テレビ番組の録画をすることが多い、パソコンに保存するデータが多くて容量が足りない、という方は外付けhddを使いましょう。
保存していたデータを消して、改めて別のデータを保存する手間がかからず、たくさんのデータを保存できます。
外付けhddには、ポータブルタイプや据え置きタイプ、さらに接続方式や容量の違いなど、様々なモデルがあるので、選びにくいんですよね。
今回は、外付けhdd選びのポイントからおすすめモデルまでご紹介します!
外付けhddの選び方
①据置型とポータブル型、用途に合わせて選ぶ
据置型の外付けhdd:テレビ番組の録画や複数デバイスのデータ保存に
据え置き型の外付けhddは、常に同じ場所に設置して使うタイプで、大容量のデータ保存が可能です。
主に、テレビと接続して番組を録画したり、PCやスマホなど複数のデバイスのデータを保存する目的で使います。
ケーブル不要で無線で接続できるので、自宅やオフィスの空いたスペースに自由に設置でき、据え置き型といっても収納の邪魔にはなりません。
据え置き型の外付けhddは、テレビ録画用とPCのデータ保存用とで適した種類がそれぞれあるので、目的に合わせたモデルを選びましょう。
テレビ録画向け→24時間耐久仕様、テレビの型に対応しているもの
PCデータ保存用→ミラーリング対応、複数デバイスを利用するならネットワーク共有機能付きのもの、使用PCのOSに対応しているもの
ポータブル型の外付けhdd:外でPCを使うための携帯用
外でPC作業をすることが多いなら、外でも自由にデータを利用できるポータブル型の外付けhddがあれば安心です。
ポータブル型でも、容量が据え置き型並みに多いものもあります。
ポータブル型の外付けhddを選ぶときは、耐衝撃性のあるものがおすすめです。
②用途に合わせて容量をチェック
外付けhddは、同じモデルでも容量ごとに種類が用意されています。
容量が大きくなるとそのぶん価格も高くなりますが、データ容量が大きいものを選んでおくと安心ですよ。
仕事に使う書類や、趣味で撮影した画像のデータ保存用なら、容量は1TBあれば十分です。
テレビ番組の録画用なら、2TB以上の大容量タイプを選んでおけば、万が一容量が足りなくなったとき、お気に入りの番組を消す必要がありません。
ゲーム機で使用する場合は、ゲームソフトの容量が大きいので、1TB以上の物を選びましょう。
③接続方式をチェック
一般的な「USB接続」
外付けhddの接続方法の主流はUSB接続です。
USB接続には、USB2.0とUSB3.0の2種類の企画がありますが、データを転送する速度が速いUSB3.0がおすすめ。
価格はUSB2.0対応のものの方が安いですが、転送速度が早いものの方が大量のデータ保存がしやすいです。
使用PCがMacなら「thunderbolt接続」
AppleとIntelが共同開発したデータ転送規格で、Apple製のMacに使うと高速データ転送ができます。
使用コネクタはUSB Type-Cで、端子の裏表どちらでも接続可能です。
④メーカーごとにある得意な面をチェック
製品選びに時間をかけられないなら、大手メーカーから選んでみてはいかがでしょうか。
外付けhddで人気なのは、以下の三社です。
バッファロー
USB3.0対応の転送速度が早いモデルや、稼働中の音が静かに設計されているモデルなど、快適に使える外付けhddが多いです。
また、パソコンのデータ保存用やテレビ録画など、使用目的に合わせた豊富なモデルがあります。
I-ODATA
I-ODATAの外付けhddは、独自の冷却設計で本体が熱くなって負担がかからないように作られています。
24時間稼働するテレビ録画用や、パソコン使用時間が長い方におすすめです。
東芝
テレビ番組を高画質に録画できるモデルがあるので、画質にこだわってテレビ録画をしたい方におすすめです。
外付けhddおすすめ4選<ポータブル型>
1. BUFFALO ミニステーション HD-PCFSU3-Aシリーズ
・対応OS:Windows、mac
・接続インターフェイス:USB3.1
・容量:500GB、1TB、2TB
・耐衝撃性:ー
1万円以内で購入できる格安モデルですが、本体維持に便利な機能がついているので長く使えますよ。
本体の情報をクラウドに蓄積させ、故障をいち早く予測してくれる「自己診断機能」や「みまもり合図」がついているので、本体を丁寧に扱えます。
ACアダプターなどは不要、USBケーブルがあればすぐに接続して使えるので、外出先でも楽々。
データ復旧サービスも使えます。
2. Seagate テレビ録画対応 SGP-NX010UWH ポータブルタイプ
・対応OS:ー
・接続インターフェイス:USB3.0
・容量:1TB
・耐衝撃性:ー
こちらはポータブル型、テレビ番組録画に特化した外付けhddです。
アメリカのハードディスクドライブを開発製造するシーゲート製で、国外メーカー品になりますが、エレコムが国内のサポートを請け負っているため、故障やトラブルがあっても安心ですよ。
録画中の稼動音が静かで、テレビの電源に合わせて自動で電源を入切するので、待機中にかかる電力を節約できます。
Seagate(シーゲート)は、アメリカに拠点を置く、ハードディスクドライブ製造を行う企業です。
“世界中のデジタル・コンテンツを保存する”というコピーを掲げ、国際的に展開しており、もしかするとあなたがお持ちのPCにもSeagate製のハードディスクが採用されているかもしれません。
3. Transcend StoreJet 25M3 TS1TSJ25M3
