もし女性の肌悩みのランキングがあれば、毛穴トラブルは1位か2位にランクインするでしょう。
多くの方が悩む毛穴トラブルですが、毛穴パックやコメドプッシャーなど、間違ったセルフケアを続けることでますます悪化してしまいます。
頑固でセルフケアが効きにくい毛穴トラブルには、肌に負担をかけずに本格的なケアができる美顔器が効果的です。
毛穴がケアできる美顔器といっても、種類がたくさんあるので、どれを選べばいいのか悩みますよね。
今回は、毛穴トラブルをケアしたい人向けに、毛穴ケアにはどんな美顔器の機能が必要なのか、毛穴ケアに最適な美顔器の選び方からおすすめの美顔器を紹介します。
美顔器でケアできる毛穴の種類
白く目立つ白毛穴
毛穴がポツポツと白く浮き上がっているように見えるのは、角栓が詰まった白毛穴です。
毛穴の中に酸化した皮脂や、ファンデーションの粒子が詰まると、角栓が大きくなって毛穴を広げます。
毛穴が開く原因としては、皮脂腺の働きが活発で皮脂分泌が盛んであることが第一にあげられる.さらに過剰に分泌された皮脂が毛口に残って角栓を形成し、毛穴を押し広げることもある
白毛穴のケアは、角栓が詰まらないように、汚れを落とせる美顔器を使い、手では落としきれない細かい汚れまでしっかり落とすことが大切です。
黒く目立つ黒毛穴
性別、世代関係なく悩んでいる人が多い毛穴の黒ずみですが、実は黒毛穴には二つの種類があります。
- 毛穴に詰まった皮脂が酸化して黒ずみ、角栓と混ざり合ってできる黒毛穴
- 紫外線や摩擦刺激でメラニンが増え、毛穴周辺が黒っぽく色素沈着してできる黒毛穴
拡大鏡があれば、どちらの黒毛穴タイプが判断できますが、拡大鏡を持っていない人がほとんどですよね。黒毛穴は、手で触ってみても簡単に判断できます。
もし、手で黒ずみ部分を触ったときに、ザラザラとしていれば、皮脂が原因の黒毛穴です。
ザラザラしていない場合は、メラニンが原因の黒毛穴と考えられます。
黒毛穴は、白毛穴と同じように汚れを取り除く機能と、黒ずみが悪化・再発しないようにしっかり保湿ができる機能がついた美顔器で、汚れを落としながら皮脂のバランスを整えてケアしましょう。
メラニンが原因の黒毛穴は、美白ケアができる美顔器で美白有効成分をしっかり浸透させることが大切です。
ほおの毛穴の開き
ファンデーションをしてもほおの毛穴の開きが目立つのは、肌の乾燥やたるみが原因です。
肌が乾燥していると、肌がうるおいを求めて皮脂を余分に分泌させるため、毛穴が開いて目立ちます。
また、年齢を重ねるにつれて肌内部のコラーゲンが減少し、弾力が失われると毛穴が縦に開いて目立つようになるのです。
皮膚の真皮層では、常にコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンといった「皮膚のハリや弾力を保つための成分」が生成されており、これらは20歳くらいから自己生成力が衰え始めます。
その結果、年齢を重ねるごとに皮膚のハリや弾力が失われていき、重力によって下へ下へ下がり、毛穴も縦長に伸びて開いて行きます。
毛穴が丸く開いている場合は乾燥が原因の開き毛穴、ほおを上に向かって引っ張ったとき、毛穴が目立たなくなる場合はたるみ毛穴、と考えられます。
どちらの毛穴も保湿に特化した美顔器で、集中的に保湿をすることでケアできます。たるみ毛穴は、肌をリフトアップさせる機能もついた美顔器を使うと効果的です。