ヘアアイロンの温度は何℃が正解?髪を傷つけない適温&使い方のコツ

髪のくせをまっすぐに伸ばしてサラサラのストレートヘアや、ふんわりカールヘアを作れるヘアアイロンですが、温度を意識したことはありますか?

ヘアアイロンは、使い方を間違えると、使うたびに髪が熱で傷んで、気がついたらパサパサに乾いたダメージヘアになってしまいます。

今回は、ヘアアイロンを使うときのベストな温度から、髪を傷つけない使い方のコツ、そしておすすめのヘアアイロンをご紹介します。

ヘアアイロンの温度を間違うとどうなるの?

ヘアアイロンの高温が髪に与えるダメージ

ヘアアイロンは高温で使うと髪が素早くセットできる、と考えていませんか?確かに高温ほど髪がまっすぐ、またはカールがつきやすいというメリットがあります。実際に、プロ仕様のヘアアイロンは200度まで温度が上がるように設定されているほどです。

しかし、髪は熱にとても弱く、高温のヘアアイロンを使い続けると、毛先がパサパサでまとまりにくい髪になってしまいます。

髪が熱に弱いのは、髪の主成分がタンパク質だからです。タンパク質は熱によって形を変えます。

例えば、肉や魚もタンパク質ですが、加熱すると身が縮んで色も変わりますよね。髪にも同じことが起こるのです。髪に高温の熱を当てると、髪の内部が変化して水分をキープできなくなり、スカスカの状態になってしまいます。

ヘアアイロンを使うと焦げたニオイがするのはなぜ?

ヘアアイロンを使っているときに、何かが焦げたようなニオイが発生したことはないですか?

または、ヘアアイロンで髪を挟めたとき、「ジュッ」という音を聞いたことはありますか?

焦げたニオイや焼ける音は、髪がヘアアイロンの熱で大ダメージを受けたというサインです。

肉や魚などを焼きすぎると、焦げたイヤなニオイが発生しますが、髪でも同じようなことが起こります。特に髪が濡れた状態でヘアアイロンを長時間当てると、焼ける音がして髪にダメージを与えやすいので要注意。

髪が熱によって変化する温度は、160度からです。

ダメージを防ぐためには、ヘアアイロンを160度以下でセットしたいところですが、160度以下だと髪に癖がつきにくく、結果的になんどもヘアアイロンを当て、ダメージが溜まります。では、髪のダメージを防ぎながら髪もしっかりセットするための適温は、何度になるのでしょうか。

ヘアアイロンの正しい温度とは

ヘアアイロンの正しい温度とは

ヘアアイロンの正しい温度は、ヘアアイロンの種類とヘアアイロンを当てる場所によって違います。温度の違いを知ってヘアアイロンを使いこなしましょう。

アイロンの種類別に適温をチェック

ヘアアイロンは、髪のくせをまっすぐに伸ばすストレートヘアアイロンと、髪にカールをつけるカールヘアアイロンの二つの種類があります。

  • ストレートヘアアイロン:適温170度以下
  • カールヘアアイロン:適温140度以下

適温をチェックしてみると、ストレートヘアアイロンとカールヘアアイロンは、どちらかというと高温のストレートヘアアイロンの方が髪が傷みやすい、と考えられます。

毎日ストレートヘアアイロンを使っている方は、ダメージに要注意です。ストレートヘアアイロンもカールヘアアイロンも、どちらも同じ場所に5秒以上アイロンを当てないようにしましょう。また、何度も同じ場所にアイロンを当てるのもNGです。

アイロンのベストな温度は180度

髪のくせがひどくて適温ではセットしにくい、という方の場合は、ヘアアイロンの温度を180度まで上げてみてください。180度は、髪のダメージが進む温度ですが、後ほどご紹介する髪の傷みを防ぐヘアアイロンの使い方で、髪のダメージを抑えてセットできます。

前髪は130度から150度の低温がベスト

最近は、前髪の内巻きカールや毛先を外ハネさせるなど、前髪アレンジが人気ですよね。

ヘアアイロンは、前髪アレンジにも使えて便利ですが、前髪にアイロンを当てる場合は適温は何度になると思いますか?

前髪は他の部分に比べると、髪の量が少なく、髪質が薄いので、比較的ヘアアイロンの効果が出やすいです。適温でセットしなくても、130度から150度の低温でも十分ヘアアイロンの効果が出ます。

200度の高温アイロンには要注意!

