロポロと消しゴムのようなカスが出るのは、オールインワンジェルに配合されているポリマーの影響です。
ポリマーはオールインワンジェルを作るために必要な成分で、肌に害はありません。
オールインワジェルを塗ったあとすぐにベースメイクをするのもNGです。
ベースメイクをする前に最低でも5分は時間を空けてください。
肌に触れたときジェルの感触が無くなり、手に吸い付くような質感になっていればメイクOKです。
ちふれのオールインワンジェルの化粧下地としての役割は、肌を保湿してなめらかにすることでメイクのりを良くすることです。
寝る前に使っても問題はないですし、クレンジングは必要ありません。
朝にオールインワンジェルを塗り、その日メイクをしなかったら夜は洗顔だけでOKです。
うるおいジェルと美白うるおいジェルのどちらも伸びがいいので、お風呂上がりに素早く全身の保湿ができて便利です。
スキンケア時に手に余ったジェルを手の甲に塗って保湿するのもおすすめですよ。
まとめ
- 普通肌
- ニキビができることが少ない
- 普通肌、オイリー肌、乾燥肌
- ニキビができることが少ない
- 手軽にシミ予防したい
どちらも普通肌とニキビができにくい肌質に向いています。
うるおいジェルは口コミでベタつくという声が多かったので、オイリー肌の人が使う場合は量を少なめにしてください。
保湿力は秋冬や乾燥肌には物足りない面がありますが、化粧水と併用するか、量を調整して使うことでカバーできます。
美白うるおいジェルは、うるおいジェルよりみずみずしいテクスチャーなので、オイリー肌の人でも比較的使いやすいです。
美白ケアは続けることが大事ですが、美白うるおいジェルはプチプラでコスパがいいので、お財布に負担をかけずに美白ケアを続けられます。
ちふれのオールインワンジェル2種類から、自分の肌質・目的に合う方を選んでみてください!
・記事の情報は最新の情報でない可能性があります。ご購入に際してはメーカーや販売元にてご確認ください。
・掲載情報について間違いや誤解を招く表現がございましたら、「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。