・対応OS:WIndows、Mac、Linux Kernel 2.6.31以降
・接続インターフェイス:USB3.1
・容量:500GB、1TB、2TB
・耐衝撃性: ◯
本体の耐久性は米軍のお墨付き、という強力ボディが魅力のポータブルhddです。米軍の落下試験をはじめ、温度試験や振動試験、圧力試験をクリアするほどの耐衝撃性を誇ります。
データ管理ツールを公式ホームページから無料ダウンロード使用でき、大切なデータを安全に保存可能です。ワンタッチボタン搭載で、ボタン一つでバックアップができる利便性の高さも魅力です。
4. I-O DATA EC-PHU3W2D ポータブルタイプ
・対応OS:WIndows、Mac
・接続インターフェイス:USB3.0
・容量:1〜5TB
・耐衝撃性:ー
チェック柄のデザインがおしゃれなポータブルhddです。
サイズは手のひらサイズ、薄型、ケーブル1本で接続可能で、持ち歩いても荷物になりません。
小型なのに写真は約8万枚、動画は151時間も保存可能、転送速度も早く、見た目だけではなく性能もバッチリです。
容量のバリエーションが5TBまでと豊富なのもポイントです。
外付けhddおすすめ4選<据え置き型>
1. BUFFALO LS510Dシリーズ
・対応OS:WIndows、Mac、IOS、Android
・接続インターフェイス:USB2.0、LAN
・容量:1〜4TB
・ネットワーク共有機能:◯
・ミラーリング対応:ー
パソコンはもちろん、スマホやタブレットのデータ保存に便利な大容量hddです。
ネットワーク共有機能付きですが、初心者でも簡単に操作ができるガイド付き。
デュアルコアCPUがデータを効率的に処理し、大容量データも素早く転送します。
専用アプリを使えば、外出先でも自宅のhddのネットワーク共有機能にアクセスできるので、携帯型hddなしでも安心です。
2. I-O DATA 外付けハードディスク EX-HDCZシリーズ EX-HD3CZ
・対応OS:WIndows、Mac
・接続インターフェイス:USB 3.0
・容量:2、3、4、6TB
・ネットワーク共有機能:ー
・ミラーリング対応:ー
パソコンのデータ保存としてはもちろん、テレビ録画におすすめのhddです。テレビは10メーカー600機種以上に対応しており、ファンレス構造と静音設計により、夜中の深夜番組録画も静かに行います。
また、本体内部に断熱材を採用し、本体に熱がこもらないように排熱して熱負担を軽くします。データのバックアップも高速インターフェイスで素早く行うので、データ保存でも優れていますよ。
3. I-O DATA NAS HDL2-AAシリーズ
・対応OS:WIndows、Mac
・接続インターフェイス:USB 3.0、2.0
・容量:2、4、6、8、12TB
・ネットワーク共有機能:◯
・ミラーリング対応:◯
高級感のあるデザインに高速データ転送、データ保護技術や故障リスクの低減など、ハイスペックな据え置き型hddです。衝撃と振動に強く、振動によるハードディスクの劣化や騒音を防ぎます。
また、2ドライブモデルでデータを2台のhddに同時保存し、一方が故障しても安心です。
4. バッファロー LinkStation LS210DGシリーズ LS210D0101G
・対応OS:WIndows、Mac
・接続インターフェイス:USB2.0、LAN
・容量:1、2、3、4TB
・ネットワーク共有機能:◯
・ミラーリング対応:ー
バッファローのリンクステーションは、テレビで保存していたパソコンやカメラの動画、音楽を楽しんだり、他のテレビで地デジの録画を観れる機能がついています。
ネットワーク共有機能もついていますが、初心者でも操作しやすい導入マニュアル付きで、初期のセットアップはスマホからも可能です。
また、ウェブアクセス機能を使えば、外出先から自宅のhddにアクセス操作できるので、外でのPC作業に使えます。
外付けhddを長持ちさせるコツとは
外付けhddを長持ちさせるコツその1. 本体の熱を冷ます
熱がこもるとhddの機能が低下してしまうので、熱がこもらないように工夫しましょう。風通しの良い場所に設置、または冷却機で本体を冷やして排熱します。
また、長い時間使用しないときは電源を切ることも効果的です。
ただし、何度も電源の入切を繰り返すのはhdd本体の負担になります。データの転送はこまめに行うより、まとめて一度に行うと電源の入切が頻繁になりません。
外付けhddを長持ちさせるコツその2. 振動や衝撃に要注意
特にポータブル型のhddを取り扱う際は、持ち運ぶ際にうっかり落として強い衝撃を与える可能性があります。
外付けhddは精密機械なので、外観は壊れていないように見えても、振動や衝撃で本体内部のパーツが壊れて使えなくなることもあるのです。
据え置き型の場合はしっかり安定した平らな場所、できれば床との距離がない場所に置きましょう。ポータブル型の場合は、保護ケースに入れて持ち歩けば安心です。
おすすめ外付けhddでデータ保存も楽々!
パソコンやテレビの録画データ保存に便利な外付けhddは、データの容量はもちろん、接続方式や本体の耐久性などもチェックして選びましょう。
外付けhddがあれば、容量不足になるたびにデータを選んで消す、という手間もかかりませんよ!
・記事の情報は最新の情報でない可能性があります。ご購入に際してはメーカーや販売元にてご確認ください。
・掲載情報について間違いや誤解を招く表現がございましたら、「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。