美容室などで使われる業務用のヘアアイロンの中には、200度まで温度が上がるものがあります。

素早くセットできる、くせ毛でもセットしやすいというメリットがあり、最近はプロじゃなくても通販で手軽に購入できるため、くせ毛で悩んでいる方々に人気です。

しかし、200度の高温アイロンは日本人の髪質に合わないのです。200度の高温アイロンは、外国人の髪の毛をモデルに作られたものが多いため、外国人の髪に比べて細い髪質の人が多い日本人には、ダメージが大きくなります。200度の高温アイロンは便利ですが、使い続けることで髪のダメージが増える可能性が高いので、あまりおすすめできません。

最近は男性でもヘアアイロンを使う人が増えており、男性にも200度の高温アイロンが人気です。男性の髪質は、女性に比べて髪質が固くて丈夫なので、使い方とヘアケアを正しく行えば、200度の高温アイロンを使ってもダメージを抑えられます。

髪の傷みを防ぐアイロン使いのルール

髪の傷みを防ぐアイロン使いのルール

ヘアアイロンの適温は160度〜180度ですが、十分高温なので普通に使うと髪のダメージが進んでしまいます。ヘアアイロンは、適当に使わず、ヘアアイロンの正しい使い方と、髪を熱ダメージから守る方法を合わせて使うことが大事です。

ヘアアイロン前に髪をブローする

髪が濡れている状態でヘアアイロンを使ってはいけません。髪が濡れているときは、髪を守っているキューティクルが開いているからです。キューティクルは閉じた状態で髪内部の水分を守っているので、開いている状態では水分が失われやすくなります。

キューティクルが開いた髪にヘアアイロンを使うと、熱で水分蒸発が進んでダメージが大きくなり、セットをしても乾燥でくせが戻ってしまいます。髪を洗ったあとにヘアアイロンを使うときは、必ずブローをして髪を乾かしてから使いましょう。

また、朝にヘアアイロンを使うときに、寝癖がついたままの髪に直接ヘアアイロンを使うのもNGです。

寝癖をヘアアイロンで直すには、何度もヘアアイロンを当てなければいけません。同じ場所に何度もヘアアイロンを当てると、髪の熱ダメージが増えます。寝癖は髪の根元からついていることが多いので、根元からミストタイプのスタイリング剤をつけ、ブローで寝癖をリセットしてからヘアアイロンを使いましょう。

熱から髪を守るヘアケアアイテムを使う

ヘアアイロンの熱から髪を守るために、ヒートプロテクト効果のあるヘアケアアイテムを使いましょう。髪全体に熱に強い洗い流さないタイプのトリートメントや、オイルをなじませて数分置いてからヘアアイロンを使ってください。

オイルでは、ホホバオイルが高温の熱に強くておすすめです。ヘアケアアイテムをつけた髪にヘアアイロンを使うと、セット後の髪のパサつきが抑えられ、毛先までなめらかな仕上がりになります。

髪をブロッキングしてヘアアイロンを使う

ショートでもロングでも、長さに関係なく、ヘアアイロンを使うときは部分別に髪をブロッキングして使いましょう。ブロッキングすると、ヘアアイロンの熱が細かい部分にまで伝わり、ヘアアイロンを当てる回数が少なくてもしっかりセットできます。

ブロッキングには、ダッカールや大きめのヘアクリップを使ってください。髪を上と下に分けるようにブロッキングすると、ヘアアイロンを当てやすくなります。

ヘアアイロンを髪に当てるのは5秒まで

ヘアアイロンの熱ダメージを増やさないために、髪にヘアアイロンを5秒以上当てないようにしましょう。毎回必ず時間を数えながらヘアアイロンを当ててください。

10秒以上ヘアアイロンを当てると、部分的に髪のダメージが進んでしまいます。ブロッキングをすることで、ヘアアイロンを当てるのが短時間でも、ムラなく熱が髪に伝わってキレイにセットできます。

ヘアアイロンを当てたあとは自然に冷ます

ヘアアイロンを使っているのに、髪のくせがすぐに戻る、カールが上手につかないという方は、アイロンを外したらすぐに髪をいじっていませんか?

ヘアアイロンによって髪に形がつくのは、熱が冷めるときです。

熱が冷める前に、アイロンを外した髪をすぐにいじると、形が崩れてイメージ通りの仕上がりになりません。ヘアアイロンを当てて外したら、表面の熱が冷めるまでは髪をいじらず自然に冷ましましょう。

アイロンは温度調整ができるタイプを選ぼう

アイロンは温度調整ができるタイプを選ぼう

お手持ちのヘアアイロンは温度調整できるタイプですか?

