肌のお手入れに力を入れたいなら、美容液選びにこだわってみてください。化粧水や乳液はプチプラでも構いません。
美容液は肌に不足しがちな栄養を補う栄養ドリンクのようなものです。より質の良い美容液を選べば、元気を失った肌もみるみる元気を取り戻します。
今回は、使われている美容成分に着目して選んだおすすめ美容液をご紹介します。
筆者が実際に使ってみて、効き目を感じたものも合わせてご覧ください!
美容液の選び方
保湿成分にはセラミドを配合しているものを選ぶ
保湿はスキンケアの基本です。化粧水と乳液は、それぞれ水分と油分を肌に与えるために使います。
美容液は、化粧水と乳液で補いきれない保湿成分を与えるのが基本的な役割なので、まずは配合されている保湿成分にこだわりましょう。
色々な保湿成分がありますが、セラミドは元々肌に存在する天然の保湿成分です。
肌馴染みが良く、肌の天然保湿因子の働きをサポートし、角層のうるおいをキープしてバリア機能を正常に整えます。
健やかな肌の「角層」の中では、何層もの角層細胞が重なっています。そして、角層細胞どうしのすき間を満たし、細胞どうしや水分をつなぎとめているのが、肌の必須成分「セラミド」です。「セラミド」は、肌の奥から生まれてきます。
肌には、本来、乾燥やほこりなど肌荒れを引き起こす外部刺激から肌を守るための働きが備わっています。その働きのことを、肌の「バリア機能」といいます。
「セラミド」は、このバリア機能をきちんと働かせるための主役となっている成分です。充分な「セラミド」で満たされた肌は、バリア機能の働きが高く、外部刺激で肌荒れしにくい状態です。肌表面も、潤ってキメが整っています。
セラミドは年齢を重ねると減りやすくなるため、外から補給しなければ乾燥が進んであらゆる肌トラブルを招きます。
美容液でセラミドを補給して、肌のバリア機能を正常にキープすることはエイジングケアの基本なのです。
肌悩みをケアする美容成分にこだわる
美容液は保湿効果と合わせて、自分の肌悩みをケアする効果のあるものを選ぶのがベストです。
シミやそばかすをケアする美白美容液や、ニキビをケアするニキビ用美容液、毛穴美容液、シワ対策美容液など、色々な美容液がありますが、ポイントは「有効成分を配合しているかどうか」。
美白美容液なら美白有効成分、ニキビ用美容液ならグリチルリチン酸ジカリウムなど、それぞれの肌トラブルに効果があると認められた有効成分が配合されているか、チェックしましょう。
40代以降は肌の水分量を高める美容成分に注目しよう
年齢を重ねると、肌のうるおいキープ力が弱くなり、シワやたるみが目立ちやすくなります。
年齢を重ねた肌は、弾力や水分保持力が低下していきます。また、気温や湿度、紫外線を浴び続けたことによる乾燥の影響も。
さらに加齢にともなう女性ホルモンの低下も原因のひとつです。肌のはりや弾力、柔軟性が失われることで、深いしわができるのです。
シワやたるみ専用の美容液を使うのも手ですが、根本的な問題はうるおいキープ力の低下なので、うるおいを蓄える力を高めることが必要です。
うるおいを蓄える水分保持力を高める美容成分を配合している美容液を取り入れれば、保湿をしながらシワやたるみ対策ができます。
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