髪にいいのは、温度調整ができるヘアアイロンです。適温でヘアアイロンが使えるので、髪の熱ダメージを意識できます。

アイロンの温度調整の方法

温度調整ができるヘアアイロンは色々なデザインがありますが、おすすめは二つのタイプです。

  • 温度調整ボタンがプラスとマイナスになっているもの
  • ダイヤルで温度調整ができるもの

どちらも温度調整がしやすいので、面倒な設定不要でヘアアイロンが使えます。特に温度調整ボタンがプラスマイナスになっているものは、パネルがついていて温度をしっかり把握できておすすめです。細かい単位で温度調整できるものもあります。

温度調整ができるおすすめアイロン

パナソニック|カールアイロン イオニティ EH-HT11

カールアイロン イオニティ EH-HT11画像引用:Amazon
特徴
  • ダブルマイナスイオン発生
  • 髪にいいフッ素コーティング
  • 温度は120度と130度の二段階で調整可能

マイナスイオンが髪表面を包み込むことと、すべりが良く髪に刺激が伝わりにくいフッ素コーティングで、ヘアアイロンによる熱ダメージを抑えてくれます。カールヘアアイロンの適温は140度以下なので、カールがつきやすいでしょう。前髪のカールにもおすすめです。

ヘアアイロンを使うことが多い方は、マイナスイオンのように、ヘアケア効果のある機能がついているヘアアイロンを選びましょう。

公式ページ
詳細ページ

bamboosang ヘアアイロン ストレート

bamboosang ヘアアイロン ストレート画像引用:Amazon
特徴
  • マイナスイオン発生
  • 熱伝導性に優れたセラミックプレート
  • 30秒で180度まで温度上昇
  • 温度調整は七段階
  • 海外でも使用可能

マイナスイオンとコーティングにこだわりがある点は、パナソニックのカールアイロンと同じです。

短時間で高温になることと、海外でも使用可能ということがポイントになります。熱伝導性に優れたセラミックプレートを使っているので、30秒で高温になり、急いでいる朝も素早いヘアセットが可能です。

国際通用の電気仕様になっているので、海外旅行や出張でも使えます。ストレートヘアアイロンという名称がついていますが、内巻きや外巻きなど、カールヘアもセット可能です。

詳細ページ

温度調整ができないアイロンはどうすればいい?

手持ちのヘアアイロンが温度調整できない場合は、適温かどうか判断しにくいので、髪へのダメージが心配です。できれば、温度調整ができるヘアアイロンに買い換えましょう。有名メーカーのものでも価格は3,000円程度とリーズナブルなので、購入しやすいと思います。

ヘアアイロンをできるだけ長く使うコツ

ヘアアイロンは高温状態が長く続くアイテムなので、ドライヤーなどに比べると壊れやすいです。

一般的にヘアアイロンの寿命は、5〜6年と短めですが、使い方によってはもっと早い時期に故障してしまうこともあります。ヘアアイロンの温度が上がらなくなったら、故障のサインです。ヘアアイロンが故障する主な原因は三つあります。

  • プレートの劣化
  • コードの断線
  • 部品の劣化

プレートの劣化を防ぐためには、ヘアアイロンを使う前に髪につけるスタイリング剤やヘアケア剤を、ヘアアイロンに対応しているものを使ってください。ヘアアイロンとコードの接続部の断線は、360度回転コードを採用しているヘアアイロンを選ぶことで予防できます。

ヘアアイロンを使うとき、コードがねじれるのが予防できるので、断線しにくくなるのです。部品の劣化は、特に安いメーカーのヘアアイロンに多いので、あまりにも安すぎるヘアアイロンは使わないようにしましょう。

ヘアアイロンの温度は適温に設定して正しく使おう

今まで自己流に適当にヘアアイロンを使っていた、という方は、ヘアアイロンの温度を意識して使い方を見直してみましょう。

ヘアアイロンの使いすぎで髪がパサパサになったことがある、という方も、適温と正しい方法でヘアアイロンを使えば、髪の熱ダメージを防いで髪をキレイにセットできますよ。

まずは、手持ちのヘアアイロンが温度調整できるかチェックしてみてください。温度調整できないヘアアイロンなら、温度調整できるヘアアイロンに買い替え、髪に負担のかからないヘアセットを実践しましょう。

・記事の情報は最新の情報でない可能性があります。ご購入に際してはメーカーや販売元にてご確認ください。
・掲載情報について間違いや誤解を招く表現がございましたら、「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。